マガジンのカバー画像

メルカリをやってみた 60歳の私

3
60歳になって、初めてメルカリをやった時の話をまとめました。 母の持ち物の刺繍糸を、メルカリに出品したことから始まり、 以外な展開から、新たな世界が広がった、お話です。
運営しているクリエイター

記事一覧

はじめてメルカリやってみた 60歳の私

はじめてメルカリやってみた 60歳の私

その1 
私がメルカリを始めた理由昨年の秋から、メルカリを始めた。
数年前に実家を片付けた際、母の持ち物である刺繍糸や布、刺繍関係の色々なものが、ごってりと出てきて、捨てるわけにもいかず困ったからだ。

今年で92歳になる母は、50年以上ヨーロッパ刺繍の作品作りをやってきた。
もともと今はなき、手芸出版社であった雄鶏社のアカデミーで刺繍を学び、板垣文恵先生の刺しゅうグループで作品を作ってきた。母が

もっとみる
はじめてメルカリやってみた 60歳の私  その2

はじめてメルカリやってみた 60歳の私  その2

実際にメルカリを始めてみてどうなったか
刺繍糸は飛ぶように売れた。 驚いた!
私の場合、出品の作業とは、まずパッケージを作り値段を決め、写真を撮りキャプションを書き、マイページにアップするまで1時間近く掛かるのだ。

特に写真は、部屋のどの場所がいいかとか、どんな風に撮るかとか時間が掛かる。同じ出品がいくらで取引されているのか、メルカリ内や原価のリサーチをしたりして、値段設定も時間が掛かった。

もっとみる
はじめて「メルカリ」やってみた 60歳の私 その3

はじめて「メルカリ」やってみた 60歳の私 その3

メルカリから、多くを学んだ私は、 母の作品を インスタグラムに掲載することを始めた。 相変わらず、メルカリでは、刺繍糸に限らず、母の持ち物は、どんどん売れた。そして、 メルカリのコメントの中に、 (社交儀礼かもしれませんが…)母の作品をみたい、というコメントを下さる方がいたことが、インスタグラムをやってみようと、私をその気にさせた。

ところが、娘の一人から、母の作品をインスタに掲載することを

もっとみる