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暑さ対策は肩にくる

筋肉は水分の貯蔵庫らしい。だから体に筋肉がいっぱいある人は、熱中症になりにくいのだとか。だったら、夏が来る前に筋トレをして、筋肉を増やさないと。そう思っていたのに、相変わらずの体型のまま、夏をむかえようとしている。

暑さ対策のため、日傘を常に持ち歩いている。日傘があるとないとでは体感温度が全然ちがう。ぜひ子どもたちにも習慣づいてほしい。夏の暑さに男も女も関係ない。サングラスも、あるとないとでは疲れ具合が全然違う。今年は透明のサングラスを買った。薄いブラウンや薄いブルーのサングラスもかわいらしくて、それらも欲しくなる。

首につけるネッククーラーを、今年初めて買った。3年ほど前から街や公園で見かけるようになり、気になってはいたが、効果のほどはどうなのさ、とずっと思っていたため買っていなかった。予想通り、炎天下では冷たさは長持ちしなさそうではあるが、自宅から最寄り駅まで歩く10分の間だけでも、首を冷やしてくれたらそれでいいんだと、ここは割り切る。ほんのりと冷たさを感じるのは間違いないのだから。

タオルを濡らして首に巻くのもいいけれど、洋服の首まわりが濡れてしまい、ちょっと使いにくい。人と会う予定がないのであれば、それで構わないのだけれど。冷やした保冷剤を、大きめの薄手のハンカチで包んで首に巻く方法が、今のところ一番しっくりきていて、去年、一昨年の夏はそれで外出をしている。

保冷バッグに保冷剤を入れて持ち歩いてもいる。歩いて駅に到着したとき、目的地に到着したとき、ちょっと足が止まったときに、保冷剤を顔や首に当てて冷やすと気持ちがよい。100円ショップで売られている、クマとかオレンジの絵がついている小さい保冷剤を持ち歩いているが、もっと立派で機能性のある保冷剤をネットで見つけてしまった。

ピーコックという会社が出している、携帯氷のう。ミニアイスパック、という名前がついている。見た目はコンパクトな水筒。中にはやわらかいシリコンの筒が入っている。筒の中に水を入れて、筒を冷凍庫で凍らし、それを水筒のような容器に入れて、持ち運ぶ。ネッククーラーも保冷剤も、炎天下ではすぐに冷たさが失われてしまうのだけれど、このアイスパックなら大丈夫。ずっと冷たい。今月使ってみて、とてもよかったから、違う色も買おうと思っていたのだが、品切れになっている。他のサイトだと、なんか高い。それでももう1つ欲しい。ミニアイスパック。

子供と外出するとき、自分と子供の暑さ対策のために必要なものがたくさんある。水筒3つ、携帯氷のう1つ、保冷バッグの中に保冷剤や凍らせたゼリー。ネッククーラー2つ、携帯扇風機2つ、日傘1つ、扇子1つ。これらをカバンに入れると、カバンはふくらみ重くなる。リュックでもトートバッグでも、肩にずっしりくる。本当は、子供用の日傘や予備の凍らせたペットボトルなんかも持ち歩きたいのだけれど、それではさすがに荷物が多すぎか。

首にかける扇風機を買ってみたいと、長男が言った。確かにそれもよさそうだ。それを買ったら、夏の外出時の持ち物がさらに増える。私にとって夏は、肩との戦いだ。荷物運び係として、やっぱり筋トレは必要だ。


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