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プロ野球背番号の話(閑話休題)2番


ドラフト指名選手(主に1位)の背番号予想

さっそく二回目の「閑話休題」です。
タイトルの通りです。
これをやるために、「背番号7」の更新を急いだまであります。
まだ日本シリーズも終わっていないので第二次戦力外通告も途中経過ですし、今後FAでの移籍も出てくるでしょうから、不確定要素の強い状況での予想ではありますが……。

バファローズ

ドラフト1位:横山 聖哉(上田西高)

高卒の遊撃手。2014年ドラ1の宗佑磨のようにいきなり一桁(6番)を与えたという前例があるものの、現在空いている一桁は「7」のみのため、ちょっと現実的ではないかと。他チームだとこういったケースで「51」を与えることが多いのだけれど、このチームはそれこそ「本家本元」なだけにそれも無理。
それ以外の上位の良番が「投手向き」に偏っていることもあり、敢えて「00」を避け「60」を本命に、将来の一桁昇格を見込みます。
このチームの今年のドラフト上位が高卒に偏っているため、近年活躍した選手の背番号昇格→空き番の変更も考えられるでしょうね。ですので、自信はかなり低めです。

マリーンズ

ドラフト1位:上田希由翔(明治大)

「外れ外れ外れ1位」とはいうものの、もともとドラフト上位候補ではあったし、そもそも「外れ1位」「外れ外れ1位」から数多くのスター選手が誕生していることから、それほど悪いジンクスでもありません。
大卒左打ちの内野手ということで、おそらく一桁が用意されるでしょう。
現在「6」「7」「9」が空いていますが、「9」はやや着用ハードルが高く、「6」もまずは外国人選手で色を消すのがこれまでのパターンと推測します。「7」は前任者も「左打ちの内野手」ですし、ちょうどいい。本人がこだわらなければ鉄板ではないでしょうか。

ホークス

ドラフト1位:前田悠伍(大阪桐蔭高)

ファンチームなので、少し多めに予想します。といっても、このチームの背番号予想が一番難しいのですが。
「高卒ナンバーワン左腕」ですが、今年は大卒投手が豊作だったこともあり、外れ1位の指名でした。このチームはいい意味でも悪い意味でも背番号の伝統を重んじないことに加え、FA戦線に積極的なことから空き番号がかなり流動的です。今年は現時点でかなり大胆な戦力外通告をしたため、空き番自体はそれなりにあるのですが……。
投手の良番と言えば10番台~20番台ですが、現在ホークスで空いている10番台は「10」と「15」。「10」は昨年まで投手の大竹耕太郎が着けていたとはいえ、「期待のドラ1投手」に与えて喜ばれそうな番号ではなく、「15」は藤井将雄氏の逝去以降20年以上空き番の事実上の永久欠番です。
20番台だと「25」「27」ですが、どちらも高卒投手というより大卒or社会人に合いそうな番号です。他チームだと「27」は捕手のイメージが強いですが、このチームに関しては平気で無視するので、とりあえず保留します。
というわけで本命は「30」。2011年ドラ1の武田翔太が入団時最初に着けた番号です。武田はのちに「18」に変更しますが、右左の違いはあれど、「高卒ドラ1投手」という共通点があるので、このあたりが落としどころではと思います。
あと左腕ということで「47」という予想もあると思いますが、それをあえて無視するのがこのチーム(実際、前任者は右腕)。

ドラフト2位:岩井俊介(名城大)

大学日本代表にも選ばれた右腕。「25」を与えるならこっちでしょう。

ドラフト3位:廣瀬隆太(慶応大)

なんだかいつの間にか「慶応閥」ができていたこのチーム。かつての巨人のようにフロントにOBでもいるんでしょうか。
奇しくも、先輩二人(正木智也、柳町達)がそれぞれ背番号「31」「32」と連番になっていることもあり、ここは「33」でどうでしょう?
実は「30」でも連番になりますが、前田が「33」より「30」のほうが似合うのではと思ったので……。

ドラフト4位:村田賢一(明治大)

秋季リーグ戦でさんざんミソつけて「ドラフト大丈夫か?」と心配していたところ、なんとか4位でプロ入りに。でもこのチームに明治のOBいたっけ?
空き番の「34」と「38」で迷うところだけど、どことなく体格が森唯斗に近い印象なので「38」で。

イーグルス

ドラフト1位:古謝樹(桐蔭横浜大)

現在「12」「13」「15」「16」「17」と投手の良番選び放題のこのチーム。たぶん本人の好きな数字を…となると思いますが、大学時代に着けていた「17」を選ぶのでは?

