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東急歌舞伎町タワー エンターテイメントの新境地と挑戦

今年4月に開業した東急歌舞伎町タワーは、新たなエンターテインメントの舞台として注目を集めています。地上48階、地下5階のタワーには映画館、ライブホール、そしてなんと最上階には一泊300万円超の最高級ホテルまで。しかし、「2階の屋台村以外、行く場所がない!」との声も。



ここでは、東急歌舞伎町タワーのビジネスモデルを解説し、なぜその存在がこの時代に意外にもマッチしているか、そしてその一方で起きている珍しい問題について触れてみたいと思います。



まず東急歌舞伎町タワーの大半はエンタメ施設と高級ホテルで占められています。でもそれらの施設が一般の方にとっては手が届きそうにないものだから、2階の屋台村「新宿カブキhall~歌舞伎横丁」だけが庶民の遊び場となっているのです。


そこで生じた問題が“食い逃げ”。福岡グルメや中華横浜料理を楽しめるこの屋台村で、食事を楽しんだ後に支払いをせずに立ち去る客が続出しています。もちろん、これは法律違反です。飲食店の経営者や店員たちは大変な思いをしています。
しかし、なぜこのような問題が起こるのでしょう?店の配置やフロアデザインが一因となっているようです。店の周りは通路になっており、店員が見ていないすきに食い逃げをする客が後を絶たないのです。また、タワー内に喫煙スペースがないため、タバコを吸いに出たまま戻ってこない客もいるとのこと。



それでも、東急歌舞伎町タワーは、観光客にとっては新たな見どころとなっています。豪華なホテル、高級な映画館、そして魅力的な飲食店。さらにはジェンダーレストイレの設置など、新しい取り組みも積極的に行っています。



このような事態を見て、一見混乱しているように思えるかもしれません。しかし、それは新しい試みが生まれる際には必ず伴う混沌と考えることもできます。新たな価値を創造するためには、様々な挑戦が必要です。それが東急歌舞伎町タワーが提供しているエンターテインメントの一部とも言えるでしょう。



確かに、現在は様々な問題が起きていますが、これらを解決することで、より魅力的な施設に進化していくことでしょう。タワーの上から見下ろす新宿の眺め、飲食店で味わう地元のグルメ、そしてホテルで過ごす贅沢な時間。これからも東急歌舞伎町タワーの進化に目を離さないでくださいね。

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