るんるんめろん

夫、小6男児、小2男児、の4人暮らし。 専業主婦歴10年以上。社会復帰を模索中。 元英…

るんるんめろん

夫、小6男児、小2男児、の4人暮らし。 専業主婦歴10年以上。社会復帰を模索中。 元英会話講師。

最近の記事

残暑のお年玉

自宅のクローゼット内の、自分の洋服を整理した。引き出しの中にしまってある靴下を全て取り出し、使っていない靴下を3足ほど処分した。そのとき、お年玉袋を4つ見つけた。あぁ、これは。やばいやばい。 一ヶ月ほど前、長男に聞かれた。お母さん、ぼくのお年玉どこにあるの、と。私は答えた。お母さんは持っていないよ。お母さんはもう預からないことに決めたじゃん。あなたが自分で持っているはずだよ。長男は言う。いや、ぼくは持っていないよ。お母さんでしょ。私は言う。違うよ、お母さんじゃないよ。お年玉

    • 特等席を死守

      次男のスイミングスクールの送迎をしている。晴れの日は自転車で、雨の日は歩きで。次男が泳いでいるあいだ、私はプールの見学席に座って本を読んでいる。 このスイミングスクールに通い始めたきっかけは、それまで通っていた、スイミングスクールが入ったジムが、破産してしまったから。破産の連絡が私たちのもとに来る前日に、私はそのジムを訪れていた。その日、次男がスイミングと同時に通っていた体育スクールのインストラクターの方や受付の方と、また来週、という挨拶を私は交わしていた。インストラクター

      • ライスパワー

        去年の夏、自宅で保管していたお米に虫を発生させてしまった。自宅の納戸にお米袋を置いていたのだが、猛暑により納戸の温度と湿度が上がっていたのだろう。お米は冷蔵庫で保管を、という話は聞いたことはあったが、これまで実際にやったことはなかった。お米袋に書かれている注意事項を、これを機に細部まで目を通してみた。お米を保管するときは、室温と湿度に気をつけましょう。保管場所は冷蔵庫が理想ですよ、としっかり書かれていた。 そんな昨年の失敗があったため、今年の夏はお米を買い過ぎないように心が

        • 去り行くワゴン

          今月滞在したホテルの1階ロビーには、無料で利用可能なお菓子コーナーがあった。ホテルに到着後、フロントでチェックインの作業をしていた私は、お菓子コーナーには寄らずに部屋に向かった。部屋に入ったあと、子どもからチョコレートの包み紙を渡された。子どもたちは1階のお菓子コーナーでチョコレートを取って食べていた。ハーシーズのチョコレートだった。羨ましかった。ハーシーズのチョコレートはもう何年も食べていない。私もあとで食べなくちゃ。 その後、ホテル1階のお菓子コーナーには、ロータスビス

          じこせきにん

          家族旅行をしてきた。3世代で2泊3日の旅。場所は静岡県伊豆市。家族皆が疲れすぎてしまわず、かつ退屈にもならないような旅の行程を組んだ。お盆の時期ではないとはいえ、道路の混雑状況がどのくらいのものなのか、実際に行ってみないとわからない。グーグルマップを見つめ、渋滞があった場合は目的地到着までプラス30分はかかるかな、などと考え、時間に余裕をもたせたスケジュールにした。 入念な下調べとイメージトレーニングが功を奏し、全体的に満足度の高い旅となった。ひとり旅やふたり旅なら、宿だけ

          YouTubeについて考える

          子どもがYouTubeを見て笑っている。声に出して笑っている。声に出して笑うなんて、これほど幸せなことはない。ゲーム配信の動画を見て笑っている。あまりきれいな言葉を使っていないゲーム配信だった場合、お母さんはこうゆう言葉はあんまり聞きたくないから、この動画じゃないものを見て欲しいな、と言ったことはあったけれど、今はあまり口出しはしていない。 YouTubeに限らないが、面白そうな動画が次から次へとあらわれるのが、動画配信の魅力であり、困った点でもある。延々と観続けてしまう。

          YouTubeについて考える

          ポイント10倍デーを待つ

          梅雨が明けた。と同時か、それよりも少し早くに、就寝時に冷房をつける日々が始まった。電気使用量が増え、7月から9月までの3ヶ月間は、電気代が高くなることがわかっている。そんななか自分ができることは、ドラッグストアのポイント10倍デーを待ち、そのときにまとめて、日用品などの買い物をすることだ。厚切りジェイソンさんが言っていた。1000円節約したということは、1000円稼いだのと同じことだと。厚切りジェイソンさんが言うのだから間違いない。たかがポイントされどポイントなのだから、堂々

          ポイント10倍デーを待つ

          モンロビア・レイキャビクだった

          Outlookのメールの受信日時がずっと狂っていた。受信日時が、夜中だったり明け方だったりしていた。Outlookが、ここを日本じゃないどこか違う国だと勘違いをしているのだろう、とは思っていた。メールの受信日時が正確じゃなくても、私はなにも困らないから、このままでいいやと、ずっとそのままにしていた。 昔はHotmailという名前だったが、いつの頃からか、Outlookという名前に変わった。調べてみると、2013年にOutlook.comの提供を開始、となっている。2013年

