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「自然である」ことを「自然の中で自然に」考える

このレポートは、先日2021年12月20日に行われた「北九州森会議」を行ってのレポートです。

初めて僕のnoteを読んでくれた人や、久しぶりに僕の記事を読み始めた人は「なんだこれ?」と思うかも知れません。

今回のNoteは

・「自分らしさ」に疲れている人
・「自分の価値」に気づいていない人
・ 1年以上自然に触れていない人
・「やっぱり」自分を許せていなかった過去の自分

何かしら引っかかった人は、この後を読み進めていただきたいです。

読み物としても面白く読めるかと思いますので、どうぞよろしくお願いします!!

この記事を出している12/23の3日前、12/20に急遽僕は長野県から北九州の地へ飛びました。

もう一度言います。長野県から、北九州へ飛びました。

・・・・・・

・・・・・・

片道6時間30分程。旅費もそこそこ。
(調べたい方はこちらから見てみてください。)


あ、ちなみに計画された旅行ではありません。
自分自身も全く予想していなかったことでした。

最大の目的は、とある人に会うこと。

僕にとって、ロールモデルの一人と言える存在です。

その人と会って、自然の中で会話すること。

これだけです。本当にこれだけ。

何かを見つけようともがいていた僕は、
『オフラインで話すことに何か意味がある』と感じ、

突然提示されたチャンスに対しておよそ3秒ほどで返事をしていました。

京都 ~ 新大阪を移動している車内にて思ったことをこのNoteにもまとめてあります。

まだ読んでない方は、ぜひこちらを先に読んでみてください。


本当はホテルに帰ってきてからすぐにこのNoteを描こうと思っていたのですが、森会議の余韻と、これまた偶然素晴らしい本との出会いもあり、少し遅れてしまいました。


なんでしょうね、この感覚。

エネルギーが切れたわけではないんですけど、体の中を循環してむしろ高まっていくような感じ。

こんな感覚初めて。だけど、嬉しい。

少し大袈裟かもしれないですけど、自分の中身が入れ替わっていくような感覚をここ数日ずっと感じています。

初めて踏んだ北九州の地

実は北九州へ訪れる予定が昨年あったのですが、残念ながらコロナで中止に。

なので、今回が初上陸でした。

小倉駅を降りて感じたのは、圧倒的空気の良さと快適な温度。

長野だって負けていないつもりなのですけれど、小倉駅のあたりでもう快適さが全然違いました。

小倉駅の様子


10分くらい駅を散策してから(こういう散策は結構好きだったり)
ついに目的の人と合流。

おはなし屋なおと(@naoto_ohanashi)さんです。

赤光りする車から颯爽と降りて「おはなし屋です!」と挨拶してくださいました。

「あ、自己紹介からおはなし屋名乗るんだ!!」とちょっと面白かったのを覚えています。

なんで笑ったんだろうね、不思議だね。

挨拶もそこそこに車に乗せていただき昼食へ。

あらかじめの打ち合わせではラーメンに行く予定だったのですが、事前に僕の情報をみてくださったらしく、

僕が大好きなからあげのお店に。そこでお弁当を買うことになりました。

この細やかな気遣いがまた、嬉しかったです。できる人は自然とこういう気遣いをやってくる。

痺れました。

おまけに「なおと的話がまとまっているランキング」に入れてもらえました。嬉しい。

ところで自分は、初対面の人と話すときの感覚が大きく3パターンに分かれます。

① なんとなく危険信号を感じ、自己を閉ざして防衛的になる
② ある程度自己開示を入れつつ、それなりに話せる
③ 勝手に警戒が緩まり、自己開示しても平気。

別に相手の人がいいとか悪いとかではないんですよ?
ただ、どうしても何かを感じ取ってしまうんです。オーラ?

