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#3 台湾の国柄 では台湾についてざっくりと書きました。ここでは本題に戻り、Youtubeに関することを述べていきます。

台湾の総人口は約2300万人、東京都と神奈川県を合わせた数しかいません。”人口”という観点から物事を見れば確かにそうかもしれません。日本のYoutube市場の1/6しかないことになります。しかし二つ大きなポイントも考慮しなければなりません。一つは台湾での公用語は北京語(台湾では國語と言います)俗にいう中国語です。つまり簡体字、繁体字の違いはあれど、中華圏の標準語である北京語であれば、中国本土、香港、インドネシア、シンガポール、マレーシア、その他世界各国にいる中華系の人さえも数に含まれるのです。

さて、皆さんは世界中に散らばっている中華系の方々(俗に華人と言います)はどれくらいおられると思いますでしょうか?

正解は統計によると、中国、台湾、香港などを除く世界の国々に、約6000万人いると言われています。一番多いのがインドネシア1000万人以上、次にタイ約900万人、そしてマレーシア約650万人、アメリカ約450万人、ペルー約300万人、シンガポール約280万人、カナダ約180万人、ミャンマー約150万人、フィリピン約120万人、ベトナム約80万人。

以上に加え、約750万人の人口を誇る香港、約50万人のマカオ、さらにはVPNやその他の方法を使って中国から規制されているサイトを閲覧している若者(規制をかいくぐるのはそんなに難しくないので決して少なくありません)と海外に留学している中国本土の学生合わせて約900万人(人口の0.6%)と仮定し合わせたら+7700万人位になります。

つまり中国語でYoutubeを配信すれば2300万人+7700万人で1億人ほどのマーケットはあることになります。日本とほぼ変わらないマーケット規模になります。

そしてもう一つ大きなポイントは、どの様なテーマでやっていくかです。テーマによって中華系の反応は一気に違うものとなるからです。例えば、日本みたく娯楽チックな動画、悪ふざけ的な動画ですと恐らく反応は日本とそれほど変わらないでしょう。

しかし中華系ならではの、あるテーマは恐ろしいほど巨大なマーケットになるのです。それが.....

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