          モンロビア・レイキャビクだった

          金網の先のチョココルネ

          そこはいつも薄暗い。晴れの日なのか曇りの日なのか、それさえあいまいで、ただその場所が薄暗いことは、間違いない。この金網は一体なんなのだろう。私よりも背が高く、どこまでも続く金網。この金網で囲まれた中には、一体何があるのというのか。 子どもの頃、祖母の家まで行く道のりの記憶だ。自宅を出発し、新幹線に1時間半ほど乗車したのち、電車に乗り換え、そして電車を降り改札を抜け、金網の横を歩き続けると、祖母の家に到着する。金網の横を歩いている私たちの上には、巨大な幹線道路がある。幹線道路

          金網の先のチョココルネ

          夢のマイカー

          運転免許証を持っていない。ペーパードライバーというわけでもなく、私は全く運転ができない状態にある。生まれ育った地元で暮らしているのであれば、これはあり得ないことだ。実家の近くにバス停があるから、かろうじて、バスを利用すれば、生活に困らないのかもしれない。朝バスに乗って駅に向かい、働いて、就業後にスーパーに寄って、バスに乗って帰ってくる。休みの日も、バスに乗って、駅に向かい、電車に乗って、少し遠くの街へ遊びに行く。とは言え、基本的には車は一家に一台、というより、一人一台持ってい

          焦りと疲労と小躍りと

          キッザニア東京へ行ってきた。昨年に続き、2回目である。 初回となった前回は、張り切って、第一部9:00〜15:00と、第二部16:00〜21:00の両方の時間を利用することができる、"ONE TWO PLUS"というチケットを購入した。その結果、長男はワークショップも含め、11個のパビリオンを体験し、次男は9個のパビリオンを体験をすることができた。キッザニア東京はとても楽しい場所として、子どもたちの記憶に刻まれた。 2回目の今回は、第一部しか購入していない。来場者は大勢い

          焦りと疲労と小躍りと

          メロンパンナといつまでも

          全く同じぬいぐるみを2回買ったことがある。メロンパンナのぬいぐるみだ。 理由はわからないが、アンパンマンのぬいぐるみの中で、長男はメロンパンナがお気に入りだった。長男が1歳のころ、私は外出時にメロンパンナを持ち歩くようにした。長男はベビーカーが苦手な赤ちゃんだったため、移動の際は常に抱っこをしていた。抱っこひもで長男を抱っこし、長男と自分の体の間に、メロンパンナを差し込む。そうすると長男はごきげんだったし、私自身も、自分と長男とメロンパンナと、3人で歩いている感覚になり、そ

          メロンパンナといつまでも

          NewJeansを聴く

          NewJeansが本日日本デビューです、とテレビで言っていた。自分にとってはまだ名前しか知らない彼女らには、すでに世界中にファンがいるのだろう。今の女子中高生が羨ましいと思っている。皆、清潔感がある身なりをしているからだ。日本のアイドルも韓国のアイドルも、かわいらしくてきれいで、且つ清潔感もあり、それらが街中で見かける10代の服装に影響しているのだろう。 私が女子中高生だったころはコギャルが流行っていた時代で、その流行りは私の住む田舎町にも届いた。私自身も含め、周りもなんと

          暑さ対策は肩にくる

          筋肉は水分の貯蔵庫らしい。だから体に筋肉がいっぱいある人は、熱中症になりにくいのだとか。だったら、夏が来る前に筋トレをして、筋肉を増やさないと。そう思っていたのに、相変わらずの体型のまま、夏をむかえようとしている。 暑さ対策のため、日傘を常に持ち歩いている。日傘があるとないとでは体感温度が全然ちがう。ぜひ子どもたちにも習慣づいてほしい。夏の暑さに男も女も関係ない。サングラスも、あるとないとでは疲れ具合が全然違う。今年は透明のサングラスを買った。薄いブラウンや薄いブルーのサン

          暑さ対策は肩にくる

          グリーンティーはいかが

          緑茶を飲む人が減ってきている、という話はもう何年も前から聞いている。お茶どころで育った私でも、実家を離れ、自然と緑茶を飲む回数は減ってしまった。コーヒー、紅茶、麦茶にほうじ茶。ルイボスティーに白湯。緑茶のライバルはたくさんいる。私が通った小学校では、給食時に緑茶を飲んでいた。銀色の大きなやかんに緑茶が入っており、それが児童のコップへ注がれていく。昔友人が言った。お茶しようって言葉、緑茶を飲もうってことかと思ったよ。それは本当にそのとおり。お茶しよう、というのは、カフェに行こう

          グリーンティーはいかが

          ガチでマジで

          ガチでマジでヤバイって。エグいって。小6の長男がよく口にする言葉である。それはいいことが起きている状況なのか、悪いことが起きている状況なのか。詳しく説明をしてもらわないとわからない。 かつては自分も同じだったのかもしれない。マジでうけるね、などと言っていたはずだ。おぎゃーおぎゃー、と泣いていた赤ちゃんが、少しずつ言葉を覚え、流暢に話すようになり、やがて言葉が乱れ、口が悪い場面が増えてくる。自然なことなのだろう。思春期の入口に立っている子を持つ母親なのだから、それらのいわゆる