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子供との1on1日記:day34 子供と「チーム平和」結成!

こんばんは。ジョーです。更新が少し空いてしまいました。

まだまだ今日みたいに暑い日がありますが、朝晩は涼しくなって運動良し、散歩良し、アウトドア良しの素敵な季節になりましたね。最近はちょっとした転機を迎えており、バタバタとしておりますが、季節の移り変わりも楽しみたいと思っています。

さて、今日は親が子供と向き合って、お互いに過ちを認め合うことの大切さに気付いた場面がありました。最近読んだ本も紹介しつつ、改めて子供との関わり方を考えたいと思います。

『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』を読んで

皆さん、モンテッソーリ教育ってご存じですか?僕は以前コーチング講座を受けているときに知り合った方が学んでいると聞き少し興味を持っていました。

最近はvoicyでモンテッソーリ教師のあきえさんの『モンテッソーリ子育てラジオ』も聞いたりしています。

モンテッソーリ教育とは「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在を前提として、以下のように説明されています。

モンテッソーリ教育は、教師(大人)の価値観で一方的に教え込もうとするのではなく、子どもの興味や発達段階を正しく理解し、子どもが触ってみたい、やってみたいと思う環境を適切に用意し、その環境と子どもを「提示」などによって結びつけ、子どもの自発的活動を促します。
子どもは、自分で選んだ活動に満足いくまで繰り返し取り組みながら様々な能力を獲得していきます。

公益財団法人 日本モンテッソーリ教育綜合研究所 ホームページより引用

そんなこんなで興味を持ったモンテッソーリ教育と、レッジョエミリア教育の研究者である島村華子さんの著書が『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』です。

以下、webサイトから引用

「すごい!」「よくできたね!」「さすがお姉ちゃんだね!」
よかれと思って、そんなほめ方をしていませんか?
「ダメって言ったでしょ!」「早くしなさい!」「どうして約束が守れないの?」
しつけのために、そんな叱り方をしていませんか?
じつは、「ほめる」「叱る」の声かけ次第で、親子関係や子どもの育ち方に大きな影響が見られます。
日本人に多いとされる「自己肯定感」の低い子どもは、謙遜文化による「ほめ不足」が原因ではなく、「非効率的なほめ方や叱り方」が原因かもしれないのです。
注目が集まっているプログレッシブ教育(進歩教育、オルタナティブ教育)の代表格である「モンテッソーリ」と近年最注目の「レッジョエミリア」を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士による、エビデンスに基づく最先端の教育メソッドをほめ方叱り方という「声かけ」に落とし込んだ画期的な最新子育てバイブルです。

読んでいてとにかく耳が痛かったです。

特に「親の都合で子供を叱っていないか、ちょっと立ち止まって考えてみましょう」という内容は、思い当たることが多かったです。ついつい罰と褒美を使ったり、親の愛情を餌にしてしまうこともありました。

とにかく「今」の子供と向き合い、何を感じているか、何を求めているかを知ることが大事だと改めて感じました。子供が求めているのは親の安心感であって、親は子供を思い通りに動かすのではなく、子供の成長を見守り支援する存在なんですよね。

声掛けでの反省

話は自分の子供の話に戻りますが、最近ちょっと不安定な時があって、穏やかに過ごしているときもあれば、ちょっとしたことで怒ったり、ふてくされたりすることがありました。姉妹がいて思い通りにならないこともあるし、子供なのでそんなものか~とは思うのですが、ちょっとその頻度が多くなってきたので気になっていました。

僕からは「どうしたの?」とか「何が思い通りにいかなかった?」と聞いてみたりするのですが、あまり話をしてくれない様子が多かったです。逆に聞かれるとさらに機嫌が悪くなったりして、こちらも思い通りにいかず、ちょっとイライラしてしまったり・・・。やっぱり家の中は穏やかな方がいいし、子供の気持ちが見えないのも親としては不安だしで、僕もちょっと過敏になってしまっていました。

そういうタイミングで『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』を読んだこともあり、自分の声のかけ方にものすごく反省しました。「穏やかな」が良いといいながら、自分はイライラしてしまっていること、子供は自分で成長していく力があるはずなのに、それを信じず親の都合で聞いたり声掛けしたりしてしまっていました。

子供と親の「チーム平和」結成

そこでまずしたことは、子供に謝ることでした。僕は親ですが、一人の未熟な人間であり、イライラしてしまうこともあります。でも、自分が言ってたことと、やってたことが違ってしまっていたことを謝りました。でもそういうことを反省して改善していきたいから、まずは僕がそれをやってみるし、できればお互いできるといいよねと。

そこで「チーム平和」結成(いきなり)。子供が平和リーダー、僕は平和隊長です(笑)。
イライラしちゃったときは深呼吸すること、ついそういう言動が出ちゃったときはお互いに指導・・・ではなく、気づいたことを言いあうチームです。
もちろん「平和」というのは「言いたいことを我慢」することではありません。言いたいことは伝え、相手に理解してもらうこと。聞く方は落ち着いて聞き、相手のことを理解しようとすることを、できるだけやってみようねと。まずは僕がきちんと聞くから、そこからスタートし、できることを考えてみようかと話しました。

なかなか短期的にはできることではないですが(大人でもなかなかできない)、お互いがそういう気持ちで接すること、何より親自身が自分の態度でそれを体現することが大事なのではないかと思いました。

最後に

いつも子供と接しながら、その姿を観察することでブーメランのように自分自身の姿へと返ってきます。本当に自分が子供のことを信じ、長期的に考え、関われているのかと自己嫌悪に陥ることも多いです。

せっかくコーチングを学んだのに活かせてないじゃないかと思うこともありますが、思うだけでは始まらないので、少しずつ自分を振り返り改善していきます。
(本には「完璧な親はいないので、自分自身を許すことも必要」と書かれていました)

10月はGCSの「子育てコーチング講座」を受講することにしたので今から楽しみです。

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