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溶け合って還る

もしかしてこれが無の境地?

っていう気付きというか感覚のようなもの。

東洋医学的な鍼灸をしていると、嫌でも氣(エネルギー)を感じなければ務まらない。

その解像度がさらに上がって細かくなっていくことで、この不調の元になっているエネルギーの淀みは○○だなって分類が可能になっていく。

この分類には様々なものがあって、人と人の交流によるものもある。

同じ空間にいるだけでも、生命は呼吸の様にお互いのエネルギーを交換している。

それはその時の体や心にとって良い物、悪い物もどちらも交換される。

淀みをたくさん受け取り過ぎてしまうと、具合が悪くなる事もある。

その反対も同じで、クリアなものを受け取ると浄化のようにクリアになっていく。楽になる。

この良い物、悪い物は、受け取る人のOSのようなものに基づいて分類されていくようだ。

例えば添加物は完全悪だって強く思っている人が、よくコンビニ弁当を食べる人の近くにいると具合悪くなるとか。

この人の考え方が嫌いとか、すぐ感情をむき出しにする人が嫌いだ、みたいな場合でも、トラウマ的な触発以外にも、このエネルギー交換によって拒否反応が起きているのでは?と思う場面もある。

生理的に無理っていうのもその一つの派生なんじゃないかと。

それと、シェディングっていわれる現象?や、化学物質過敏症のアレルギー反応も、これと似た様な作用で起きている人もいるのではないかと考えている。
(もちろん全部がそうというお話ではない)

※ちなみにこれに関するお話も以前こちらで書いてありますので、併せてお読み頂くとおもしろいかもしれません。

このように、物質の交換で気分や体調が変わる事もあるように感じられると、そもそも全ての物や生物も素粒子的な小さい物質であるならば、交わる事は普通に起きるから体調への影響もあるだろうという見方も出てくる。

その前提があったうえでたどり着いたのだけど、
その交わりが全ての範囲で水のように溶け合っていけば、「私」という存在がどこかにいってしまう感覚になった。

思考すると私という存在がまた確立するような感じで境界線はできるのだけど、また交わるようにしていくと、私は私である以上に、この世界や宇宙の一部に還って、全ての存在の中にある、私も溶けていくという感覚になっていく。
こうなると全てが穏やかというか、善も悪もなくてただ流れの中にいたり、一つなんだなって感じもある。

施術においてもこの感覚になると、体の中で要らないものと判断して外に出そうとしているのもわかるようになってくる。

この要らないものにもフォーカスすると、その人が大切にしたいものと、受け付けられないものの境目のようなものも感覚的に理解できる感じになって、上記のようにこの人の体や心のOSのようなものが要るか要らないかを判断しているのだろうなぁと、ふと我にかえる感じになります。

(このコンピュータのOSのようなものは、きっといろんな言い方や見方があって、波長とか周波数とか、信念や思い込み、遺伝子などが関わっているのかも。)

要らないものも、その時はそうだったとしても、今後どう変化するかわからない。

これも上記のように溶け合っていく感覚になると、良い悪いではなくて、ただあるものとして認められるようになる感じがする。そうなれたら要らないって事はなくなるのかもしれない。

といっても、極端な毒物となるものはやっぱり体は受け付けられないので無理でしょうけど。。

(それに、だからといって体に優しくないものを積極的に食べようというお話でもない。関わりたくない人と無理して関わらないといけないというお話でもない。そういうものもどう考えるか、どう受け取るかは自由です。)

そんな感覚ベースでいくと、万物は氣でできているという東洋思想と共通しているように思うし、真理なんだろうなって思う。

そうそう、いわゆる悪いものをもらってしまうという現象も、この無意識というか、自然に生じているエネルギー交換によっておきているはず。

自分も含めて全てが小さい物質でできていると感じられる様になると、もはや言葉のやり取りも若干めんどくさくなる(笑)

このエネルギーの質感を言語化したらこういう感じ、という翻訳で頭を使う感じが結構大変な時もあるので。。

長々突拍子もなく書いたけど、これも良い悪い、正解不正解の基準で判断せず、そういう世界観もあるだろうねって緩くでも受け止めてもらえたら嬉しい。

実はこれが心身ともに健康状態にも密接に結びつく要因の一つなので、もっと細かく書きたい部分はあるのですが、自分自身も短時間で整理しきれないので、何かしら伝えるために書きたいなーって事を思いつくがままに書いてみた感じです。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

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