【屈辱】名門野球部エースでアイドル並みに可愛い彼女持の勝ち組人生が後輩に負けて全てを奪われる

主人公 大橋隼人 (3年生、名門野球部のエース)
ヒロイン 橋本桜 (3年生、名門野球部のサード専属マネージャー、よくアイドルにスカウトされるくらい可愛く隼人の幼馴染で現在隼人と交際中)


ライバル 山﨑拓 (1年生、名門野球部投手控え)

名門野球部ではスタメンが絶対的な権利を持っていた。寮の部屋もホテルのスイート並で練習場には個室の控え室に個室練習場、美人の専属マネージャーそしてこの野球部のスタメンは基本的に全員プロ指名される。これらの特権を得ようと200人を超える野球部員は必死に練習に励んでいる。

主人公の大橋隼人は昔幼馴染の桜を甲子園に連れて行くと約束していた。その夢を叶えるため名門野球部に入部した桜もマネージャーとして入部した。このチームでは部員は実力主義だがマネージャーは年功序列であり1年2年は洗濯や食事の用意をし3年のマネージャー11人はスタメン9人とセットアッパーとクローザー1人にそれぞれ専属マネージャーが付く。専属マネージャーは3年の中から好きな人を選ぶことが出来る。エースである僕は1番最初に選ぶ事が出来て当然桜を選んでいた。桜は1年の頃から人気で先輩達は専属マネージャーにしたがっていたが、3年マネージャーからの猛反対もあり隼人以外の男の専属マネージャーになった事はなかった。専属マネージャーがやる事は多く選手が起きている時間は基本的に付きっきりでサポートを行う。

隼人と桜は恋人同士であることもあり同棲のような状況となっていた。
隼人「おはよう」
桜「おはよう隼人、ご飯の準備出来てるよ?」
隼人「おはようのキスしてよ」
桜「仕方ないなー///」
照れながら桜は隼人にキスをした。
桜は部活内でも大人気で隼人から奪おうと躍起になっている部員が多かった。
隼人「今日は争奪戦だな」

スタメン争奪戦は毎月行われるスタメン入れ替え戦である。この対決に負けるとスタメンの座を奪われてしまう。この争奪戦に参加できるのは一軍のメンバーだけである。
桜「隼人くんなら大丈夫だよ!」
隼人「あぁ、絶対勝つよ笑」

そして桜と腕を組みながら争奪戦の会場に入場する。
挑戦者達は整列して待っている。
全選手が集まる中桜を連れてこの会場に入るのはいつもながら優越感を感じる。周りの選手が桜を見ている視線を感じる。中には桜を見ただけであそこが大きくなっている。それくらいに桜は魅力的であった。

監督「今日は争奪戦だ!各々準備はいいか!」
監督の掛け声と共に争奪戦が始まった。
各ポジションによって勝負は異なる。
ピッチャーのポジションはスタメンメンバーの全員と1打席勝負を行いその結果で勝ち負けが決まる。
まず隼人がマウンドに上がる。
9打席中3安打打たれる。しかし全国常連のスタメンが相手である為これくらいは問題ない。次に投げている挑戦者の田中は7安打打たれている。
監督「田中、情けないお前は2軍だ」
隼人は争奪戦に勝った。
桜「流石隼人!」
と言ってキスをしてくれた。
隼人「エースの座と桜は誰にも渡さないよ!」
隼人は争奪戦後部屋に戻り桜と一夜を過ごした。

次の日2軍に落ちた田中の代わりに山崎という1年生が1軍に上がった
1年生の山﨑拓は桜を目的にこの学校を選んだ程である。しかも山﨑は口だけでは無く1年生ながら実力もあり隼人としても意識せざるおえない選手であった。
桜「そういえば山﨑くん今日から一軍なんだって?」
隼人「あぁ、1年では歴代最速らしいな」
桜「次のスタメン争奪戦に出てくるよね」
隼人「負けるつもりはないよ」

1軍練習場にて
拓「今日から一軍に合流した拓です。ピッチャーやってますよろしくお願いします!」
監督「来週の争奪戦は拓は隼人と対決となる」
隼人「はい、負ける気はありません。」
拓「隼人先輩!胸を借りるつもりで頑張ります!」
練習が始まり、
隼人の練習には常に桜がよりそう。
桜「隼人ナイスボール!」
隼人「絶好調だぜー」
桜に汗を拭いてもらったり、褒められたりしながら気持ちよくピッチング練習をしていると拓が現れる。
拓「隼人先輩調子良さそうですね!」
隼人「あー絶好調だよ」
拓「争奪戦が楽しみです!桜先輩!隼人先輩に勝ったら僕の専属マネージャーになって下さいね笑」
桜「ふふ、隼人に勝てるかな?」
拓「まあもしもの話ですよ笑」
拓はそう言うとその場から立ち去っていった。
隼人「なんなんだあいつ」
桜「前に山﨑くんに告白されたことあるんだよね」
隼人「は?まじかじゃあ桜狙いかあいつも」
桜「見たいだねー、これはますますエースの座を譲れなくなったね笑」
隼人「渡すつもりはないよ笑てか桜あいつに興味あるの?」
桜「無いよー、隼人君だけだよ!」
隼人は満足気に頷いた。

月に1回の休みの日に隼人と桜は遊園地にデートをしに行った。桜はスタイルも抜群で白ブラウスにジーパンのシンプルな服装でもよく似合っていた。


桜「久しぶりだね遊園地」
隼人「そうだな中学以来だね」
桜「明後日はいよいよ争奪戦だね」
隼人「ああ、絶対に負けたく無いね」
桜「負けちゃだめだよー、負けたら私奪われちゃうんだから笑」
もし負けても桜と恋人である事には変わりないが拓の専属マネージャーになってしまえば桜は拓に付きっきりになってしまう。そしたら桜の心が変わってしまうかもしれない。隼人は絶対に負けられない戦いである事を再認識した。

争奪戦当日

まず隼人が勝負に臨む
主軸2人にヒット性のあたりを打たれてしまったがそれ以外のメンバーは抑えた。
隼人「流石うちのチームのクリーンアップだな。まずまずの結果だ」
桜「お疲れ様!ナイスピッチング!」
そう言うと桜は汗を拭いてくれる
拓「おお!流石隼人先輩!うちのチーム相手に3安打は中々いい結果ですね!」
次の拓の番が始まる
拓は次々と三振の山を気づいていく。
4番バッターにだけヒットを打たれたもののその他は三振で抑えてしまった。
隼人「な、ま、そんな、、」
拓「よっしゃー!これでエースだ!」
監督「拓!よくやった、これでお前がエースだ」
拓「隼人先輩、どんまいっす笑笑。あ、桜先輩も貰ってきますね笑」
隼人「ふざけるな!」
拓「ルールですからね笑、先輩の特権は全部貰いますね笑」
隼人はこの瞬間スタメンとしての特権を全て拓に奪われる事になる。
隼人「桜、すまない」
桜「仕方ないわ、来月勝てばいいじゃない」
拓「桜先輩!行きましょう!部屋の引越ししないと!」
桜「わかってるよー」
そう言うと桜は拓の元に行ってしまった。

部屋に戻ると自分の荷物はもう外に出されていた。自分1人で狭い寮に引っ越しをする。屈辱的であった。部屋の中から拓と桜の声が聞こえてくる。拓と桜は仲良さそうに荷物の整理をしている。さっきまで自分がいた場所に拓がいる。そして興味ないと言っていた桜は甲斐甲斐しく拓をサポートしている。隼人は激しい嫉妬に駆られていた。

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