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箱根旅 バスに乗るなら よりお得

久々の登場、「乗換案内」エンジン担当です。

みなさん、旅は好きですか?
私は好きです。

旅行部門もありますし、乗換案内という事業をやっているだけあり、弊社ジョルダンにも旅好きは多いです。
noteにたびたび登場する「部長」も旅好きで年がら年中あちこち行ってますね。

私も独身時代はトルコライスを食べるためだけに長崎まで陸路オンリーで行ったり、ボルガライスを食べたくて福井経由で石川県に遊びに行ったり……

今は亡き北斗星に乗って余市へ行き、18きっぷで作並に行き、新幹線で江井ヶ島に行ったかと思えば、レッドアローで秩父、バスに乗って駒ヶ根と。

あちらこちらを旅し、いろんな乗り物に乗って、様々なものを飲み食いしたものです。

そんな私も結婚して子どもができると、なかなか気楽な独り旅には出れなくなりました。
楽しいんですけどね、東京~博多間新幹線乗り通しとか、トイレ行く間もない鈍行列車乗り継ぎとか。

しかし、子どもがいても、家族の思い出を作るためや、好奇心を刺激して見聞を広めるのにたまに家族旅行に行ってます。

今回はそんな乗換案内担当者が、7月頭にいった箱根への家族旅行について徒然なるままに記事を書いていきますね~。


一日目

行程

自宅~新宿~海老名~ロマンスカーミュージアム~海老名~強羅~旅館

子連れなので旅程は割とゆったりです。
あ、旅程は弊社「旅程案内」を使って作ってます。

便利なのでぜひ♪

自宅~新宿~海老名~ロマンスカーミュージアム

新宿から箱根だと鉄板はロマンスカーなのですが、今回は、ロマンスカーミュージアムに寄るため、のんびり鈍行です。

鈍行といってもさすがに各駅停車じゃなくて快速急行ですけれど。

小田急線は乗り入れが多く、いろんな車両が見れるのが楽しいですね。
小田急の車両はもとより、ロマンスカーも多種多様です。行きの間にGSEMSEEXEαは見たかな?

明日はこれに乗って帰るよ~と言ったら子どものテンションも爆上がりです。

鉄道とか車が好きな子たちなので、車両を見ては「じぇいあーるのみどりのでんしゃ!」「きー!」「こっちあおい~!」「きー!」「めとろー!」と大はしゃぎでした。
(ひとりショッカーみたいなのが混じってますが、本人的には色の名前言ってます…。まだ2歳なので言葉が上手くないのです)

楽しい車両を見ているうちにロマンスカーミュージアムに到着です。
海老名駅から歩いて1分!

歴代のロマンスカーの車両や、巨大なジオラマ、ロマンスカーがテーマのアスレチックなんかもあります。

RSE
ちゃんと新宿になってます!

ひとしきり遊んだ後は、併設のカフェでご飯。

ロマンスカーミュージアム~海老名~強羅~旅館

一日目はあとはほとんど旅館に向かうだけですね。
再び鈍行に揺られて箱根湯本へ。

本当はここから旅館最寄りの早雲山駅まで伊豆箱根バスで行くはずだったのですが、子どもがスイッチバックを見たい!というので、やむなく箱根登山鉄道に。

箱根湯本から早雲山まで、バスだと33分。乗り換えなし。
鉄道だと1時間7分、乗り換え1回。

バスはフリーパスもあるので結構楽なんですが、泣く子と地頭には勝てぬ😅

強羅駅前。籠編みの飾り付けがいいですね。

強羅駅で旅館の人にお迎えに来てもらいました。

とまあ、一日目は早めに旅館について、ゆっくり家族風呂に入り、美味しいごはんを食べて終了です。

二日目

行程

旅館~早雲山~芦ノ湖~大涌谷~箱根湯本~新宿~自宅

旅館~早雲山~芦ノ湖

さて、箱根観光は二日目が本番です!

といっても子連れですし、帰宅の時間もあるのでやっぱりゆる~く、箱根の景勝地、芦ノ湖と大涌谷を見て帰ります。

旅館からえっちらおっちら山道を登って、まずバスに乗るために早雲山の駅へ。

早雲山の駅前。見晴らしばっちり

昨日乗れなかったバスに乗って、芦ノ湖へ向かいます。
伊豆箱根バスで36分

モバイルチケットで箱根ワンデーフリーパスを買います(詳しくは後ほど)。

芦ノ湖ではぷかりぷかりと遊覧船に乗りました。

箱根神社の鳥居

湖からしか行けないように見える鳥居が神秘的ですよね。
海外の旅行客がひっきりなしにシャッターを切ってました。

あ、箱根、むちゃくちゃ海外の方多かったです。体感的には4割くらい。
コロナが明けて日本を訪れる旅行客数が戻ってきてるんだなあというのを実感しました。

芦ノ湖畔でお昼を食べ(お昼は子どもに食べさせないといけないので写真を撮ってる暇がない…)、再びバスに乗って大涌谷へ向かいます。

大涌谷~箱根湯本~新宿~自宅

バスに乗ってゆられてる🎵GoGo❢
そろそろとーまーりーます~🚍

というわけで大涌谷です。

噴煙と白茶けた谷は圧巻です!