からあげ屋さんを出た時点で出会ってまだ25分程だったのですが、なおとさんに対しては、すっかり③の状態でした。

もーう、どんどん話せる。時間が過ぎるのを待つ必要なんてない。
楽しいなあ。と感じさせてくれるオーラでいっぱいでしたね。

こんな写真なんかも撮っちゃったりして。

お昼。

そんなこんなで目的の緑地へ向かったのですが、向かうまでも凄かった。

一番印象に残っているのは、この並木。圧倒的な奥行きと雰囲気に惹きこまれました。

並木道。圧巻です。


1本線が通っているような、まるで黄金比をみたかのようなスッキリとした感覚。

かと言って、完全な左右対象では全くない。そこがまた自然で。

「なんで、この並木道に価値を感じているんだい?」

そう聞かれた僕は、あまりはっきりとした回答は出来なかった気がするのだけれど、

なんだか壮大な自然に迎え入れられているような、ゲートのような存在なのかなと感じたのは覚えています。

きっと、ネットでこの画像を見ても、琴線に引っかかることはなかった。
直接みにきたからこそ感じ取ったもの、伝わってきたものだと思っていて。

「同じ空気を一緒に吸うだけでわかることが何かあるはず」
という自分の感覚の角度がさらに高まっていきました。

やっぱり言葉を一言紡ぐよりも、直接肌で経験して、触れ合う方が感じ取れることは多いんですよね。

それを改めて言葉で表現してあげると、
さらに魅力的な言葉を作れたりする。


化学反応みたいに予想を覆すものが生まれてびっくりする感覚。

「人との出会い」って面白いですよね。

一生味わいたいです。


そして、緑地に到着し遅めの昼食。
お待たせしてしまって申し訳ない・・・

塩からと醤油から。美味しかった。


普段はのんびりと食を進める僕ですが、いまだに人と食事するのは少し苦手だったりします。

皆さん優しいので、「大丈夫だよ!」って言ってくださるんですけどね。
いつも助けられています。


ただ、今回メインの舞台となる聖域が16時までしか空いていないらしく。
驚愕の事実でした。

慌ててご飯を食べて、駆け込んだのでした。

緑地公園。聖域の手前



聖域へのゲート。自然物でできていて良き。


聖域に入ってからの時間はあっという間でした。おおよそ1.5〜2時間くらい話したのかな。

自然な間は生まれたけれども、ほとんどノンストップで話は展開していました。詳しく話した内容はここでは割愛します。

いや、正確には覚えてはいるんですけれど、自然の中で感覚的に受け取ってきたものをもう少し自分の中でぐるぐると醸成させていきたいという思いもあります。

なので、詳しいところはこれからの行動と発信の中で少しずつお見せしていこうと思います。

それでも気になる方はDMください!

ただ一つ、言えることは、森から受け取ったものによって得られた気づきは、どれも衝撃的で、革新的で、でもよくよく考えてみたらシンプルだった。ということ。

どうやら自分は複雑に物事を捉えすぎていたみたいです。

自分の中にもともといた自分に「こんにちは〜」って出会ったような感覚ですかね。だからぜんぜん怖くなかったです。

自然に包まれたもののけ姫のような壮大な世界観と、そこに君臨するなおとさんという「特別な存在」に肌で触れられたこと。

そのチャンスを得たことに改めて感謝です。

どうやら自分は「変な人」らしい。

森での会議を通していろんな自分に出会いました。
なおとさんによって、出会わせてもらいました。

あの森の中でたくさんの自分とお別れして、最後に残ったのは
「どうやら変な人らしい自分」だけでした。

「普通」に考えていることが、
周りの人の「普通」とはちょっとずれている自分。

「それでいいじゃないか、何を頭で考えて理屈を求めているんだい?」

これだけでした。

「いかに自分を抑えていたか」に今更ながら気づかされました。

自分の希望で動いているようで、自分の望みを叶えているようで、
全然自分の言葉で生きられていなかったんです。

自分の感覚で読み取ったことを言葉として外に出していく。

やることはたったシンプルなことなのに、言葉にするまでにいろんなフィルターを通していた。

・コミュニティのしがらみ
・SNS世界のしがらみ
・過去の失敗のしがらみ

人とのつながりを保つがためになんとなく、でも確かに感じていた違和感を殺し、いろんな世界の「正解っぽいもの」を求めつつ、生きてきました。

なんとか人の中でやっていくためにバランスを取ろうとしていたんですね。

こんな余計なものばかり通しているうちに、100あった自分の言葉はどんどん削られて、

抜け落ちた部分を何か「それっぽいもの」で固めて外に出すようになっていました。

自分の言葉を少し削って、「うまくいきそうな」言葉を使おう。
自分が感じたことは一般的じゃないから、あえて違う方法をとろう。
この人は、どういう前提でこの言葉遣いをしているのかな?

