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こころが不調なとき〜ご家族へのお願い〜

寒い日が続いてますね。例年よりはあったかいみたいですが、やっぱり冬は寒い…。ついつい家に閉じこもっていたくなります。

今の大阪は、緊急事態宣言中ということもあって、不要不急の外出は控えるようにとあちこちで言われてます。医療関係者の方のことを考えると、家で過ごす時間も大切なことです。

冬は、日照時間が少ないため、太陽を感じる時間が少なくなります。家に閉じこもっているとなおさら感じにくいですね。

寒さ、太陽の時間、コロナによるいろんな刺激や心配・不安な気持ちなど、今年の冬はいろんなことが重なって「不調になりやすい」ように思います。

 

いつものtoiroは、発達障がいのあるご本人や学生さんに向けて書かせてもらっています。でも、今日はご家族に向けての内容です。

 

冬は、冬季うつやこころの調子が悪くなりやすい時期です。生活リズムが乱れたり、気持ちが前向きにならなかったり、人によっては炭水化物や甘いものをいつも以上に欲したりします。

うつやこころの不調は、いわゆる「こころの風邪」。「焦らず、ゆっくり治すこと」が大切です。家族として関わるときのポイントを本より引用します。

・心配しすぎない
・励まさない原因を追求しすぎない
・重大な決定は先延ばしにしてもらう
・ゆっくり休んでもらう
・薬をうまく利用してもらう

(引用:こころが晴れるノート、著:大野裕)

 

また、ご家族には、「いつもと違う様子(サイン)」を気にかけていただき、「焦らず見守る」ことをお願いできたらと思います。

睡眠や食欲の変化に限らず、ため息が多いとか、いつもよりイライラしているとか、表情や言動にも気にかけてみて、「こころの不調かも?」と疑ってみることも大切かと思います。

 

先日のニュースでは、桜の開花予想がでてました。大阪は、3月26日だそうです。

春は、まだまだ気温差も大きく環境の変化も多い時期ですから、春になればこころの不調が回復するわけではないものの、桜が咲き、4月・5月となる中で日照時間は長くなり、気候もあたたかくなり、過ごしやすくなります。

家族として、焦らず様子を見守り、ゆっくりと回復されることを待つことがなによりも大切なように思います。


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