見出し画像

父の絵葉書①

実家の整理をする中で、父の持ち物が出て来ました。
東京の観光絵葉書です。
検索して見たら“昭和30年初期の絵葉書”となっていたので、東京に行くことがあったのでしょう。

8枚セットの絵葉書は、どうも外国人向けの絵葉書だったようで、英語の解説も付いています。
今も変わらぬ風景があると思えば、変わってしまった風景もあってとても興味深いです。

上野、昔から桜の名所であったようです。

寛永8年(1631)江戸時代、重臣土井利勝が、東照宮造営にあたり寄進した塔ですが、寛永16年(1639)に焼失し、現在の塔は昭和33年(1958)に寄進されたものです。五層全体が和様式で、九輪までの高さは約36mあり、重要文化財に指定されています。

上野動物園側にあります。
皇居、白鳥って今もいましたっけ?
国会議事堂、変わりません。
靖国神社、ここも変わらないかな⁉︎
東京駅

2012年、元の東京駅への改修工事が終わり、
戦前の姿になったのですが、この絵葉書は、戦後の改修で、今の前の駅舎です。

今の東京駅です。


もう見られない東京駅です。
バックの八重洲方面に高層ビルが無いのも凄いです。

日本橋

昭和39年の「東京オリンピック」の時に合わせて、高速道路ができたので、これはその前の 上空に何も無い頃の日本橋です。
後何年かすると、また、このような日本橋に戻るとの事で、楽しみです。
よく見ると路面電車が走っています。
ドラマでもたまに昔のシーンでこの景色が出てくる事ありますよね。

浅草寺

少しおかしい所がありますよね。
そうです。
「雷門」が無いのです。
「雷門」は、右側に風神、左側に雷神が配される、朱塗りの山門で、門の中央には高さ3.9メートル、直径3.3メートルの提灯が吊り下げられていて、今や、浅草のランドマークとなっています。
1886年(慶應元年)火事によって消失してから100年ほど、無かったらしいのです。
と言っても、太平洋戦争後まで、色々な形の仮設「雷門」があったそうです。
日露戦争後などは、凱旋門が建った事もあったとか、、、
今の「雷門」は、1960年に松下電気の「松下幸之助」さんの寄進でできたものです。

今と比べるととても楽しいですね。

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?