そんな人の行動観察ばかりがうまくなり、気づけば「傍観者」でいることが増えていきました。

もちろん全部が全部嘘ではないし、
自分の意見を出していなかったわけではありません。

でも、自分の中の違和感にみて見ぬふりをしているから、
なんとなく納得できない。

納得できないまま行動するから自分の決断にも自信が持てず、
人を巻き込めない。

人を巻き込めないと逆に、強い主張に巻き込まれる。

こんなことばかりでした。

森の中でこの思考に至った時、
僕は「よくこんなんでやってこれたなあ」って思ったんですね。

なんでこんなに頑張っていたんでしょうね?
ずっと息苦しかったはず。吐き出したかったはず。

何かを伝えられなくて、それでも伝えたくて。
叫びたかった言葉を、あの森で紡ぐことができた。

聞いてくれる人がいて、受け止めてくれて、
自分で自分を苦しめていた。

心が叫びたがっているんだ。

僕が大好きなあの映画のタイトルがスッと頭に浮かんで、
消えていきました。

興味のある人はぜひ観てみてください。(急な宣伝)

言葉に向き合う4人のお話し。

紡いで紡いで、取り戻した自分の言葉を集めてみたら、
ようやく、自分の感性に真っ正面に向き合うことができました。

「自分の中の違和感に素直に従うことはやめておいたほうがいいかも。」
「自分の考え方には価値があるのか?」

そう思っていたけれど、どう考えようと世界は進行していきます。

だったら自分の思い通りやって、
なんか掴んでくれた人ともっと楽しいことやったほうがいいかもね。

深く人と結びつくこと。
「自分」や自分と関わった人の幸せを最大化することを求め続けたい。

それが今の自分の気持ちです。

あ、もちろん人様に社会的な迷惑をかけない範囲でね。

ここまで読んでくださった方の中には、「わざわざ森に行かなくてもよかったんじゃないの?」と思うかもしれません。

ですが、「場」というのは想像以上に思考に影響を与えてくれるものです。

自然の空気の匂いはもちろん、
音、景色、そしてゆっくり話せるベンチ。

全てが許されて何もかもが受け止めてくれる感覚は、
実際に味わってみないとわかりません。

最後に全てを受け止めてくれるパートナー的存在がいれば最高。
より深く思考の海へ潜ることができます。

今回の旅はこの事実に気づけただけでも十分価値があると思います。


変なひとのフリーランス第2章

森をでて、少しドライブしてなおとさんと別れた後、

なんか歩いていたら、ホテルにつき、チェックインを済ませ、お部屋のベッドにダイブしていました。

今までの自分と一つ違ったのは、「自動思考」が止まっていたこと。

厳密に言えば思考はしているんですけれど、今までみたいに物凄い速さで複数のことを並列処理しているような感じではなかった。

一つのことを深ーくゆっくり考えられている自分がいました。

今まではそんなことがなかったのに。
なおとさんとはすっかり離れてしまったのに。

なんでかな。なんでだろう。

外をぼーっと眺めながら夜ご飯を食べていたら、「あ、共有者が増えたからだな」って思いました。

直接会わなくてもいつでも繋がっていて、
心の支えになってくれるような存在。

変に探りを入れることもなく、
気を遣うこともなく、個が個でいられる関係。

違うんだけれども、認め合える。
本当に何も隠さないありのまま通しで繋がれる存在。

自然と自分の興味を持ったものを話はするけど押し付けもしない。
ただ純粋に楽しめる理想的な存在。

それが僕の中の共有者の理解です。

共有者と深く意識している時、
僕は余計なことを考えずに本当の意味でリラックスできます。

勝手に思考のスピードが落ち、フワフワした自分になれます。

普段色々考えている自分には、
このフワフワタイムは絶対に必要なものなのです。


今まで、自分にとって『共有者』は今まで親友だけでした。


二重人格・・・ではないけれど、いつもその人が自分の中にいて、同化しているような感覚。


僕の心の中に招待して住んでもらっているような感じですかね。

彼がいたから、苦しい時でもなんとか
乗り越えられたって場面が何度もありました。

逆に、僕が彼の助けになったこともありましたし、自然とWin-Winができる理想的な関係が心地良かったのを覚えています。

親友とは、小学校の時から一緒で、
10年以上の付き合いのなかで関係が深まっていました。

だから、簡単に「共有者」的な存在ができることはないし、
時間をかけないで作られていくものだと勝手に思っていたんです。

ですが、なおとさんが「共有者」になった。
時間がカギでないとしたら、何が大事なんだろう。

『「変」な自分を受け止めてくれること』
なんじゃないかなという仮説が出来上がりました。

僕はどこまでも自分を表現するしかなくて、
