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木材の原料となる成分はどこからくる?

どうも、小倉丈一郎です!
新潟県三条市出身、26歳
現在は奈良県宇陀市の森庄銘木産業で
樵(きこり)の仕事をしています。

新潟で林業家として独立するために
奈良へ移住して林業を学んでいます。

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【木材の原料は葉から流れてくる】

木の成長をイメージしたときに
土の中から吸い上げた養分を原料にして
成長していると思ってしまいますが
それは勘違いです。

木の原料となる化学成分は
葉から流れてきます。

そのために必要な仕組みが「光合成」です。


【光合成とは】

植物の葉は空気中の二酸化炭素を吸収し、
酸素を放出しています。

葉の葉緑素が太陽の光をエネルギー源にして
空気中の二酸化炭素と根から吸い上げた
水からブドウ糖(グルコース)を
作り出しています。

この作用が光合成です。


【光合成によって作られたブドウ糖】

光合成によって合成されたブドウ糖が
葉から幹に流れ、それが樹幹と樹皮の
間にある「形成層」で細胞分裂に使われ、
その結果できた細胞が木材になります。

木材ばかりではなく、米や麦、芋などの
炭水化物の原料も元は空気中の
二酸化炭素と水です。

このように木材の原料となる成分は
葉から流れてきています。


山からは以上でーす!
またあした!

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