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就職活動の進め方

ジョブジョイントおおさかでは、株式会社エンカレッジと協働で「発達障がいやコミュニケーションに苦手さのある大学生向けの就活支援プログラム『働くチカラPROJECT』を学生さんにご提供しています。

3月の土曜日。「就活のススメ」「就活のハジメ」があり、今年度のプログラムがひと通り終わりました。3/31の「春のインターンシップ報告会」が終われば全てのプログラムが終わることになります。

「就活のハジメ」の最終回では、「就活準備講座」をテーマに開催。3月1日から就活解禁ということもあって、3年生の学生さんたちはとても熱心に受講されていました。

 

講座でも話題になってきましたが、就活に向けての準備は大きく分けて3つあります。

● 自己分析
● 業界・企業研究
● 選考対策

3つとも、就活前の準備としてはとても大切な視点ですね。以下、簡単にポイントをご紹介したいと思います。

自己分析

まずは、自分の強みを見つけておくことがポイント。強みが見つからない人は、家族や友人・支援者の人などに聞いてみることをお勧めします。苦手→得意に置き換えて考えてみるのもひとつの方法かと思います。

また、発達障がいの特性についても自己理解を深めておくことは大切なことです。ドクターやカウンセラーと相談するのもよいでしょうし、書籍や当事者の方のブログなどでヒントを得て、自分なりに特性理解しておけると良いかと思います。

業界・企業研究

こちらは、イメージしづらいテーマかと思います。まずは、「自分の興味関心のあるもの」「イメージしやすいもの」から業界・企業研究することをお勧めします。ただ、興味関心が持てないとか、希望するものがないなどの場合は、以前のtoiroでご紹介した「できそうなことから探す」を参考に考えていくと良いかと思います。

toiroにある「図」からできそうなことを選び、その仕事がありそうな業界・企業を探していく方法もよいかもしれませんね。

業界・企業研究は、自分なりにどれくらいイメージできるかがポイントだと思います。書籍やネットで調べる中でイメージしづらいなら、企業説明会や企業見学、インターンシップなどを活用することをお勧めします。

選考対策

企業によって選考のスタイルはコロナ禍も影響して、多様になっています。応募する企業の選考方法は、よく調べておいた方が良さそうです。

ただ、共通して言えることは、「身だしなみ」「マナー」の大切さ。一般的な知識を身につけてるだけでも、十分役立つはずですので、書籍やネットなどで事前に確認しておくことをお勧めします。

また、選考対策で一番大きな場面は「面接」だと思います。面接の基本的な流れを押さえておき、質問事項と答え方を事前に考えておくなど、面接前の事前準備はとても大切なポイントです。

 

就活は、働くチカラに参加する学生さんにとっても、JJおおさかの利用者の方にとっても、ゴールの見えない活動でもあって疲れたり悩んだりすることもきっと多いと思います。JJおおさかのような就労支援機関、大学のキャリアセンター、通院先のクリニックなど、「支援者を頼ること」を忘れずに、「支援者にも手伝ってもらう」ことで就活を進めてもらえたらと思います。

就職は、文字どおり「職に就く」です。でも、就職はゴールではなくスタートですし、社会人生活の第一歩でもあります。

「長く働ける職場」を見つけることで、社会人になった後の生活も、きっとより良くなると思います。

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