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深田恭子さんの活動休止に思う

女優の深田恭子さんが、適応障害により活動休止することが発表された。

純粋に驚いた。
著名人には、一般人には分からぬ苦労があるのだろうといつも思うが...
ゆっくりと静養し、快復されることを祈るばかり。

そもそも適応障害とは、

ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。 たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。

「厚生労働省 ホームページ」より引用
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_adjustment.html

うつ病とは少し違うようで、下記の図が分かりやすい。

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「飯田橋メンタルクリニック ホームページ」より引用
https://www.iidabashi-mental.jp/information/archives/post-450.html

適応障害には薬はあまり効かないのだとすると、どうやって治すのだろう...
調べてみると、

適応障害は、まずは、ストレスの対象から離れて調子を整えることが大切です。十分な睡眠とバランスの取れた食事、適度な活動で、生活リズムを整えていきます。また、適応障害を発症する人は、発症に至る行動のパターンや考え方・物のとらえ方の傾向が認められることが多くあります。そのため、調子が戻ってきたところで、その人自身の課題に取り組むことで、生活や仕事に復帰した時に乗り越えていく力をつけていくことが、適応障害を繰り返さない回復の道のりです。休職などでストレスの対象から離れたり、服薬を開始したりすることで楽になったからもう大丈夫と、治療をやめてしまわない事をおすすめします。大切なのは、ストレスを乗り越える力を身に着ける取り組みをしっかり行うことです。

「あらたまこころのクリニック ホームページ」より引用
https://www.mentalclinic.com/disease_faq/p877/

まずは生活のリズムを整え、少しづつ課題に取り組みながら力をつける。
私も「抑うつ神経症」と診断された身だが、心の病はやはり落ち着ける環境において、時間をかけて癒していくしかないのだと思う
必要な時間も人それぞれだと思うし、それぞれのペースで向き合っていくしかない。

私は今でこそ復職できてはいるものの、やっぱり好不調はあるし、薬も服用している。周囲の理解とサポートがなければ、危なかった時期もある。
深田さんの心に何が起きたのかはわからないけど、当事者だからこそわかる辛さがある。
まずは、ゆっくりしてほしい。
女優業が辛いのであれば、無理してまで復帰しなくてもいいと思う。
とにかく心身ともに元気になってくれたら...と願う。


今同じように苦しんでいるすべての方にも伝えたい。
無理せず、あわてず。時間もありますし、道もいろいろあります。
辛いときは、周りを頼ってください。頼りすぎぐらいが丁度いいのです。
私も家族をはじめ様々な方に支えてもらってばかりです 笑
家族でも友人でも恋人でもお医者さんでもnoteの住人でも、
みんなあなたの味方です。
何よりも自分のことを一番に考えて、ゆっくりと生きてくださいね。

サポートをしていただけるようなことがあったら踊り狂います。 どこかの誰かの何かに届けばいいな。