【雇用のミスマッチ解消】必要な「学び直し」とは【リスキリング】
現在国が推奨しているリスキリングとは、簡単にまとめると、
「今のスキルや地位に胡坐をかくことなく、日々研鑽を積む(資格取得など)ことによって、先が見えない(安定していない)将来に対応出来るようにしましょう。
ということです。
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このこと自体は、人手不足解消のための一政策としての対処として大変アリだと思います。
私は、日本全体がどんな時代になっても・自分自身が何歳になっても、自分にとって新しいスキルや考え方を手に入れ、そしてそれを使いやすくマイナーチェンジすることは必要であり、そのことによって自分自身の力で未来に対応しなくてはならないと思っていますので、現在の流れはとても歓迎しています。
ぜひ皆さんも、自身の現状や将来の展望を考えた後に「リスキリングしてみたい!」と思ったら、ネットでも何でも良いのでちょっと調べてみてください。
国が補助している上、皆さんに合った・必要な良い講座がきっと見つかると思います!
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しかし、現在のリスキリング界隈で少しだけ気になることもあります。
それが、
「学ぶこと・新しい知識や能力を身に付けたい」ということだけを目的としたリスキリング
をしている方もいらっしゃる、ということです。
恐らくですが、そういった方にとっては、
資格を取ることがゴールである
と思ってしまっているのではないでしょうか。
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これは、独立した人だけでなく、現在も会社勤め(サラリーマン)をされている方にも当てはまるのですが、
過去にどんなことを行ってきたかということについては、新卒もしくは20代の若手社員しか重要視されません。
それ以降の方・ある程度の年齢やキャリアを積んできた方は、今現在どんなことが行えるのかということが重要視されます。
ですので重要なことは、他の方と、
私は、〇〇という資格を持っています。よろしくお願いいたします。
ということではなく、
私は、○○という資格を持っているため、他の方とは違い△△という業務を提供することが出来ます。よろしくお願いいたします。
という会話が出来るかどうかです。
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資格や経験は、その人が困難がありつつも努力によって勝ち取ったものであり、全くの無駄と言われ・無駄になってしまうことはほとんどありません。
しかし、大事なのはそれを使いこなすことです。
是非とも、新しく手に入れた『自分自身の武器』を実際に使用し、現状よりも良い未来に繋げて欲しいです。
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