大涌谷は以前一度来たことがあるのですが、そのときは霧がひどく…
数メートル先を見るのも難儀するほどだったのですが、今回は無事快晴🌞に恵まれました。ってか暑かったよ!!!

大涌谷とはよく名付けたものだと思います。

緑が広がる山間を大きく傷つけたような白茶けた谷が広く長く。
膿んだように所々が黄色く、常に煙っているその光景。
それと常に鼻先を苛む硫黄の匂い。

そこにある種ぞっとするものを感じるのは、人の手では為し得ない自然の暴威を感じるからかもしれませんね。

と、それっぽいことを言ってみましたが、そんなものはさておき。

大涌谷と言ったら、これ!

黒たまご!!!

ひとつ食べると寿命が7年延びると言われているあれです。

というか、今回の旅行の目的の一つがこれだったんです。

えーと、子育て世代にしかさっぱり通じないネタなんですが、NHK Eテレ「ピタゴラスイッチ」に「たまご会議」というコーナーがありまして。
その中にゆでたまごを取り上げた回があるんです。

このゆでたまごの回に、大涌谷の温泉黒たまごが紹介されてるんですね。
子どもがそれを食べてみたい!!というので、頑張って連れてきました

まあ味はぶっちゃけただのゆで卵ですよね。
(ちょっと硫黄っぽい香りはするかな?)

暑かったんで、たまごのほかにアイスもいただき🍦
帰途につきます。

最後まで伊豆箱根バスに乗って、大涌谷から箱根湯本の駅へ。
(バスの旅は、バスの時間に合わせて行程を組むのがパズルみたいでちょっと楽しい…)

ただ、伊豆箱根バスって割といい感じで。
大涌谷をぶらっとしてたまご食べて、こんくらいの時間かなーと見積ると、だいたいそれくらいに箱根を下るバスがいるんですよね。

箱根湯本からはロマンスカーで帰ります。
少し先の便で三人分の座席を確保してお土産を物色します。
あ、子どもも未就学児なのでほんとは運賃も特急料金もいらないんですけどね。ただずっと膝の上に載せるのつらいんですよ。

なので特急料金+運賃(大人の半額)を払って子どもの分も座席を確保します。
(未就学児でも小児用ICカード作れるんですよね。それ使えば小田急線内は50円なのでだいぶ割安だった…)

結構暑かったこともあり、さすがに子どももぐったりと疲れ、楽しみにしてたロマンスカーの中では爆睡してました😴

最後に

ちょっとだけ懺悔(と半ば宣伝)。

今回、バスを多めに使ってます。
というわけで、きちんと自社サービスを使おうということで、ジョルダンモバイルチケットで販売している「箱根ワンデーバスフリー」(2500円)を使いました。

今回は、このバス乗り放題(+いろんな施設のクーポン付)を生かした旅程を組んでます。

交通費シミュレーション

もともとはツーデーパス(3000円)を使う予定でした(元の行程の列)。

それだとバス利用だけでお得なところ、遊覧船のクーポンがあるので、トータルだとさらにお得になります(遊覧船周遊が1800円でその10%引き)。

ちなみに、今回は箱根湯本起点で旅程を組んだのですが、伊豆箱根バスは小田原起点なんです。
ツーデーパスで小田原からバスに乗るとさらにお得にできました。

上のシミュレーションの小田原起点の列ですね。本来3,680円かかるところ3000円で乗れる旅程を組めたなーと。
(って今記事書いてて気づきました。気づかなきゃよかった…。乗換案内作ってる人間としてちと恥ずかしい…)

とはいえ、実際使ったワンデーパスでも、クーポンがあったのでばっちりお得です。素晴らしい。

あ、それとモバイルチケットを使って感じた、費用以外のメリットがあります。

バスの支払いをするときアプリの画面を出すだけなので、圧倒的に気楽です。
バスって現金でも乗ってもICカードで乗っても、小銭があるかやチャージが足りてるか気になるじゃないですか。降りるときにもたもたするのも気が引けますし。
フリーパスだと出すだけでいいので、そこがノーストレスというのは、すごく楽だなと実際使ってみて初めて気づきました。

費用面のメリットもそうですが、こういう使い勝手の面からも「こうやって乗ると、モバイルチケット使い倒せてお得だよ!!」を分かりやすいサービスや機能を考えねば…と思った旅行でした。

まあ子供たちが楽しんでくれたのでいいか🎵
(どうせ大人になるころには覚えちゃいないでしょうが)

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