見出し画像

【脱サラブログ#8】脱サラ後の手続きとお金の話

今日は脱サラ後におこなった手続きと個人事業主の社会保険料などのお金関連について書きたいと思います。

脱サラ後に行った主な手続きは以下です。

・厚生年金から国民年金への切り替え
・会社の健康保険から任意継続保険への切り替え
・DC(確定拠出年金)から個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)への移管

分かっていたことですが、これらの手続きをしながら改めて感じたのは、
会社員時代よりやっぱり負担は大きいなということでした。

その理由の1つめは、

国民年金や健康保険などの社会保険料は、会社員時代は会社が折半してくれていましたが、独立後は全額負担しなければならないということです。

2つめは、
一般的には独立した1年目の所得は会社員時代から減少する場合が多いと思いますが、健康保険料は前年の所得によって決まるため、これが大きな負担になります。(国民年金は所得は関係なく一律です)

ちなみに、住民税も同じく前年所得での計算になるのでこれも痛い。。
高額年俸のプロ野球選手が成績不振で大幅減俸になった場合に税金で苦しむニュースがよく取り上げられますが、累進課税制度の日本では、減俸のタイミングではかなりの負担になりそうですね。

3つめは、
(これがちょっと個人的には想定外でしたが)扶養家族が多い場合です。
国民年金、国民健康保険は扶養という概念がなくなるため、今まで被扶養者として納めなくてよかった保険料を納める必要がでてきます。

「会社との折半がなくなる」×「前年所得での計算」×「扶養という概念がなくなる」のトリプルパンチです。

個人事業主ってなかなかの不遇。。って思ってしまいますよね。

ただ、健康保険については、前職の健康保険組合の任意継続という選択肢があります。(任意継続に加入できるのは2年間のみ)
扶養家族の審査は再度受ける必要がありますが、審査に通れば扶養家族の保険料負担はありません。
それもあり、大体の場合において国民健康保険よりも安い場合が多く、計算したところ、私の場合も任意継続の方が安かったためこちらを選択しました。

ただし、今年の所得がかなり下がることが予想されるため、任意継続は今年のみとし、来年からは国民健康保険に切り替える方が良いと考えています。(任意継続はMAX2年ですが、途中で切り替えるのはアリです)

最後にDC(確定拠出年金)です。
これは損するとかそういう話ではありませんが、会社員時代は会社が拠出してくれた分で運用ができていました。これが以外とバカにならない。会社員時代は給料だけでなく、こういう退職金関係のお金も出ていたことを改めてありがたかったんだなと感じました。

まとめとしては、社会保険料に関しては、個人事業主より会社員の方が恵まれていることは多いと思います。(税金というテーマでは節税しやすい個人事業主に軍配があがると思います)

ただ、私は脱サラしたことに今のところ全く後悔はありません。
これら会社員の(ちょっとした)恩恵を受け取ることと引き替えに、かけがえのない毎日を犠牲にするなんて全くもってアホくさい。(関西人のため?たまに汚い言葉がでます。すいません)

脱サラを考えている方にとって、この記事の情報は既知の内容かと思いますが、この記事を読んで改めて考察する機会にしていただければ幸いです。

本日は以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?