自分の体調や環境に合わせて、スタイルを変えるという発信術
寝っ転がって、リラックスしながら書いたら、どうやらいい記事が書けるらしい。
こんにちは、タツミです。
今日は、「書く」スタイルに関する話をします。
年が終わり、明けてからの数日間は、長いようであっという間に過ぎます。
かじかむ手でみかんの皮をむきながらこたつに潜る人も。
親戚にあいさつをと、忙しく各地を巡っている人も。
初詣のおみくじに一喜一憂し、今年も頑張るぞ!と張り切っている人も。
それぞれの過ごし方はあるでしょうけど、皆を揃えて「ああ、もう新年から3日経ったのか・・・」と、過ぎた日を懐かしく思ったりする。
毎年の定番の風景ですよね。
今日はそんな、
に向けて記事を書きます。
伝えたいことは1つ。
「状況によって、発信を作るベストな環境は違うよね」ってコトです。
しんどいけど記事は書きたい
ボクの今回の年末年始はホテルでの労働をした日々でした。
もう何度紹介したかわからない、あの「おてつたび」です。
昨年末の28日から今年の3日まで、7日間連続の肉体労働を終えて、ボクの体はもうボロボロのクタクタ・・・。
最終日を迎えた三が日最後の1月3日。
とうとう体が悲鳴を上げて、異常な熱を発するようになってしまいました。
心なしか頭がぼーっとしているような気がする。喉も少しだけ痛い。
体温計で慌てて測ってみたら、案の定37.5 ℃。微熱。
しかも、ボクの平熱が大体35℃後半くらいなので、微熱ではあるけど、それなりに重症。
不覚です。ボクの体はここまで疲れていたのか。
反省しつつもボクの頭は思考を始めています。
「今日のNote、どうやって書こう?」
昨年末の12月。ボクは毎日Noteを投稿していました。そのせいか、1日の終わりが近づくにつれて、Noteを書こうとする癖がつき、ここ数日、毎晩そんなことを考えるようになってしまったんです。
動かない頭とは裏腹に、盛り上がっていく気持ち。
ただ、やはり体はしんどい。
「これは椅子に座って執筆するのは無理だ・・・」
そう思ったぼくは、おもむろにふとんに寝転がりパソコンを広げてみます。
ボーッとしながら手を動かし、カタカタとタイピング音が部屋に響く。
不思議だ。寝っ転がっただけで記事が進んでいく。
それも、感情マシマシのエモエモな表現でとにかく進む進む。
「はぁ〜いい感じにかけたぁ〜〜」
記事を書き終えて満足したボクはすぐに寝落ちしてしまいました。
カメレオンみたいに変化していく
え?その時書いた記事はどこへいったかって?
残念ながら、翌日振り返ってみた結果、ボツになりました💦
感情をめちゃくちゃに出し過ぎて、とても世の中に見せられるものじゃなかったんです。
(一応下書きには残してあるので、もしかしたらどこかのタイミングで後悔するかも・・・。今のところは未定です笑)
ただ、この経験から1つ分かったことは、「自分の状態に応じて、適した環境や執筆スタイルは違う」ってことです。
微熱がある時には、ベッドに寝転んで少しリラックスしていた方が書きやすいのかもしれない。
ある程度元気な午前中は、デスクの前に座ってカチッとした文章の方が気分が乗って筆が進むかもしれない。
ネガティブになりがちな夜は、ちょっと風に当たりながら「悩み」に関する記事を書いた方が、より読者に寄り添った文章になるかもしれない。
みたいな感じに。
自分の状態に合わせて、環境やスタイルを変化させて発信をしていく。
今の自分の「ベスト」な選択肢を探って、適応していく。
カメレオンが気分や温度、光、湿度に合わせて体の色を変えるように、体や心の状態に応じて、「発信方法」も変化させていくスタイル。
この方が、自然な形で発信を継続できるんじゃないか。
今回ボクが気づいたことであり、提案したいことです。
「慣れ」に頼ること自体は悪いことじゃない。
今までのボクは、無意識のうちに「書く環境」を固定し過ぎていました。
書くなら、しっかり椅子の前に座る。その方が集中できるから。
書くにはパソコンを使う。その方が、スマホより早く入力できるから。
とにかく「毎日書きおわる」ために、書く効率を求めていたんですよね。
これを読んでいる人はきっと、発信に携わっている人は多いでしょう。
心当たりのある人もいるのではないでしょうか?
