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20歳最後までミスの連続、不意に始めた”Cup of Excellence”へ誕生日募金イベント。
みなさん、こんにちは。ジョンミンです。
日に日に増していくニュース、溶けてしまいそうな暑さの中、どのようにお過ごしでしょうか?
この度、2021年8月9日で21歳になる私は”Cup of Excellence”というコーヒーの品質審査を行うNPO団体にFacebook社が提供する誕生日ドネーションイベント開設のサービスを利用し、寄付を集うことにしました。
単に寄付を募るための目的だけではなく、より多くの人に”一杯のコーヒー”にどのような想いが込められているのか、知ってもらいたいです。
ですので、ドネーションイベントをすることになった経緯を改めて紹介させてください。
1.不意に始まった、誕生日ドネーションイベント
ハプニングは数日前に気づきました。
ある日、FACEBOOKの通知を見ると....
”S** ***様から寄付がありました。”
”N******様から寄付がありました。”
理由がわからず、どういうことか通知開いてみると
「JongminさんがCup of Excellenceのための誕生日の募金キャンペーンをはじめました」というページに移動されました。
`Cup of Excellenceだと...あのコーヒーの...Cup of Excellence..!!?!?!?`
自分なんかが、自分如きが募金キャンペーンとか、しかも国際的にコーヒーの品質審査を行っている、あのCup of Excellenceへ寄付をするとか、これは恐れ多いことだなと。
そういえば誕生日が近づくに連れ、FACEBOOKより誕生日募金キャンペーンをしないかという通知が毎日届き、通知が嫌だった私は `ページをつくれば、通知が来ないだろう。`という安易な考え方で普段から興味があったNPO団体のCup of Excellenceを寄付先と指定し、募金イベントを作成してしまったのです。
2021年8月6日時点、高校の恩師や普段お世話になっている方よりすでに3名ほどに募金が募ってしまった状況。それにも関わらず募金キャンペーンのページは相変わらずFACEBOOKが推奨する初期定型文のまま。
20歳になって一年間、色々と社会で仕事をすることの厳しさを痛感しながら人との信頼、自分の行動に対する責任感、プロ意識などをとても試されたので、挫折と反省が多かった失敗の連続なのにも関わらず、20歳最後の最後までやらかしてしまいました。
しかし、20歳で最も学んだことは”ミスにどう対処するか”
失敗を失敗のままにせず、誠実に向き合い続ける姿勢が大事であるということ。
募金が募った以上、私にはこの募金がどこに使用されるのか、説明する責任があるなと思いました。
また、Qグレーダー(国際コーヒー豆鑑定士)の試験も残り、1ヶ月を控えている今。コーヒーに対する興味・関心・情熱はまさにピーク状態。改めて”なぜコーヒーがしたいのか?”という問を自問自答できる良い機会だなと思うので、この機会に今後のビジョンも踏まえて、説明させてください。
2."Cup of Excellence"とは何か?
Cup of Excellenceとは?
アメリカのNPO法人Alliance for Coffee Excellence (以下ACE)が主催しているコーヒー豆の品評会。各生産国で、その年に採れたコーヒー豆のランク付けをする大会のこと(KOHIIアプリの記事より引用)
Cup of Excellenceとは、最高品質のコーヒーにのみ与えられる栄誉ある称号です。この称号は、生産国ごとに非常に厳しい審査会を経て、その年に生産された最高のコーヒーに対して与えられます。
称号を授与されるコーヒーは、厳選された国内及び国際審査員であるカッパーによって選ばれ、審査会のプロセスの中で最低5回のカッピングが行われます。継続的に高得点を獲得したコーヒーのみが、審査会の次の段階へと進み、一握りのコーヒーだけが栄誉あるCup of Excellenceの称号を授与されます。(スペシャルティコーヒーのワタルの会社ホームページより引用)
コーヒー屋さんやロースターに訪れたときに”COE”というシールが貼られたコーヒーを見たことはありませんか?それはCup of Excellenceの品評会を経たコーヒー豆のことなんです。
コーヒーの美味しさには、個人の嗜好も大きく影響します。ワインもそうですね。ですので,必ずしも”COE”のシールが貼られたコーヒー豆が絶対的に美味しい!ということではないのですが、国際的な品評会で、”カッピング”と呼ばれる審査過程において、甘みや酸味、ボディ感、後味の余韻など様々な項目があるスコアシートのもとに採点された中でも高得点のコーヒー。
つまり、コーヒーのプロフェッショナルたちによって客観的に美味しいと評価できるコーヒー豆であるという証にはなります。
3.”一杯のコーヒー”が世界を変える
みんさんは一日、何杯のコーヒーを飲みますか?そして、どんなコーヒーを飲みますか?
缶コーヒー、スターバックなどの大きなチェーン店のコーヒー、古き良き日本の喫茶店で出してくれる深煎のコーヒー、そしてCOEを受賞するような”スペシャルティコーヒー”コーヒー素人ですので偉そうに書くことはできませんが缶コーヒーにしても、スターバックスのコーヒーにしても、喫茶店のコーヒーにしても、スペシャルティコーヒーにしても、このコーヒーが正しいからこれ以外は飲んではいけません!コーヒーとして認めません!と言えるほどの絶対的な基準はないと個人的には思います。
もちろん、好きなロースタさんから買ったコーヒー豆を朝ゆっくりハンドドリップで淹れて飲む以上の幸せはないです。けれども多様な種類のある缶コーヒーの中で、自分がこれは缶コーヒーにしては、美味しいと思えるこだわりを見つけることも一つ楽しみ方ではあるかもしれません。カフェイン目的で飲むことは、それはそれでありかなと思います。
ただ、大事なのは100円から700円,800円とするコーヒー一杯の中に
100g400円ほどから数千円までするコーヒー豆の価格の中で
なぜそのような値段が付けられているのか、その数字の先を想像するなのではないかなと思います。
コーヒーをどのように淹れているのか。
コーヒー豆をどのように焼いているのだろうか。
そのコーヒーの生豆はどのように日本に入ってくるのか。
そもそもコーヒー豆はどのように育てられるのか。
自分もまだまだわからないことだらけですので
より詳しい方に教えて頂きたいとことですが
コーヒーを勉強するとは、常に何かを追求し続けられる状況だと思うので
だからコーヒーがt魅力的だと個人的には思います。
4.21歳はどのようなコーヒーキャリアを描きたいか。
”仕事のレベルは自分で決めるものではない”
”信頼関係を築くことは時間がかかるけど、失うのは一瞬だ。”
以前、少しだけトライアルとして勤めさせて頂いたコーヒー屋さんのマスターが話されたことです。
間違いないなと。頭ではわかっていたにも関わらず、実践の場においてそれを行動に移すことは、個人的に考えすぎてしまう性格だからか素直になれず難しいなと体感する日々でした。
自分の理想と現実、でも現実の中で、どのように人々を喜ばせ、自分の理想も実現するか。
このような問は、この先も永遠と続きそうですが
まずは9月試験を控えているアラビカQグレーダーの取得
そしてKOHIIでのコーヒー関連ライター兼フォトグラファーとしての活動を積み重ねていきながら
20代、社会の中ではまだ1歳の気持ちで
素直に、スポンジ状態で物事を柔軟に、前向きで受け入れられる
そういう一年にしていきたいと思います。
いつか、Cup of Excellenceの品評会に招待されるような
一流の珈琲人を目指して。
ジョンミン(Jongmin)
プロフィールはインスタグラムより
「Instagram」
https://www.instagram.com/jong_lovecoffee/
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