ホテルサービス その390 - 大閘蟹 -
冬の味覚⛄️9月〜2月にかけて旬の上海蟹を楽しむ方は多く確かに美味しいですよね〜。
この上海蟹🦀(大閘蟹)
最も有名な産地は江蘇省蘇州市にある陽澄湖(ようちょうこ)で育つ淡水蟹の一種。
湖の名前を挙げたということは!
これ以外の地区で水揚げされた蟹は厳密に言えば「上海蟹」と名乗っている紛い物なのです。
良くあるパターンとして別の産地で取れたカニを陽澄湖に一旦漬けそれを引き上げ出荷。
すると経歴からして上海蟹を名乗れるのだと。
日本に入る大半はこのケースが多いらしい。
似た様な話では不動産。
住所は麻布じゃないのに「マンション名は◯◯麻布」の表記乱立しています。
他都市も然りいかにも中心地に近さをアピールするが全くもって異なる地名にやれやれ😥
ブランド志向を上手く使い消費者の心をくすぐる商法ですね。
カニ故に話が横にずれたので🦀…
上海蟹の話に戻ります🦀🦀🦀
信頼ある流通経路を経て日本へ届く正真正銘の上海蟹はご覧の様に丸々太っています。
蒸し立て上海蟹をバリッツと剥がし卵とミソを食らう🤫メスは美味で全く臭みはない。
本物はその辺りで見分けは効く様だが!
上海近郊で養殖された上海蟹を名乗る紛い物だとまだ産地が近く諦めも出来るのだが…
ひょっとしたら!?
日本のモクズカニを上海蟹として食べさせられているかも知れないのですよね。
ただ頻繁に食べない素人の判断は難しいから食べる人が上海蟹と思えば上海蟹になる。
まぁそんなことは考えず「一心不乱にガブリつく上海蟹」の美味さに感服。
合わせる酒は「古越龍山 香甜2010」
10年物は原酒の芳醇な香り、全く雑味のない味わいの奥に感じる甘味のある紹興酒。
グラスに入れるのは「干し梅」
ザラメは質の悪い紹興酒へ入れるものです。
そして本物は「紹興市」の産地が極上。
上海蟹🦀と古越龍山🍶
最佳組合(マリアージュ最高)
☆蟹味噌とはミソでは無く肝だから美味い☆
明日はOMOしろいについて…
書いて参ります✍️
HOTEL DIRECTOR
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