見出し画像

モバイル&サウンド6〜ドラム・サウンドにギターを乗せる

ギタリストにとって「スケールとコードは曲のキホン」ってのはもちろんだけど、ギター・・・特にエレキギターのポジションを曲の中(とりわけバンド・サウンド)で考えると、ギターは「曲を構成している楽器の一部」。

そして、曲の「土台」的な部分を担っているのはギターではなくー

リズムの要である「ドラム」

になる。この「リズム」の上に乗っていないってのが極端な場合、ギターのフレーズは意味を成さないし、曲として成立しない。。。

スゴ腕ギタリストってわけでもないので「100%オン・ザ・ドラム」ってところまでの要求はなかなか難しいところだけど。。。試験や資格の「合格ライン」みたいなレベル!?・・・一応曲として成立してるっていうようなぐらいなところは目指すようにはしてる。。。

で。。。メトロノームの無機質なビートに合わせて弾くことは。。。もちろん練習でやるべきことだけど、実際の曲ではドラムの生み出す「ビート感」や「ノリ」を感じながらギターを弾くことはさらに大事なこと。

この「ドレミファソラシド。。。」ってのもー

前半の個々の楽器のドラムレスなのとー

「ドン! タタ! ドン! タ!」
「ドドタド! ドドタド!」

って後半のドラムに乗せているのとでは、全然違うように感じる。
こういう風に。。。エレキギターや他の音階を鳴らすサウンドも、ドラム・ビートに載せてこそ。。。

今はスマホ・アプリで色々と音系なのがあるので、GarageBandみたいなのがあれば、こういうオケ作りや練習が簡単に出来る。


ちなみに。。。

「ドン! タタ! ドン! タ!」

って、「チチチチ」ってハイハット・レスのドラム・フレーズってビミョーに「タメ感」があって、それをスルーしてフツーに弾くと。。。どうもビートの一体感がなくフレーズの「オン・ザ・ドラム」感もイマイチ。。。になったりする。

これっぽいフレーズが使われてるのは、ぼっち・ざ・ろっく!の「青春コンプレックス」のイントロ。


もう一つ。。。

「ドドタド! ドドタド!」

みたいなタムを刻んでるビートが使われてるのが、「ギターと孤独と青い惑星」の歌始まりとサビ前。なので、先日UPしたこのBPM180バージョンは、一応それっぽいドラム・フレーズは取り入れてる。

タムの刻みを入れることで重量感が加わり、音の重心が低くなってオケの印象もかなり変わる。そういう重量感のあるリズムの上にギター・サウンドが乗ってるって意識すると、弾く時のフィールも変化してそれがフレーズにも影響してくる。

「オン・ザ・ドラム」を目指すと言いながら。。。連続ダウン・ストロークのキタちゃんパートとかはフレーズがリズムに乗り切らない箇所もあったりで、まだまだ要練習。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?