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モバイル&サウンド

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モバイル・アプリから本格的なDAWソフト&ギターやシンセの情報や解説など。
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#ドラム

[モバイル&サウンド 52]〜ギター初心者向けリズム・トーク

今回の[モバイル&サウンド]は、ギターの右手=リズム=ストロークに関するトーク。 今までにGarageBandのドラムの話やギターの右手のリズムのことなどに個々では触れてたんけど、ギター目線でリズム/ドラムをチェックしてみる。 キホンはGarageBandのビートシーケンサーの16分割グリッド。 あと。。。ラジオ体操の「いち・にー・さん・しー」の掛け声。アレをイメージ。 ストロークはダウン&アップ音楽理論とか。。。そういう堅苦しい!?のは抜きにして、ラジオ体操の「いち

[モバイル&サウンド 43]〜ドラム・セット/パーツについて

ドラムのセット/パーツの入れ替え先日アップしたデモ音源は。。。曲作りの土台としてLogicで作ったもの。 これを例にドラム・サウンドの音作りについて触れてみようかと。。。 iPhoneやiPadのGarageBandだとここまではやらないけど、知っておくと考え方やスキルで役に立つこともあるかと。。。 この音源のドラム・パートは大きく分けて前半はドラムマシン、サビはナチュラルなドラム・セットをAIドラマー的な"Drummer"に叩かせている。 どちらも基本セットを選んで

[モバイル&サウンド 33]〜リズムの基本はスペシャリストに任せる

「打ち込み」は強弱のないリズム系!?DTMの入門レベルで、「ドラムのフレーズを打ち込んでみましょう」ってのは、大抵あるエクササイズ。 機能を理解するってことでは意味のあることだけど、ほとんどは細かい「強弱ーベロシティ」までは言及していない。なので、同じレベルで処理することに。。。 譜面を読める人が。。。それを参考にフレーズを打ち込んだとしても、細かいベロシティの指定等は何もないので、やはり強弱コントロールはないって場合が多い。 結果、イイ意味でも悪い意味でも。。。メリハ

モバイル&サウンド〜まとめ2

今回のnoteは、「モバイル&サウンド」11-20のまとめ。 フォーカスの一つは「音のポジション/定位/パン」。それを把握/演出するには、モニター用ヘッドフォンは必須アイテムって話でした。 もう一つは「ドラム」。曲/リズムの要であるドラムの基本を押さえておくことは、楽器演奏/音楽制作の重要なポイント。 11-20のタイトルは、以下の通り。 11. モニター用ヘッドフォンは必須アイテム 12. 音のポジション(ドラム) 13. 音のポジション(ギター/ベース/ピアノet

モバイル&サウンド19〜GarageBandのドラムの音量の調節

DAWソフトのマルチ・トラック・レコーダー機能 GarageBandのようなDAWソフトの優れてる点の一つは、「マルチトラック・レコーダー」機能を持っている点。 ボイスメモのように。。。全ての音が一つのトラックに押し込められている。。。んじゃなくて、ドラム/ベース/ギター/ピアノ/ボーカルといった各音源をそれぞれ別のトラックに録音して、後で音量バランスを調節出来る。 また、同時一発録音じゃなくてもいいので、一人で幾つものパートをこなすことも可。 上の画面はサンプル・デ

モバイル&サウンド18〜リズムの補正

GarageBandでリズムを入力 指先で画面を叩いて音を出したりREC出来るGarageBandの「スマート・ドラム」。ドラム・キット&サウンドの基本を楽しく学べる。 音楽初心者で楽器/DTMを始めるなら、どのパートでも「ドラムとリズム」の基本にはまず触れておいた方がイイ。 「ドンタン・ドドタン」 「チチチチ」 とか、楽しみながらプレイして録音してみる。で、プレイバックしてみると。。。 なんだかリズムがグシャグシャ。。。みたいな。。。(笑 GarageBandで

モバイル&サウンド15〜音のポジション(レイヤー・サウンド)

音をシンプルに配置 まず最初に。。。モバイル&サウンド「13 & 14」で紹介したサンプル(note公式マガジンに追加)の確認。 小編成のバンドのライブ・アルバム等でよく使われる音イメージで、音数もシンプルで、各楽器の輪郭がハッキリしていて、下のような音ポジションになっている(ピアノがギターに置き換わってるパートもあり)。 レイヤー&シーケンス・サウンド 次に。。。今回紹介するのは、「レイヤー&シーケンス」的なサウンド。こういう音ポジション的なものも、「定番」的な手法

[モバイル&サウンド14]〜オーディオ インターフェイスなしのギターREC

オーディオインターフェイスを使わないでギターREC 今回のnoteは、モバイル&サウンド13でも使ったiPadのGarageBandで作ったサンプルのギターについて。 このエレキギターはリアルに弾いたけど、RECにはオーディオインターフェイスは使ってない。 下の写真のように、iPadに近い位置にBOSSのアンプKATANA-MINI(チューナーやワイヤレス・レシーバーもセット)を置いてREC。 こんな感じ。 写真には写ってないけど、ヘッドフォンでモニターしながらR

モバイル&サウンド13〜各パートの音のポジション(ギター/ベース/ピアノetc...)

サンプル・デモをアレンジ 前回のドラムの音ポジションをどう配置するか?!ってテーマの続き、今回はドラムに加えて各パートの音源をどう配置するかについて。 まずは。。。iPadのGarageBandで作ったサンプル。「モバイル&サウンド6」で使ったものをアレンジ。 ドラム・トラック このサンプルのドラム・セットはGarageBandのバーチャル・ドラムの"Drummer"のプリセットの定位で、下の画面のように「客席側」から聴いた音のポジションになっている。 クラッシュ

モバイル&サウンド12〜音のポジション(ドラム)

本格的に曲をカバーしたり、作ったりするっていうことまではしなくても、ちょっとしたデモや楽器の練習用オケをサッと作ったりするのにGarageBandのようなソフトは重宝しマス。 今回はドラムに関しての音のポジション(定位)について。 ドラムの基本キットは、このGarageBandの指で叩くスマート・ドラムのようにキック/スネア/ハイハット/タム(ハイ/ロー/フロア)/シンバル(クラッシュ/ライド)になっている。 その「音の配置」は、「キック&スネアはCenter」が定位置

モバイル&サウンド8〜曲を料理に例えると。。。!?

焼きそば作りって。。。!? こんな例えはいかがでしょうか。。。 お腹が空いたので、焼きそばを作ろう!って思い立ったら。。。 ・コンロの火を点ける ・フライパンを置く ・野菜や肉を炒める ・そばを焼く ・ソースや調味料をかける ・お皿に盛る みたいな。。。 これらを曲に例えてみると。。。 ・コンロの火=ドラム ・フライパン=ベース ・野菜や肉=ギターやキーボード ・そば=歌 ・ソースや調味料をかける=エフェクト ・お皿に盛る=サウンド・エンジニアリング(ミックス/マ

モバイル&サウンド6〜ドラム・サウンドにギターを乗せる

ギタリストにとって「スケールとコードは曲のキホン」ってのはもちろんだけど、ギター・・・特にエレキギターのポジションを曲の中(とりわけバンド・サウンド)で考えると、ギターは「曲を構成している楽器の一部」。 そして、曲の「土台」的な部分を担っているのはギターではなくー リズムの要である「ドラム」 になる。この「リズム」の上に乗っていないってのが極端な場合、ギターのフレーズは意味を成さないし、曲として成立しない。。。 スゴ腕ギタリストってわけでもないので「100%オン・ザ・