キリエ

YCA3期/校正者。急に自分語りがしたくなった時に使います。

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人生第一四半期の覚書

序文  某所でパパゲーノ効果や実際の“パパゲーノ”たちの語ったことについて読んで、色々と思い出して、ついでだから文にしてみようかなと思った。現在26歳。フリーランスだけど実質フリーター。実家暮らし。趣味は小説の執筆と、最近はお笑いの劇場通い。セクシュアリティの話は自分でもよくわからないからあまり細かく話せない。肉体的には女性として生を享けている。 ※この文章には自傷行為等に関する描写が含まれますが、それらを助長・推奨する意図はありません 幼稚園  幼少期から斜に構えた

    • 漫才初舞台と解散について

      序文 初めて漫才で舞台に立ってみたので、それについて書く。なお、ここに出てくる「ハイパートラベル」というコンビは先日解散した。実に一か月半ほどの活動期間であり、実際に舞台に立ったのはたった一回である。解散の理由等も備忘録がてら後で書いておこうと思う。 「ハイパートラベル」とは まずはそもそもどんなコンビだったのかを紹介したい。  こちらのnoteにまとめてある通り、私はYCAというスタッフの養成学校に通っていたが、NSCという芸人を養成する学校のほうには通っていない。相方も

      • DOGMANと人間が透き通る瞬間について

        序文 「DOGMAN」という映画を見てきたので、それについて書く。なるべくネタバレは避けて自分の主観で感想を書くけれど、完全に避けられるとは思えないので、このくらいなら鑑賞前に見ても大丈夫だろうというエリアを最初に用意した。ちゃんと見たい人はもう何も読まずに見に行った方がいいと思うけど、ちょっとだけ他人の感想を聞いてから決めたい、みたいな人はそこだけ読んだらいいと思う。  基本的なことで言うと、私は大好きだし、手元に置いておきたい作品だと思った。そして見終えた時にすごく「うれ

        • YCAでの1年間について

          序文  最早隠すべくもないが、昨年5月からよしもとクリエイティブアカデミー(YCA)というところに通っていた。そろそろ検討しだす人もいるのかなと思ったので、少し早いがこの1年間にどんな生活を送っていたかをなるべく細かく書いてみようと思う。やや記憶にないところもあるのでその辺りは勘弁してほしいが、覚えている限りで引っ張り出してみる。 ※この記事の初稿は2月末に上がっているが、3月以降の内容は後からちょこちょこ加筆されている。 前提  大事なことなので先に書くが、そもそも私は

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        人生第一四半期の覚書

          悔しかった思い出と「ノンバイナリー」について

          序文 また思い出したことがあるので書く。これは人生で一、二を争う悔しかったことと言ってもいいし、ある意味では人生のターニングポイントになったとも言うべきことだ。例の如く中一の時分に起きたことで、それ自体は大変些細な(と表現していいと思う)出来事だったのだけど、その後に及ぼした影響がとんでもなく大きかった。  なお、この話に出てくる登場人物の誰一人として悪くないということは事前に申し添えておく。 経緯① 中学受験をして一貫校に入学し、文化系の部活に入った、というところまでは

          悔しかった思い出と「ノンバイナリー」について

          ここ最近の脳みそについて

           最近とても脳みそを使っている。これは本当にとても使っている。三時寝十一時起きみたいな生活をまずどうにかした方がいいという指摘はごもっともとして、起きてすぐシャワー浴びて飯、飯食ったら脳みそ、途中で別の脳みそ、更に別の脳みそ、戻って最初の脳みそ、晩飯食ってさらに別の脳みそ、途中で使った脳みそに戻って脳みそ、そして最後に脳みそを脳みそして趣味の脳みそしてそのまま間髪を容れず就寝、というようなことをやっていて非常にこれが疲れる。もう何言ってるか分からないと思うが疲れる。どの脳みそ

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          ここ最近の脳みそについて

          「熱中症」の思い出と眠気覚ましについて

          序文 時々猛烈に思い出すことがあったので言語化しておく。高校三年生の時に参加した夏の合宿のことだ。たぶん。大学一年生だったかもしれないけどまあ、誤差だろう。そのどちらかの年だとは思う。 背景 中高一貫の進学校だった母校は部活も中高一貫というところが少なくなく、私が所属していたのもそういう部活だった。中一から高二までが所属し、高二はその年の文化祭が終わると次の三役を選出して引退する。ただその後も次の三役への引継ぎがあったり、普通に手が足りなかったりで部室に顔を出すことはある。

          「熱中症」の思い出と眠気覚ましについて