ライオンズ

ドラフト1位:武内夏暉(国学院大)

一昨年の隅田&佐藤W左腕GETに続き、「大卒ナンバーワン左腕」を4球団の競合を勝ち抜いて選択権獲得。これで斉藤大将がものになっていれば、立派な左腕王国の出来上がりだったんだけどね……。
現在空いている10番台は「11」と「18」。どちらもこれ以上ない良番なので、これも本人がどちらを選ぶ?という話になりそうですが、ここは敢えて空き番の期間が空いた「18」を。ここで埋めないとしばらく使えなくなりそうだし……。

ファイターズ

ドラフト1位:細野晴希(東洋大)

東都が誇るスピード左腕。ノーコンが嫌われ「外れ外れ1位」の評価だったが、下馬評は武内、常廣(カープ1位)に匹敵。というわけで、それなりの番号が与えられると思います。
ただ現在空いている10番台は「11」のみ。おそらく誰も着けられないと思うので、この場は無視します。
現在「15」を着けている上沢がポスティングによるMLB移籍とのうわさがありますが、同じような形で移籍した有原航平(現ホークス)が着けていた「16」も一年空き番だったことから、同様の措置が取られるものと思います。
また「14」を着けている加藤貴之にFA移籍の話があり、もし実際に移籍したら細野に「14」が与えられる可能性は高いでしょうが、この段階では予想に加えるべきではありません。現時点では、空き番で一番若い番号である「29」としておきます。

タイガース

ドラフト1位:下村海翔(青山学院大)

抽選無しの一本釣りで大卒屈指の右腕をGETしたタイガース。
まだ日本シリーズを戦っている最中のため、最終的な戦力外通告はまだ残っているものと思われます。よって現時点の空き番は暫定と考えますが、一応予想をしておくと、もうしばらく塩漬けにするであろうという予想を裏切り「19」でどうでしょう?

カープ

ドラフト1位:常廣羽也斗(青山学院大)

最初に指名を宣言して、競合下でも見事くじを引き当て「大卒ナンバーワン右腕」をGET。
ここは、岡田明丈戦力外で空いた「17」でほぼ決まりでしょう。

ベイスターズ

ドラフト1位:度会隆輝(ENEOS)

3年前、ドラフト指名なしで涙した二世選手が、3球団競合の結果、母校の所在地でもある横浜入り。外野手なので、もし中日が当たりくじを引いたら米食べられなくなって可哀想だな……と心配していたので安堵しました。
ここは、父(度会博文)が現役時代着けていた「4」がちょうど空き番なので鉄板予想。

ジャイアンツ

ドラフト1位:西舘勇陽(中央大)

報道で「17」に決定したとのことなので、略します。

スワローズ

ドラフト1位:西舘昴汰(専修大)

「西舘」なんてそんなありふれた苗字でもないのに、たまたま同学年(しかも同リーグ)に同姓の有望選手がいたせいで「じゃないほう」と呼ばれてしまった可哀想な選手。プロ入り後の活躍で見返してください。
スワローズのドラ1はあまり奇をてらわないことが多いので、素直に空き番の「11」。ただケガに悩まされることが多い番号でもあるので、注意してほしいですね。

ドラフト2位:松本健吾(トヨタ自動車)

スワローズは予想しやすいので調子に乗ってドラ3までやります。
ドラ2の松本は「28」でしょう。

ドラフト3位:石原勇輝(明治大)

そして石原は「35」。スワローズは空き番を順位順にはめていく傾向があるので、これは自信ありです。
ただし、トレード状況及びFA戦線によって変わってきますが……。

ドラゴンズ

ドラフト1位:草加勝(亜細亜大)

指名選手の明るい未来が全く見えないドラゴンズ。ドラ1の草加は投手だから米は食べられると思うけど、「ムエンゴカルテット」の一員に加わらないことを願うばかりです……。
現在投手の良番は「14」「16」「21」が空いていますが、「16」「21」は育成選手待機用と思われますので、「14」が大本命ですね。

答え合わせ

今後、同じく「閑話休題」でやるかもしれないしやらないかもしれません。
気分で。


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