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モバイル&サウンド12〜音のポジション(ドラム)

本格的に曲をカバーしたり、作ったりするっていうことまではしなくても、ちょっとしたデモや楽器の練習用オケをサッと作ったりするのにGarageBandのようなソフトは重宝しマス。

今回はドラムに関しての音のポジション(定位)について。

ドラムの基本キットは、このGarageBandの指で叩くスマート・ドラムのようにキック/スネア/ハイハット/タム(ハイ/ロー/フロア)/シンバル(クラッシュ/ライド)になっている。

その「音の配置」は、「キック&スネアはCenter」が定位置。

でも、他の配置に関しては「プレーヤー側」か「客席側」かで、左右が逆になってたりする。

「プレーヤー側」からなら、上の画面と同じ。

一方、「客席側」で聴こえる配置は、GarageBandの別のドラム"DRUMMER"(リズムを自動生成してくれるバーチャル・ドラム)の画面のようになる。

この画面だと分かり難いかも。。。なので、MODO DRUMの画面も(これはシンバルが3枚ある)。

GarageBandの場合。。。「プレーヤー目線」の画面のスマート・ドラムの音の配置は。。。"DRUMMER"と同じで、音と画面が一致しないっていう。。。(笑

音に関してはキットのポジションを統一してるので自由には動かせない。。。ってことになっている。


オケでドラム・セットの「音をどちらに配置するか」ってのは。。。色々と曲を聴くと、どちらもあるけど、結局、「プレーヤー」と「客席」のどちら目線か。。。ってことになって、今の時代、映像とセットになること前提で考えるとドラマーのいるMVだと「客席側」からのカットが多いことから音もソッチの方が自然。。。!?

参考までに、メタル系の何曲か探ってみると。。。

 BAND-MAIDのこの曲は「客席側」。イントロやサビでAKANEちゃんが右手で「ジャンジャン!」ってシンバル鳴らしてたり、サビ前で「ドコドン」って低音系タム鳴らしてるのがL側から聞こえる。音の位置と見た目感が一致してるのがわかる。


アニメタルでの超絶プレイでもお馴染み!?SYU率いるGALNERYUSのアニメ”HUNTER×HUNTER”のこの曲では「プレーヤー側」で、正面からのカットだと音がドラマーの動きと逆になっている。

SYUのギターと小野正利の超ハイトーン・ボーカルばかりに気を取られてたけど、こうして聴いてみるとドラムの音はそうなってた。


ドラムの音が「極端にセンター寄り」になってるってパターンも結構あって。。。SYUとアニメタルで一緒にハイテク・ベース弾いてた「地獄のメカニカル・トレーニング」の教本でも有名なMASAKI率いるDAIDA LAIDAのこの曲の超高速ドラムはそういう定位になっている。

お茶の間的!?にはボーカルのNOBは聖闘士星矢の曲のアニメ歌手って言った方がいいのかもしれないけど、ホントはメタル系の人なんですが。。。


= = UPDATE 2023/04/28 = =
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