ずっとそれを受け止めてくれる人を探していたのです。

よく考えてみれば、自分が興味を持って取り組んできたことは全部、自分を表現するクリエイティブ的なものばかりでした。

弓道
自分のあり方に弓を通して向き合う

社交ダンス
自分、引いてはパートナーとの世界を作り、表現する

プログラミング(デザイン)
言葉を操って、一つのブランドの顔を作っていく

心の奥では何か表現をしたかったんですね。

そんな感じで、今回の旅も、「何か」感じ取ったものを理解したくて、北九州に行ったら、

「変」な自分を受け止めてくれて、
一緒に何か作ってくれる人に出会うことができました。

全てを「受け止めてもらえた」感覚。
普通に生活しているだけだと、ほとんど出会うことがないからこそ、

一度出会ってしまったら
歯車が噛み合うが如くカチッと嵌った感覚が生まれた。

あー、自分の求めていたことはこれだったかも。
受け止めてもらえれば、変に思考をこねくり回す必要はありません。

ずっとそばにいなくても、自分の中に存在してくれて受け止めてくれるので適度な距離ででも尊重しあった関係を維持していくことができます。


「受け止めてもらえた」感覚をもっといろんな人に味わって欲しい。

今回は「受け取る側」として自然の力を借りましたが、今度は自分が「与える側」になれるように「場づくり」に本気で取り組みたい!

今までは単に「生き方、働き方」に興味があるだけだったけど、

これからは「自分の感性でおもしろいと感じた人の価値観を集める」ということをやっていこうと思いました。

自分の使命の一つであり、仕事として形作っていくものの一つです。

自分の発信で偶然出会った人たちの間で
反応が起こればさらに面白くなりますよね。。

それを全力で支援したい。お話ししたい。理解なんてされなくてもいいから。なんなら、地下のBarみたいな場所でずっと語らってたいよね。

別に、自分たちの「場」が作れればどんな形でもいい。

コミュニティ?そんな上辺だけのものじゃない。
とてつもなく尖った、理解を超えた個が集まる場所。

そう言い切れるくらいの場所を作っていこうと思います。


2022年のテーマは「コミュニティ」のつもりでしたが、

そんなものよりもさらにパラメーター振り切ったとんでもないものになる気がしています。

そのためにも自分の感性で捉えたものを、
全力で世の中にぶつけていこうと思います。

フワフワとした心地の良い思考の中で、
それでも確かに覚悟として決まった確かなことです。

まだまだ、フリーランス楽しめそう。

こんな変な僕ですが、ありのまま受け止めてくれる方大募集です!!

フリーランスとして開業届を出してから1年弱。

ここから第2章の始まりです。

以上!北九州森会議のレポートでした!

⭐️ お知らせ

現在長野県にいる私タツミですが、
1月初旬より東京の方に住居を移す予定です。

定期的にいろんなところに飛ぶかもしれませんが、メインは東京です!

なので、この記事を読んで「なんだこいつ?なんか会ってみるか!」というようなことを感じた際には

連絡いただければご都合つけます^^

それが東京近郊だと行きやすいよね。ってお話しです。

それ以外の地域の人も、まずはオンラインであってからっていう手段も取れます。

ご検討あれ。

⭐️ なおとさんからのご褒美。僕だけのメッセージ入り。 ⭐️

メッセージはぼかし入れてます。内緒。


⭐️ 自分が行きの新幹線内で書いたレポート ⭐️

なおとさんが、僕のことを少し語ってくれたラジオ


最後に。

ここまで自分語りが大半のこの記事を読んでくださってありがとうございました。まだまだ一人の人間として未熟なところはあるかもしれないですが、自分ができることは価値があると思ったことを全力でぶつけていくことだけです。もし、あなたが僕の作る世界観に共感してくれたらいつでも連絡ください。長野の地か東京の地か、はたまた別の場所か。
あなたと話せる日を楽しみにしています!

🌟タツミの公式LINEができました!🌟


新卒フリーランスとして独立し、Web制作を行いながら様々な人や考えに出会い、成長して来たHSP真面目ちゃんな僕が、「『普通』から外れた生活を送る中で学んだ知識や経験」について発信していきます。


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【簡単な自己紹介】
長野県長野市生まれ -> 立命館大学 -> 新卒フリーランス。
普通であれなかった、とある人間です。

ゲームと、唐揚げ、物語に触れることが趣味。
(趣味が近い方一緒に語りましょ〜!!)
HSS型HSP傾向あり。
細かい言葉にこだわる性質があります。お気をつけ。


皆さんのお気持ちを、こっそり置いていっていただければ。小さな幸せ、これからも皆さんに与えます。