友達にダンスを教わった日、久々に小っ恥ずかしさの海に飛び込んだ
ただただダンスを教わる。それだけ。
でもたくさん心が動いた時間だった!そんな一日の記録です。
昨日はずっと楽しみにしていた友達のダンスレッスンの日だった。
正確には、楽しみ半分、不安半分。
なぜならダンスが苦手だという自覚があったから。
単純に、運動神経やリズム感の問題、というのもあるが、
ダンスというのは、単なる運動ではなく、自己表現だと自分は思っていて、自分はそのプロセスに苦手意識を感じていた気がする。
一言で言えば、小っ恥ずかしいのだ。
経験が少ない分、ごまかしが効かない。まるで自分の内側を隠さず晒しているような気分になる。
だけどその分、文章での表現では得られないような、より野生的で刹那的な魅力をダンスには感じる。多分私はそこに惹かれるんだろうなぁ。
音楽は自分にとって欠かせないもので、ダンスも見るのは好きだけど、まさか自分がやるなんて!それがたとえ趣味や遊びの一環だとしても抵抗があった。
だけど、やっぱり私は音楽が好きで、ただただやってみたいという気持ちが勝った。
そして何より、友達に教えてもらえるというのが最強の背中押しだった。
彼女になら、自分のうまくいかない姿を見せても、あまり気にならないし、どうにかしてくれるだろうと安心して身を委ねられる、そう思ったのだ。
それに、彼女が前々からダンスを通じて人と関わりたい思いがあることも知っていたし、純粋に応援したいという思いももちろんあった。
レッスンの時間はあっという間で、本当に参加してよかったなと思った!
「リズムに乗れないまま、一生棒立ちなのではないか・・・」と心配していた私を、「意外と踊れた!」という感覚にまで持っていってくれた彼女はとても輝いて見えた。
友よありがとう、また1つ私の人生は華やいだよ。
結局、終始もじもじ、ソワソワとしていた私だったのだが、大人になっても小っ恥ずかしがれるような新鮮な経験ができることはありがたいな、と思った。
そして懐かしさを感じた。
思い出した。そういえば、私はシャイの星の元に生まれた人間だったのだ。
小さい頃から自己表現をすることがとっても苦手だったし、何をするのも恥ずかしかった。自分の話をするのも嫌だし、授業中に手を挙げたりするのも嫌だった。
そこから少しずつ殻を破り、範囲を広げ、人との出会いに恵まれた。
今は表現する楽しさを味わう人生だ。なんだか感慨深い。
そして昨日、友達の姿を見て、自分も好きなことや得意なことで人と関わる機会をつくりたいなと思った。
そして昨日の私みたいに、純粋に楽しめたり、心が動かされる時間を提供できたら、それは本当に素晴らしいことだと思う。
今の私がまずできること。
大切な人からもらった幸せを、言葉に込めて表現していこう!
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