見出し画像

[モバイル&サウンド 43]〜ドラム・セット/パーツについて

ドラムのセット/パーツの入れ替え

先日アップしたデモ音源は。。。曲作りの土台としてLogicで作ったもの。

これを例にドラム・サウンドの音作りについて触れてみようかと。。。

iPhoneやiPadのGarageBandだとここまではやらないけど、知っておくと考え方やスキルで役に立つこともあるかと。。。

この音源のドラム・パートは大きく分けて前半はドラムマシン、サビはナチュラルなドラム・セットをAIドラマー的な"Drummer"に叩かせている。

どちらも基本セットを選んで、さらにキックとスネアのパーツを変更している。

例えば、ドラムマシンのスネアは、100種類以上はあるかと思われるスネア音源の中から好みのものを探し出して選んでいる。

アコースティック・ドラム・キットのパーツの種類はそこまで多くはないけど、スネアだと10種類ぐらいはある。

ドラムマシンもアコースティック・ドラム・セットも、キックはタイトでスネアはピッチの高いものを選択している。

スネアの音は単に好みで、「カンカン」鳴るようなヤツ。アコースティックのセットのスネアは「タイト・メイプル」を使った。

この段階でラフにとはいえ。。。オケ全体のサウンドを聴いて、各音源がいいバランスで鳴ってくれるものを選ぶようにしている。後でミキサーの「イコライザーがどう。。。」とかいうことじゃなく、オケ全体の中でキット/パーツ音源選びで大体の音決めはする。


スネアの材質をチェックする

単に音が好み的にどう。。。っていうだけでなく、スネアなら材質でどういう傾向があるのかとか、「スネア」そのもののパーツと作りといったようなことも基本的なことには目を通しておくようにしている。

・サウンドハウスの解説を見ると、スネアのシェル(銅)の素材についてー

メイプル・マホガニー・スティール・アルミ・ブラス・・・といった代表的なものから。。。チタン・カーボン・アクリル・・・

といったものまで取り上げている。

https://www.soundhouse.co.jp/howto/drum/shell/index.php


ドラムマガジンのサイトでは、木製シェルについて解説している。



曲の聞き込み/ドラム・セット情報

どういう音を選択するかってのは、「好きな曲を徹底的に聴く」ってのが基本中のキホン(笑

ただし、それは「リスナー」としてではなく、上記のような「ミュージシャン」・サイドから。

それと。。。聴く/カバーする曲の中に。。。必ず「バンド」系を入れること。それは。。。ソロ歌手とかだと。。。歌以外の情報がほとんど得られないので。。。

メジャーなバンドやミュージシャンなら、検索すれば楽器やエフェクターの情報はけっこう転がっている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?