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日誌(2024年7月20日)

前回

朝は犬に起こされた。考えてみれば夏は絶対ベッドに上がってこなかったのに、今年はよく早朝にベッドの空いている場所を占拠している。主に足元かおれの右手。うれしいからいいけど。じいさんになったからかしら。それとも今年は湿気がすごくて、冷房を基本的にオンにしているからかしら。

朝の占拠の状況

歯を磨いて顔を洗って散歩の準備をした。しっかり日焼け止めも塗ります。この前、顔に塗る酸を買って毎晩つけている。なるほど肌がワントーン明るくなりましたね、と感じる。しかしながら酸で若干溶けた肌で、ましてや酸をつけながら、スペインの太陽の下に行くほど無謀ではない。なのでしっかり顔を洗って保湿をして、日焼け止めを塗ってから出かけるようになった。ちょっと前までは出かける用事がなかったら二日とかシャワー浴びてなかったけど、酸のおかげで顔を洗うようになったし、日焼け止めをつけるようになったので夜はしっかりシャワーを浴びなくては気が済まなくなった。いいことのように思う。

散歩をしながら今日は何をするかマルクマンと話した。近くのサテライト中国に買い物に行って、お昼は街の加工肉屋併設のバルにいって食べることにした。朝は涼しいなと一瞬思ったけど、やはり日の下に立つとジリッとくる。

サテライト中国で山芋と里芋を買った。山芋は千切りにして食べる。里芋はイカと煮る予定。あとカレー用の牛すじ。大根も買った。でかいなぁ、消費できるかなぁと心配だったけど、まぁ牛すじと煮たりとか浅漬けとか何かしら食べれるかなと思って買った。納豆は我慢した。あとは瓶もの。

サテライト中国から帰った後、マルクマンは肉の塊と犬たちのりんごを買いに出掛けて行った。昨日のワインがおれの口には大変に合わなかったので、マルクマンは残ったワインで肉の煮込みをつくるらしい。その間にラジオを聴きながら買ってきたものを冷凍用に加工した。

久しぶりにたまむすびを感じた。ラジオ番組が終わるって日課の大変動をきたすから、たまむすびが終わってしまった当時、結構大変だったのを思い出した。禁煙開始時のタバコを吸っていたであろう隙間時間のいたたまれ無さと同じ感じがあった気がする。

マルクマンが帰ってきて、加工肉屋併設のバルに向かった。街の三大ゲットーの一つの横を通って、極右政党が元気な地域を眺めながら向かった。街の中心地に住んでる自分たちは殻の中にいるのかもなぁと思ったりした。それを考えるとローマのわざわざ移民が多い地域にアパートを買った友達とか、世の中の希望だなと思った。

バルで肉を食べた。私はスペインにいる。肉を食べ、ワインを飲まなくては損なのです。チーズの盛り合わせも頼もうかと話していたけど、肉予想の二倍の量きたのでチーズを頼まなかったのは正解。肉も少し残してしまって、パックに詰めてもらったし。加工肉屋さんでは猪の頭のハムをかった。

肉の一例。綺麗…。サラダも食べたけど、サラダにもたくさんのお肉が。いつか友人達みんなを連れていきたいのだ。

昼からワインを飲んだので眠くなった。犬たちとお昼寝をした。マルクマンは何やらカメラのフィルターのテストをすると言っていた。元気だな。

昼寝から起きて無駄な時間を過ごすなどをしていたら、犬の散歩の時間になった。犬たちにご飯をあげて散歩しがてら街の中心地に出ると、人々がビールを飲んだりアイスを食べたりしている。若人たちも電動キックボードを二人乗りなどしてる。夏だし休暇だし、街が賑わっているのはいい。


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