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【リユースビジネスの新兆候】『再販・レンタルプラットフォームの自社提供』について解説します!

こんにちは!
二次流通で、顧客とのつながりをつくる『Selloop』の長谷川です。

リユースビジネスでは、ブランドを利用するエンドユーザー同士が
利用済み品を売買したりレンタルし合うプラットフォームを、ブランド社自らが提供する
という『プラットフォームサービス』の展開を考えることが出来ます。

とはいっても、具体的なイメージが湧きにくいと思いますので
今回は、新たにリユース事業への参入を検討し始めている企業のご担当者様や
既にリユースビジネスを行っている企業のご担当者様に向けて

「再販・レンタルプラットフォームサービスの仕組み」「メリット/デメリットや具体的事例」
について解説していこうと思います。


1.プラットフォームサービスの流れ


通常、リユースに関心のあるユーザーは、以下のような流れで
製品を取り扱います。

①ユーザーがECサイトで購入した製品を利用

②別のユーザーへ販売したりレンタルを行う

このとき、サードパーティのCtoCのフリマアプリや中古品売買サイトを使うのが
現在では一般的ですが

再販やレンタルを、ブランド企業が自ら展開したプラットフォームで行わせることで
様々なメリットを享受することが出来ます。

2.プラットフォームサービスのメリット

フリマアプリや中古品売買サイトではなく
自社ブランドで再販レンタルのプラットフォームを持つことにより
純正、既知である企業のもと取引を行えるという、顧客の安心感・信頼性が高まります。

また、新品購入と合わせた一体的なブランド体験をデザインすることにより
顧客に愛着を持ってもらえたり、製品購入の利便性の向上が期待できます。

更に、会員制ビジネスを展開しているなどのコミュニティ基盤がある場合には導入しやすく
そうしたコミュニティを強化する手段として活用できます。

例えば、「良いモノを丁寧に使い、受け継ぐ」、「活動を通じて環境保全に貢献する」といった
世界観で展開することで、ファンコミュニティの活性化につながるかもしれません。

3.プラットフォームサービスの具体的事例

代表的な海外事例としてはAirRobeのサービスが挙げられます。

AirRobe公式サイトより

AirRobeはブランドECサイトの「購入画面に再販やレンタルができる機能」
一貫性を持って挿入できるサービスを展開しています。

ユーザーはブランドサイトでの購入時にワンクリックでこの仕組みを理解・利用でき
後日、購入製品の再販、レンタル、リサイクル、寄付を選択することが可能です。

4.プラットフォームサービスのデメリット

再販売サービスを行うデメリットで代表的なものとしては
プラットフォームの構築にリソースがかかることが挙げられます。

取引プラットフォームのUI/UXや、検査・真贋機能、配送手配サポート機能等
比較的工数の掛かる対応が求められるということです。

また、コミュニティ基盤があればプラットフォームは導入しやすいものの
裏を返せば、導入には熱量の高いコミュニティ基盤の必要性があるともいえます。

5.デメリットを回避するためには…?

いかがでしたか?

自社ブランドでプラットフォームを持つことはユニークなメリットがある一方で
実際にやるとなると、リソースの消費やコミュニティ基盤を構築する手間がかかるなど
数々のデメリットも存在します。

そこで、二次流通支援サービス「Selloop」では
再販・レンタルプラットフォームサービスの安全な実施を、
ビジネス設計のコンサルティングや各種開発・制作の代行、業務BPOによって
PoCの段階から支援しています。

御社の現状から、再販・レンタルプラットフォームサービスの実施までを
デメリットを最小限になるよう、手厚くサポートいたしますので
Selloop webサイトより『noteを見た』とお気軽にご相談ください。

この記事が、御社の再販・レンタルプラットフォームサービス導入の契機になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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