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言葉の順番を入れ替えるだけ?文章力で相手の心を動かすテクニック

「自分、稲葉さんのために生きてみようと思います。」


この言葉を見てすぐにわかると言う方は、私と同じく、新垣結衣さんのファンですね?この言葉は、「空飛ぶ広報室」というドラマの一場面です。


私はこのドラマが大好きで、Amazonプライムに出てから4回ほど見ました。綾野剛さん演じる空井大祐のこのひと言で、新垣結衣さんが演じた稲葉リカはドキドキしたんです。


それから数日経ってからでしょうか。今度は空井大祐から、「金曜の夜、空いてませんか?食事でも。もっと、お近づきになれたらと。」という言葉が。


空井大祐からの思わぬ言葉に、新垣結衣さんが演じた稲葉リカはまたまたドキドキしちゃったわけです。
でも、最初の言葉も、その言葉も、「仕事として」という言葉がついていただけという結論だったわけですが、これ、ビジネスをやる上で非常に使えるテクニックなんです。


今回このようなお話をしたのは、ビジネスで非常に使えるものでしたので、あなたにお伝えしようと思ったんです。
空井大祐は知ってか知らずか、普通と話す順番を変えると、人の心を揺さぶるんですよ。


例えば、以下のような感じで

「友達として、好き。」

「好きだよ。友達として。」


どうでしょうか?言っている意味はまったく同じですよね。
ですが、前者よりも後者の方が、言われた方はドキッとします。これが空井大祐のように、二度や三度も続くと、そりゃもうドキドキもんです。


言葉をちょっとだけ並び替えるだけなのですが、相手に与える印象というのはまるで違ってくるのです。非常に面白いですよね。


普段、何気なく話している言葉も、ちょっと順序を変えてみようかなと意識してみてください。相手によってはまったく反応が異なってくることにあなたも気づくはずです。


もうひとつ、世代によっては非常に有名な言葉を紹介させていただきます。あなたが若いとまったく知らないかもしれませんが、その時は少しでいいので調べてみてください(笑)


「上杉達也は浅倉南を愛しています。世界中の誰よりも。」


どうでしょうか?あなたはタッチという野球漫画をご存じでしょうか?その漫画の中で、一番の名シーンが上記の言葉です。


これは本当かどうかは定かではありませんが、タッチの作者であるあだち充さんは、上記の言葉の順番に特にこだわっていたそうです。


普通だったら、

「世界中の誰よりも浅倉南を愛しています。」

こっちですよね。


ですが、先述したように、言葉の順番をちょこっとだけ入れ替えるだけなのですが、これをしたから名シーンになったと言っても過言ではありません。


ちょっとだけ言葉の順番を入れ替えるだけなのですが、それだけで非常に強いインパクトを残すことができるのですから、文章ってやっぱり面白いですよね。


どんなビジネスをやるにも、文章はある程度は書かないといけません。多くの方はそこに意識を集中するのではなく、お金を稼ぐ仕組みに意識を集中してしまいがちです。

例えば、転売とか、アフィリエイトとか、最新の稼ぎ方、輸入ビジネスとか。


何をするにせよ、土台となる文章力があれば、何をやっても大抵うまくいくんです。ネットビジネスで成果を出している方はほぼ全員、土台となる文章力を磨いています。


今回の言葉の順番を入れ替えるというテクニックは、すぐに真似が可能なうちの一つです。もしあなたが、文章を書いているのにいまひとつ成果が出せていないなら、言葉の順番をいろいろ変えてみてはいかがでしょうか。

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