_翔んで埼玉_埼玉ポーズ二階堂ふみ_GACKT

ぶっ翔んで埼玉!

昨日は、地上波初放送となった『翔んで埼玉』をやっと観ました。
私の地元は愛知ですが、いつの間にか私も埼玉県民になっており、埼玉県民として観ました。ついつい「埼玉ポーズ」を取ってしまいましたね(笑)

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とても愛のあるディスだとも思いましたが、それは埼玉に対してはそうですが、1番の被害者は群馬でしたね(笑)

埼玉は、海なし県のの代表のような言われ方をしていて、住みにくい県1位になったこともあり、目立った名産もなく、貧乳日本一などと、首都圏でありながら、「ダサいたま」と言われてしまっています。

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コンプレックスが原動力になる

映画のオチとしても、そんなコンプレックスがあったからこそ、「日本埼玉化計画」「世界埼玉化計画」を進め、埼玉文化を日本に弘めることができたんだと思います。

特に、「海がない」ということが、一番大きなコンプレックスとして描かれました。海を求めんがあまり、地下を掘り進め、ライバルの千葉の海ではなく、茨城の海から海水を引くという計画もありました(笑)

ライバル千葉の絶対的な自信は、「海があること」でした。埼玉と千葉はライバル関係が取り出たされる時、千葉はことあるごとに「海」と「ディズニー」を手にマウントを取ってきます(笑)

しかし、埼玉だって海位はなくても捨てたものではありません。スーモによると、住みたい街ランキングでは、大宮や浦和はトップテンに入りますが、千葉は船橋が24位でトップ。さいたま新都心は23位にも入っているので、埼玉の街が千葉のトップより三箇所も入っています。

それに、秩父は映画などでの舞台になることが多く、『あの日見た花のなまえはまだ知らない。』や、虹見式でも取り上げた『心が叫びたがってるんだ。』や、『空の青さを知るものよ』など、「秩父三部作」と言われる長井龍雪監督の人気アニメーション映画の舞台になっています。

他にも、今実写ドラマになっており、「神アニメ虹見式アワード2019!」の第7位にもノミネートされた『女子高生の無駄遣い』も、「さいのたま女子高等学校」という架空の学校ではありますが、さいたまが舞台となっております。


このように、海はなくても、埼玉だって負けていません(笑)


上も下も、視点を変えれば逆転できる

ちなみに私は、今は埼玉県民ですが、千葉にも2年住んでいたことがありました。なので、どちらの味方でも敵でもありません。どちらが上でも下でもないと思います。それぞれ違いがあり、魅力があって、価値があります。

映画では、埼玉も千葉もディスられ、馬鹿にされて描かれてはいましたが、結局は、今の自分を認めない限り、変わることはできません。コンプレックスを持っている人はたくさんいると思いますが、コンプレックスがあるからこそ、それを受け入れて認めることができれば、価値にすることができるものです。何もなく、うまくいっていれば、そのままです。

弱いから強くなれる。
ダサいから格好良くなれる。
無駄だから必要になる。

そんな風に、『翔んで埼玉』は、価値をひっくり返すことを描いた作品と言えるかもしれません。

どちらが上か下か、人によって、視点によって変わります。正義も悪も、立場によって変わります。

まだ観ていない方は、そのような大事なことを、笑いながら観てみてはいかがでしょうか?

あと、百美は男ってことでいいんでしょうか?ぱるるがことあるごとに「これBLだよ?」と突っ込んでいましたが、実はBLだったってことでオケ?

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