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やっぱりビバークは大事

羊飼いの英雄

中国のクロスカントリーで21人が亡くなった事故で、6人の参加者の命を救った羊飼いの男性が称賛されているということです。

羊飼いの男性が放牧中に天候が悪化し気温が急激に下がったため、非常用の物品を保管している洞窟に避難しようとしたところ、立ち尽くすレース参加者と遭遇し、洞窟に避難させて介抱したそうです。

そのほかにも全員で6人助けて命を救うことが出来たとか。当時は雹なども降るものすごい悪天候だったようですね。

やっぱりビバークすることは大事

山の天候は変わりやすいと昔からよく言いますが、天候は変えられないのでそれにどう対処するかが大事だと思います。でも、結局悪天候になったら、場所を変えるか、持ち物で対処するしかない。運よく避難小屋や山小屋、それこそ洞窟、大きな岩陰などがあればよいですが、場所によってはそう都合よく見つけられません。なので、やはり最低限のビバークできる装備は持っていたほうが良いと思います。風を避ける、雨を避ける、暖を取ることが出来れば、天候の回復を待つこともできると思います。無理に進めば道迷い、体力の消耗、転倒・滑落、低体温症のリスクが高まり、場合によっては死につながります。

こうしたレースではどの程度の安全確保をしているのかわかりませんが、装備のこともそうですが、レース途上での避難場所、緊急時の位置情報確認と救助方法なども今後検討の余地がありそうですね。レースの特性上自己管理の要素も強いとは思いますが。

でも、やっぱり命は一番大事。







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