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コードギアス名言Vol.37「しつこい男は嫌いなんだけど(カレン)」

物語と名言

ブリタニアと黒の騎士団の戦争が始まった。

ゼロの策により、租界の外縁部は崩落し、ブリタニア軍は多大な被害を受けた。前線にいた大将のコーネリアも巻き込まれれ、黒の騎士団将軍の藤堂に狙われる。コーネリアの騎士であるギルフォードが藤堂を引き受け、時間と共に、落ち着きを取り戻したブリタニア軍は、グラストンナイツを中心に陣を立て直していた。

スザクも、ユフィの仇を取る為に、ランスロットに乗り込もうとするが、鍵を上司のロイドに取られていた。戦争は特派の目的ではなく、出撃命令が出ていないから、命令違反になる為、「ダメだよぉ〜」と言うロイドをスザクが殴り、

「俺がゼロを倒す。邪魔はさせない、俺がやるんだ!」

と鍵を取り返した。

黒の騎士団の準備は進み、マスコミを占拠し、ナナリーを守る為にも、アッシュフォード学園を占拠する事にも成功した。ゼロが姿を現し、「司令部として使う」と迫ると、戸惑う生徒会のメンバーを収める為に、カレンは正体を明かす。ギアスによって記憶を失っているシャーリーだけは引き下がらなかったが、そこにランスロットが現れたとの報告が入る。

カレンが紅蓮弐式に乗り、ランスロットを止めに行く。フロートシステムを使い飛べるランスロットに対し、不利な紅蓮だったが、互角に渡り合っていた。ランスロットの左腕部を掴み、輻射波動で破壊すると、ランスロットは左腕部をパージし、咄嗟にバリスで紅蓮の右腕部を破壊し

「ゼロはどこだ!」

と、バリスを突きつけられ、追い詰められたカレンの今回の名セリフ。

「しつこい男は嫌いなんだけど」
「そうか。ならここで」

と覚悟を決めるスザクとカレン。そこに、

「待て!君に対する執着が私の甘さだったようだ。断ち切る為にも、一騎打ちにて決着をつけたいのだが?」

と提案すると、

「望むところだ!」

と引き受けるスザクだった。


名言の意味

今回の名言には、二つの意味があります。一つは、その言葉の通り、女心として、「しつこい男は嫌われる」という意味です。男として、肝に銘じたいと思います(笑)
女性の皆さん、やはりしつこい男はお嫌いですか?(笑)

もう一つの意味は、一騎打ちによって半ば負けを認めたとも言えますが、ゼロの居場所を言うことは裏切りにもなり、ゼロへの「忠義」や戦士としての「潔さ」を感じます。
カレンは、ゼロにも認めらているエースパイロットですが、それはその実力と共に、恋にも近い信頼があるからです。優秀で自分に忠実な部下というのは、自分お右腕になり得るし、誰でもいたら嬉しいものです。それが本物の信頼で仲間であればいいのですが、それを利用されてしまう事には気をつけたいですよね。事実、カレンも後々、思い悩むことがあります。

明確な理由や絆がなく、絶対的盲信ほど、人に都合よく利用されるものはないと思うので、カレンの姿を見て、自分の姿を見直したいですね。

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