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【カルチャー雑感】09月11日~17日の音楽、マンガ、映画、配信ドラマ

この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。


音楽


湯木慧「W」(2022)

湯木慧(ゆきあきら)の1stフルアルバム。幼さが残っているけど力強い歌声を、様々なタイプのメロディーの曲に乗せて歌う。「拍手喝采」と、シングルでもある「バースデイ」が好きだった。これからも注目したい。


マンガ


冬野梅子著「まじめな会社員(1)」(2021)

ブックオフで偶然見つけて購入。契約社員の菊池あみ子は、30歳独身。あみ子の社内外での人間模様を、モノローグたっぷりで描く。性別も境遇も違うのに共感してしまう。その共感も、誰にでも当てはまるものとは少し異なるのが凄い。突然図解が入ったりなど、柔らかい絵のタッチで情報量が多いのも作品の特徴。


映画


「LOVE LIFE」(2022)

TOHOシネマズで鑑賞。物語序盤に発生する事件の衝撃を引きずったまま最後まで進んでいった。主人公夫婦以外の登場人物は、二人が過去に関わったことのある人たちばかりで、新しい人物やアイテムをほとんど登場させず、見たことないストーリーを作り上げていた。


配信ドラマ


ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(2022)

Netflixで16話を一か月かけて視聴。成績優秀だが自閉スペクトラム症を抱える新人弁護士のウ・ヨンウが、毎回異なる事件に挑むというストーリー。出てくるテーマは普遍的だが、ありきたりな話になっていない。観ていくうちに、ウ・ヨンウの得意なことや苦手なことが分かってくる。序盤から何度も山場があるので、毎回新鮮な気持ちで鑑賞できる。恋愛要素やウ・ヨンウの出自の秘密など、本筋とは少し違う徐々に進んでいく縦軸の出し方も良かった。

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