無駄を楽しむ？

休みの日の過ごし方がわからない。いつも今日は何をしようかなと考えているうちに１日が終わってしまう。なんとも無駄な時間を過ごしている。

大人になってから時間を忘れて何かに熱中することができなくなっている。大人になると目の前のこと以外の余計なことばっかり気になってしまうからだろうか。学生の頃はゲームに部活に勉強に集中して時間が経つのも忘れるほどだったのに。あの頃の集中力を取り戻したい。

集中力がなくなったのは、多分私が有意義だと感じる範囲が狭いことが関係していると思う。いろんな人や物事をいつも冷めた目で見て、これは有意義だこれは有意義じゃないと判別を繰り返すうちに、分類能力がバグってしまった。私の中で世の中の大抵のことが無意味なことに思えてきて、私に取り組めることの中で有意義なものなんて無くなってしまった。そうすると構想ばっかり大きくて、自分の取り組んでいることの小ささが嫌になってすぐやめてしまう。こんなメンタリティじゃ何も長続きなんてしない。

そう自分で自己分析できていながらも、まだこの呪縛から逃れられないでいる。自分が無意味だと思うことをやってみようと心に誓ってみても、やっぱり挫折してしまう。うーん、こりゃまいった。途中で諦める理由を探す思考が癖になっている。思考の癖をとるのは一筋縄ではいかないようだ。

ここで解決策を鮮やかに提示すると記事としてうまくまとまる気がするのだが、まだ奮闘中なので何も書けることがない。とりあえずいろいろ試してみるしかなさそうだ。もう少し人生を楽しむためにこの癖はなんとしても治したい。友人が「人生は無駄こそが楽しいんだよ」と言っていたから。