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じょさのん@語学屋さん
2021年1月24日 03:32
突然ですが、ドイツ語で「分かりません」「知りません」という時、正しいのは、次のどちらでしょうか?Ich weiß nicht. Ich weiß es nicht. 僕があまり違いを意識しないでごちゃ混ぜで使っていたので、ネイティブの友人に指摘されました。 正解は、「Ich weiß es nicht. 」です。 なぜ、「es」の入っていない方の「Ich weiß nicht」
2021年1月23日 01:51
ドイツ語では、人を表す単語には、ほぼ必ず男性形と女性形があります。 Studentは厳密には「男子学生」、Studentinは「女子学生」、そして「Studenten」は「男子学生たち」、「Studentinnen」は「女子学生たち」です。 それでは、「Student*innen」とは一体何なのでしょうか? 最近とみに見かけることが多くなった、このアステリスク。 これは、「ジェン
2021年1月22日 01:05
男性・女性・中性の3性があるドイツ語。 厄介なことに、語尾から3性を判別することはあまりできません。 そしてこの性の区別は、国名にも存在するのです。 国名の場合は、幸いなことに、殆どの場合が「中性名詞」です。 どの国が中性名詞かというと、冠詞を使わなくて良い国名が中性名詞です。 なので、Japan、Deutschland、China、Frankreich、Korea、Austral
2021年1月20日 03:06
今回もドイツ語の口語表現を順不同に書いていこうと思います。Wo waren wir stehengeblieben? どこまで話したんだっけ?Wo sind wir stehengeblieben?でも良いと思うのですが、見ていた動画では「waren」を使っていました。脱線した話を本題に戻すときに使う表現です。単に「Wo waren wir?」と言うときもあります。Darf ich
2021年1月19日 03:32
こんにちは!今回も、ドラマ等を見て拾ったドイツ語の口語表現を順不同にご紹介していこうと思います。Ich muss drangehen. 電話に出ないと。 ある二人が会話をしていたときに、不意に電話が鳴った時に、電話を受けた側がよく使うセリフです。「dran/gehen」は「電話に出る」という意味の口語表現。ニュートラルな言い方の例は「ans Telefon gehen」です。Er i
2021年1月18日 06:04
こんにちは。今回も、ドイツ語学習の悩みの種である文法性の区別について、覚えやすいコツはないか見ていきたいと思います。 前回、「金属は殆どが中性名詞」という記事を書かせていただきました。周期表に載っている金属元素は中性名詞であることが分かりましたが、それ以外の元素の文法性はどうなっているのでしょうか? 結論から言いますと、その他の元素についても、「基本的には中性名詞」です。そして、少ない例
2021年1月17日 05:07
こんにちは。 今回も、ドイツ語の難関である文法性の区別について、何か覚えやすいヒントはないか、試行錯誤の結果を書いていきたいと思います。 この記事では、「金属を表す名詞は中性名詞か」を見ていきたいと思います。僕の勝手な考えですが、金属が中性というのは納得できるのではないかと思います。 まず、「金属」そのものは「das Metall」。中性名詞です。英語と違いLが2つ重なるのに要注意で
2021年1月16日 05:49
こんにちは。この記事では、最近ドラマ等で耳にした口語表現を書いていこうと思います。順不同です。Das geht auf mich. おごりだよ。= Ich lade dich ein / Du bist eingeladen. Wie kommst du darauf? どうしてそう思うの?Ich hab's mir spontan anders überlegt. 急に気
2021年1月15日 04:24
こんばんは。今日は接続法II式の話です。 今日、和文独訳の文を作っていたときのことです。「まさか我が子が歌手になろうとは思いもしなかった」という文章を、僕は以下のとおり訳しました。これに対して、以下のように「werden würden」とした方が自然だ、というコメントがネイティブの学生からありました。このとき、ん? なんでわざわざwerdenを2回繰り返す必要はあるのだろうか
2021年1月14日 03:47
こんにちは。今回は、ドイツ語で四則演算をどのように言うかをご紹介したいと思います。まず、「足し算」「引き算」「掛け算」「割り算」は次のように言います。どれもラテン語由来なのでちょっと馴染みがないですが・・・。足し算(加法):die Addition、動詞はA mit D addieren引き算(減法):die Subtraktion、動詞はA von D subtrahieren掛
2021年1月13日 04:38
こんにちは。今回は、ドイツ語で日常的によく使う単語をいくつか紹介したいと思います。ここに掲げた単語は、僕が文法学習ではあまり習わなかった口語的な表現で、「教科書体」から抜け出す助けになりました。ドイツ語に限らず、どの言語でも、こういう単語を知っていると、会話がスムーズになるのではないかと思います。was, so wasこれは本当に重宝しました。しかも、文法書で習わなかった・・・(ど
2021年1月12日 02:54
本日、学校の授業で出てきて面白いと思った表現をご紹介したいと思います。「出世欲に燃える」という時、ドイツ語では、für die Karriere brennen (キャリアのために燃える)と言うそうです。この時の「brennen」は自動詞として使われます。日本語と表現がとても似ていて、面白いですね。日本語の表現をドイツ語に訳す場合は、どうしても別の表現で言い換える必要がある
2021年1月11日 01:13
こんにちは。今回もドイツ語の名詞の覚えにくい文法性についてご紹介していきたいと思います。今回のテーマは「犬種」(die Hunderasse)です。「犬」という単語が男性名詞(der Hund)なので、犬種を表す言葉も男性名詞なのではないか・・・?という安易な仮説のもと、調べてみることにしました。参考にしたのは主に以下のペディグリー社のドイツ語のサイトです。発音やスペルはDuden
2021年1月10日 01:31
こんにちは。ドイツ語の文法性(男性、女性、中性)は、見た目ではとても見分けにくく、学習者泣かせの学習事項となっています。今回はそのような「一貫した規則がなさそうなドイツ語の性」に、何かしらの規則がないかを考えていきたいと思います。この記事で取り上げるのは「お酒」です。なぜお酒を取り上げるのか? と言いますと、以前、ドイツ語の先生から、「酒を表すドイツ語の名詞は、ビールを除いて全て男