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敦賀散歩(2023.04.09)

天気に恵まれた週末、嫁さんと二人で敦賀を散歩してきました。
敦賀は、いつも利用するJR線でよく見る終着駅なのですが、行くのは初めて。

JR湖西線

JR西日本の新快速電車。区間によっては関空特急はるか号を追い抜いたりする高速ぶり。
でも湖西線の近江今津駅以北は、各駅停車になったりする。
JR湖西線の車窓から。湖面がキラキラしている。

特急サンダーバードに乗れば、京都駅から50分程だけど、今回は新快速電車で約1時間30分。別に急ぐ旅でも無いし、こちらだと運賃は半額。なんといってもJR湖西線の琵琶湖の景色が素晴らしい。

途中の駅で、特急サンダーバードに追い抜かれる。
この路線の特急、以前は特急雷鳥だったが、名称をいい具合に直訳(!)してイメージが変わった。
とうちゃーく!


おひるごはん(地魚料理まるさん屋)

北陸に来たなら何を置いても海産物をいただきましょう。
ネットで評判がすごく良かった地魚料理まるさん屋さんを探す、、、って、駅前すぐじゃないですか。吸い込まれるように店内へ。

お刺身御膳。今日のメニューは、甘エビ、鯛、かんぱち、さわら、メジまぐろ、お魚しんじょう
こちらは、天ぷら御膳。揚げたて熱々。
これを頂くために電車に揺られてきたといっても過言では無い。
表面張力ギリギリまで、きっちりと注いで下さる。さすが、よく分かってらっしゃる。

ホタルイカの酢味噌和えも頂いたのですが、これが酒のアテに最高!
写真を撮るのも忘れて、あっという間に食べてしまいました。

心もお腹も満たされました。
お昼代も、質と量を考えるとびっくりするぐらいリーズナブル。
私たちは11時半頃にすっと入れたけど、お昼過ぎたら入店待ちの人が居た。


気比神宮

敦賀駅から徒歩15分(約1km)で、気比神宮に到着。
程よい散歩で、アルコールも完全に抜けていました。

日本最大級の木造鳥居。
奈良県・春日大社一ノ鳥居、広島県・厳島神社大鳥居とともに日本三大鳥居の一つ。
厳かな雰囲気で身が引き締まります。
日本百名月!? なるほど芭蕉さんが絡んでいるわけか。
神宮の池には、丸々とした鯉がたくさん泳いでいました。


敦賀港へ向かう途中、、、

信号待ちしていると、足元にこんなサインを見つけました。

これが要所要所に。
街の人も、ユダヤ人たちを暖かく迎え入れたそうです。

大戦中に日本の外交官・杉原 千畝さんからビザをもらったユダヤ人は、ここ敦賀で日本に上陸したそうです。知らなかった、、。

そういえば、ここ敦賀は当時、シベリア鉄道のウラジオストックへと繋がる鉄道駅という位置付け。そう思うと納得。その後の彼らの人生に想いを馳せる。


敦賀赤レンガ倉庫

1905年に、米国の石油会社が石油貯蔵用に建てた倉庫。
この赤煉瓦、なんとオランダから取り寄せたんだって。
なんか既視感があったのは気のせい?

なんか既視感がある風景。
中はレストランと、敦賀の街並みを再現した鉄道模型ジオラマでした。
実は嫁さんは鉄道模型が好きだったという新事実を発見。
中庭の様子。


敦賀駅、そして帰路に着く

敦賀駅のベンチに、恐竜が白衣を着て座ってました。
「博士、犯人の目星は???」違うか。
琵琶湖の最北端の辺り(永原駅付近)走行中
ずいぶんと戻ってきて、琵琶湖が細くなった辺り。対岸に近江八幡の山々が見えてきた。
JR湖西線では時々、琵琶湖がすごく近くに見える。
対岸の左端は、世界で数ヶ所しか無いという、淡水湖上で人が定住している沖島。


後記

かつて何度か自転車で一周した琵琶湖の景色を追って、夢中になって写真を撮ってました。とても充実した休日でした。


ここまで読んでいただき、有り難うございました。

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