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酒井法子・裏裁判

2023 3/11(土)

これまで、新作落語を600本近く作って発表してきた。
その殆どが、2015年より始めた、実話をネタにするドキュメンタリー落語である。
今回紹介する演目は「酒井法子・裏裁判」という噺だ。

「酒井法子・裏裁判」 2015年 12 / 21 ねりま落語ライブにて初演

あらすじ

2009年10月26日。
日比谷公園には、雨にもかかわらず、午前中から長蛇の列が出来ていた。
この日、酒井法子こと、本名・高相法子(当時)の初公判が東京地裁で行われた。
有名人の裁判を傍聴するには、抽選券に当たらないといけないのだが、
この酒井法子裁判は、連日マスコミが煽り続けた為、抽選倍率が、オウムの麻原裁判を越えてしまうという前代未聞の事態になった。
そんな倍率をあげた内の一人が、俺である。
果たして、はらしょうは、抽選券を当てたのか?
そして、その日法廷で見た、もう一人の酒井法子とは・・・
渾身の、傍聴ドキュメンタリー落語「酒井法子・裏裁判」
 
俺は元々、傍聴が好きで、一時期、趣味のように東京地裁に通っていた。
有名人の裁判は滅多にないので、別段、酒井法子のファンという訳ではないが、非常にミーハー気分で抽選券に並んだ。
当時、落語家の前座になりたての頃だったから、とにかくネタが欲しかったのだろう。
ちなみに、この数年後、清原裁判にも並んだ。
酒井法子ほどではなかったが、それでも、倍率は凄かった。
もちろん、それも、落語にした。

という訳で、今回は三遊亭はらしょうの演目紹介、
「酒井法子・裏裁判」でした。
真実は落語より奇なり。

 
 
 

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