人は環境の生きものです。
なんやかんや、慣れている環境の方が書きやすいと思いがちですし、実際に慣れているからこそ余計なことを考えずに済むこともあります。
だから、「慣れ」に頼ること自体は自然で、全然悪いことじゃありません。
実際、「慣れた」方法を使うことで、ボクは2023年の12月、ほぼ毎日投稿を達成することができています。
むしろ、どんどん「慣れ」は利用した方がいい。その方ができること・考えられることも増えていくはずですから。
ただ、ここで伝えたいのは「慣れ」に盲目になるのは、やめた方がいいんじゃないかなということです。
「慣れ」は「呪い」になることもある
先ほど話したのは「慣れ」のポジティブな側面です。
ポジティブもあれば、当然ネガティブもある。
「慣れ」は習慣化のサポートや、技能の上達をサポートしてくれる一方で、「呪い」になることがあります。
「呪い」とはどういうことか。
「慣れ」ている方法や環境を選択し続けることで、選択肢が一つしか見えなくなってしまい、「〜すべき」「〜じゃないといけない」という思考になってしまうことです。
他の選択肢が見えたとしても、「慣れている」ものに固執するあまり、「みていないフリ」をすることもあります。
自分で自分の思考をガンジガラメに縛ってしまう。
文字通り「呪縛」です。
僕たちを取り巻く環境は、日々変化している
選択肢が一つしか見えていない状態は、極めて危険です。
なぜか。
僕たちは日々、様々なシチュエーションに置かれて、日々を生きています。
外の環境も変化しますし、僕たち内部の環境も変化していきます。
常に一定の健康状態でいられる訳じゃありません。
1日働いて夜になれば疲れるし、日によって「なんだか気力が起きない・・・」という日だってもちろんありますよね?
この記事冒頭のボクの状態が、まさにそれです。
万能ではない、自分ではどうしようもできないイレギュラーは、他にもいくらでも起こり得ます。
常に自分が慣れている方法がベストな選択肢なわけではない。
シチュエーションごとに、取るべき選択肢は変化するんです。
むしろ、「変化していく」というのが自然な形なんです。
だから、選択肢は複数見えていた方がいい。
選択肢が1つしかないと、イレギュラーが起きた時にどうしようもなくなってしまうんです。
「慣れ」への対処法は、投資と同じ
「慣れ」への対処法は、投資と同じです。
投資の世界でも「ある程度、これを買っておいたら大丈夫だろう」という方法はあります。ここでは詳しく解説しませんが、「インデックス投資」という方法が代表的です。
ただ、これはあくまで「ほぼ大丈夫」に過ぎません。
本当にリスクのことを考えて投資するのであれば、様々な銘柄に「分散投資」した方がいい。
慣れている = リスクの少ない選択肢だけではなく、他にも状況に応じた選択肢を用意しておく。
そうすれば、イレギュラーが起こった際にも柔軟に対応でき、リスクを減らせるというわけです。
どういう状況でもその時の「ベスト」でいる
この記事も、椅子に座り机に向かっているのではなく、ベットに寝転がりながらiPadで書いているのですが、それも新しい選択肢の一つです。
年始にかけて崩した体調を回復している今、わざわざいつも通り机に向かって書くことは自分にとって負担である。
そう判断して、今は別途で記事を書いています。
おかげ様でもう4,000文字近く書いていますが、全く疲れていません。
むしろ、そんなに体調良くないのに、スッキリした気分で文字を紡げていて、楽しいです。むしろ、こんな状態でも発信ができるんだ!と自分にびっくりするくらい。
そうなんです!
自分の置かれた状況や環境、体調に合わせたスタイルをとるとどうなるか。
あら不思議!
いつどこでも、自分の体調がどういう状態だとしても、その時の「ベストな自分」で発信ができるようになります。
極端な話、それぞれのパターンに応じて、適した環境を自分の家の中に用意して置ければ、24時間365日。ベストなパフォーマンスで執筆できるわけです。
環境の力すごすぎ。
もう、デスクだけに執筆場所を絞る必要はありません。
なんなら、パソコンで執筆する必要もありません。
スマホやタブレットで記事を書いて居る人もいますし。
電子書籍である「Kindle本」をスマホ1台で出版まで漕ぎ着けた人をボクなん何人も知っています。
彼らは、「その時」の自分がベストパフォーマンスを発揮できる場所を追い求めた結果、「ベッド」で「スマホ」で「寝転がって」書くというスタイルを選択し、見事に成功したということです。
それぞれのやり方でいいんです。
それぞれのやり方がいいんです。
人は一人一人違うんですから、やり方だって違ってもいい。
学校で教わった「みんな一直線に横並び」はもうやめませんか?
もう1つ。
新年は「今までのスタイルを疑う」から始めませんか?
ボクからの提案です。
最後に。
自分に適したやり方がわからない、という人も大丈夫。
焦らなくても、これから探していけばいいんです。
何度も実験して、何度も失敗と成功を繰り返す中で探っていけばいい。
ボクも、「体調が悪い時はベットで書くのが良さそう」と今回気づくことができましたが、まだまだ自分のベストを探っている途中です。
やってみて、「なんか違うなぁ〜〜」「これなら良さそう」をどんどん繰り返していく。「自分らしさ」はそういう地道が積み重ねの上にあったりするんだと、ボクは思います。
だから大丈夫。
地道にいきましょう。
この記事をここまで読んでくださっているということは、
発信に対して、ポジティブな思いはあるということ。
新年から発信に向き合う。それだけで、他の人より一歩リードです。
この記事を読んでくださり、本当にありがとうございます。
そんなあなたに、幸あれ。
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