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「英語苦手です宣言」で学び直しムーブメントを起こした話

こんにちは、私はfreee会計のプロダクトデザインを担当してるjkobaです
freee会計のプロジェクトのデザインディレクションや、freee会計に関わるデザイナーのピープルマネジメントを主に担当しています

さてさて、みなさん英語はお得意ですか?
私はすごく苦手です!しかし、IT業界ではグローバル化がとんでもなく加速をしていて、例に漏れずfreeeもその一つ...!😇ヒェー!!!

この記事では、そんな英語が苦手な私があえて「英語苦手です宣言」をすることで起きた嬉しいムーブメントと、その背景を綴っています✍️

グローバル化に不安を感じている人の勇気や希望になれば幸いです🌼


グローバル化が進む渦中だからこそ「英語苦手です宣言」をやってみた

さてみなさん、仕事で急に英語が必要になった時にどうなっていたいですか?サラッと日常会話が話せたらかっこいいのにな〜とか思いますよね

しかし実際はどうでしょうか?「悲しいけど、英語なんて受験ぶりだよ〜」と言う人は多いのではないでしょうか

ちなみに私は高校生の授業ぶりです!😇
そして、freeeに入って早3年目にしてグローバル開発の機会が巡ってきましたが、自己紹介も満足にできず見事に大・敗・北!😇

ですが不思議と大敗北をした後にネガティブにならず「このダメダメな私を活かして、自分の英語モチベを上げられないか…」とポジティブ思考が巡り、「あ、そうだ、社内wiki※で発信してみよ」と思い立ちました
※freeeではkibelaというツールを使用して、日報やちょっとしたtips、有益な情報が共有されています。

そして私は「仲間が見つかるといいな〜」という淡い期待を抱きながら、私の英語事情を赤裸々に書き記し思い切って投稿をしました

社内wikiに書いたこと
- 学生時代の英語に対するトラウマがありつつも、英語を学びたい気持ち
- グローバルエンジニアとの交流での敗北エピソード
- 目標は「英語を触れる機会を増やして、自己肯定感を上げること」
- 現状の英語のスキル(webテストで”A1~2=小学生レベルの英語は分かる”ということが判明した時のキャプチャー)

結果として社内の朝会のトピックにピックアップされたのを皮切りに、記事に対してたくさんのイイネが付き、「急なグローバル化で不安だったけど、できない宣言で勇気をもらえました!」「自分も初歩英語から頑張ってみる!」など、共感の声をたくさんいただく結果になりました✨

社内wikiの記事に49件とたくさんのイイネがついているキャプチャー
記事には49件のいいねが!嬉しい〜

またSlackでは、ぐんぐん英語力を伸ばすコミュニティにするという意味を込めて「#たけのこ英語力-osushi」というチャンネルを作り、切磋琢磨するコミュニティも爆誕しました!些細な勘張りを褒めあったり、初心者おすすめの本を共有するなど、部署の垣根を越えたモチベアップコミュニティに成長中です😄

Slackのチャンネルでワイワイしてる様子がわかるキャプチャー
Slackのチャンネルでワイワイしてる様子

前職で感じた、変化をポジティブに受け止めたいという気持ち

実は私は前職でもグローバル化が進む渦中に身を置いたことがあり、そこでも似たように敗北をしています😇
その時に強く思ったのは、英語ができないということ英語スキル面の辛さよりも、「今私はグローバル化を楽しめていないのだなぁ」と言う変化に対応できていないことへのコンプレックスでした

その会社は英語とは別の理由で旅立つことになりましたが、「次に英語に関わる機会に恵まれたら、その時はポジティブに受け止めよう」胸に刻んだのを覚えています

vtuberに感化!?分からないことは恥ずかしいことじゃない

ここで全然違う話になりますが、私はvtuberの動画をみるのが趣味です

その中で「うわー、いい動画だなー」とたまに見返すのが「フレン・E・ルスタリオ に 小学校の算数 全部教えます【にじさんじ】」のお勉強動画
(動画を貼りましたが、4時間といった長時間配信なのでそういう動画もあるんだな〜くらいにサラッと流してもらって大丈夫ですw)

最初こそ「おいおいwそんなことも分からないなんてw」と視聴者は馬鹿にしているのですが、初歩的な部分が分からない彼女の本質的な質問に視聴者も段々と「確かに授業で言われたことを鵜呑みにしてたけど・・、何でだ・・?」と小学生の算数の授業に疑問を抱くようになります

この先生役の方も素晴らしくて、「お願いがあります。分かってないのに話が先に進まないだろうなと推測して分かったふりをしないでください」と言うことで、彼女の疑問を一つ一つ丁寧に紐解いていき、最初は指を使わないと一桁の足し算もできなかったフレンが徐々に算数を理解していくというサクセスストーリーになっているのです

これを見て、「学生時代の頃は”それはそう言うものなんです”と無理やり鵜呑みしないといけなかったけど、大人になった今なら自分が疑問に思うことを1つ1つ立ち止まって、ゆっくり調べながら勉強してもいいのでは?」と思えたのと、「できないことを赤裸々にする」と言うのは、自分の羞恥心と引き換えに「誰かの勇気にもなる」のだなとも感じました

これが私の脳のどこかに潜んでいて、英語で敗北した時に「あ、このまま赤裸々にしてみてもいいかも」と思えたと言うのが宣言の背景にあります

tips:中学生に戻った気分で得た最近の学び

「学生時代にこんなこと聞いても"鵜呑みにしなさい!"と言われそうだな」と思うような些細なモヤモヤを調べるようにしてみています。ちなみに最近調べたことは「過去形って全部edがついてたら覚えやすいのに、なんで不規則動詞なんてものがあるの?」という疑問です

自分の些細な疑問に向き合い続けていたせいか、段々と「英語って苦手なんだよね」という気持ちから「なんか英語っていう文化、面白いかも」と思えるようになってきて、最近は勉強がちょっと面白くなってきました🤓✨

(ちなみに、不規則動詞の成り立ちについては、youtubeで見つけた動画がとても分かりやすくて面白かったので貼っておきますね)

さいごに

ものすごくマイペースに勉強をしているので、そのうちAIの時代に追い抜かされて実は英語なんて勉強しなくても良い時代が先に来るかもしれませんが、「変化をポジティブに受け止める訓練」はきっとどこかで役立つような気がしているので、マイペースに焦らず英語スキルを身につけようと思います💪


freeeは新たな挑戦をしたい!と思っている素敵なマインドのデザイナーを常に求めていますので、もし興味があればカジュアル面談を実施していますのでお気軽にお声がけください

英語の記事書いた人と話してみたいです!なんて言っていただけたら嬉しいな〜なんて淡い期待をしながらお待ちしております🍵

※プロダクトデザイナー志望の方は「エンジニア職」からご応募ください


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