言われないとやれないならやらない方がいい
言われないとやれないならやらない方がいい
意味:自分の意思があっても、人に言われてからやるならやらない方がいいということ。
対義:自学自習
(例)いやぁ、やりたいことは色々あるんだけど、自分からやろうと思わないことは結局実現しないんだよね。やっぱり、「言われないとやれないならやらない方がいい」ってこのかもしれないね。
何かを始める時、人に言われてから動くってことありますよね。もちろん、それがきっかけで始めて、上手くいくことはあると思いますが、往々にして、上手くいかないことが多かったりします。
例えば、
「それ絶対良いよぉ!やった方がいいよぅ!!」
なーんてこと言われたことはないですか?その気にさせられて、乗せられて、自分の意思以上の力が働くことでやってみるものの、自分の思うようなものではなかったり、上手くいけばいいですが、上手くいかなかったり失敗したら、自分の責任ではなく、言ってきた人のせいにしてしまったりするようなことがあるのではないでしょうか?
思惑に乗せられるジョーカーゲーム
「早く宿題しなさい!」
「今やろうと思ってたとこ!!」
こんな会話を誰もがしたことがあるんじゃないかと思いますが、これなら可愛いものですが、厄介なのは、自分でも気付いていない価値を見出され、そこまでならいいんですが、無責任に言うだけ言って、持ち上げて、上手くいったらおいしい所は持っていき、失敗しても知らんぷりで何の責任も取らない。
そんな風に仕掛けてくるような人が実際にいるし、自分自身も気をつけないと、コロッといかれてしまう可能性があります。
これは、「ジョーカーゲーム」では良く使われる手法なんですが、周りを固められて、頼らざるを得ない状況を意図的に作られ、逃げ場がなくなる。詐欺や宗教は、こういった手口ではありますよね(^^;;
自分に自信がない人なんかには、とても効果的なので、自信を失っている時とかには要注意ですね。
何事も「やらされてる感」があるうちはうまくいかない
自分自身に意思がある場合、もう一つ気をつけたいのは、人に言われてからやると、「やらされてる感」が生まれるということです。
中には、「やらされてる感」がある方が力が出せる人もいるかもしれませんが、ウラヨミすれば、それは利用されていることにもなるし、それを知ってしまったらいい気はしませんよね。それに、自分にとっては成功しても失敗しても、損にしかならない可能性もあります。
もっとフカヨミすれば、成功も失敗も、しないよりもした方がいいし、本当の目的は、成功することでも失敗することでもなく、どちらも経験することかもしれません。なので、言われたことでやったとして失敗しても、後からしてみれば、それも必要なこととして仕組まれていることだってあります。そうするかしないかは自分次第なのですが、少なくとも、言われないとやれないうちは、本物ではないということです。
自分一人でもやる覚悟があるか
何かを始める時、誰かに言われないとできない、誰かの力がないとできないのであればやらない方がいい、とは言っておきます。
極論、一人ででもやろうと思えないことは、いつまでたっても実現しません。仮に、誰かの力が必要で、協力者がいないとできないとしても、原点としては「自分一人ででもやる!」という覚悟と気概がなければ、何も始まりません。むしろ、その覚悟を決めるから、本物の仲間も現れたりするものです。
実現させるために仲間を見つけるより、その覚悟を決めた方が、逆に本物の仲間が見つかるものです。
本気の覚悟を、この世界、宇宙に行動として表したら、相応の反応が起きてくるはずです。それは、いつどのような形でどれだけくるかわかりません。ただ、言われてやっているようでは、仲間も集まらないし、実現もしないでしょう。
もし何かを始めるなら、「自分一人ででもやる」という覚悟を決められるか。それで自分の心に問うたらいいのではないでしょうか?
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