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「人柄採用」って何さ?というはなし。

こんにちは。株式会社大新社 人事担当のこがっちです。
寒いくせに花粉が飛んでいるせいで喉が常にイガイガ状態、のど飴が手放せない季節になりました。ちょっと待ってくださいね……
あ゛ーあ゛ーあ゛ー……ゴホン。

みなさん、お元気でしょうか!(満面の笑み)。

さて、本社の最寄り駅の朝は、来る日も来る日も、通勤するビジネスマンたちでごった返しています。そんな中、足早に会社へ向かう一人の男性が、隣の男性に言った言葉が耳に残りました。

「うちの会社、『人柄採用』なんだってさ(笑)」

「人柄採用って何だよ」みたいなニュアンスに聞こえたので、正直なところ、ちょっとドキッとしました。「うちも、人柄採用って打ち出してるよね」と。
そこで、改めて考えを整理してみたわけです。

「人柄重視、人柄採用って言っているけど、それってなんだ?」と。

当たり前ですが、弊社の選考を受けてくれたものの、残念ながら「不採用」という結果をお知らせしなくてはならなかった方について、採用となった人より人柄が劣るという判断をしたことはありません。

私自身、そんな偉そうな判断を出来るような人間じゃないですし(苦笑)、私たちの会社に興味を持ち、頑張って選考を受けてださっているだけでありがたいことです。一時でも出会えたことに感謝こそあれ、人柄の善し悪しを判断するなんてことは無いわけです。

じゃあ、人柄採用じゃないじゃん。

……というお声が聞こえてきそうですね(苦笑)。
なかなか難しいのですが、私の考えだと「人柄=経営理念を深く理解、共感し、同じ使命や目標を分かち合える感性」という感じです。

このベクトルが違っていると、どんなにスキルがあったとしても、どんなに素晴らしい人格を持っていたとしても、長く働いているうちに、どうしたってしんどくなってくる時が来ると思うんですね。そうしたミスマッチを防ぐのが、「人柄採用/人柄重視」の意味だと思います。

まあ、何が言いたいかというと、「人柄採用」には性格も人格も関係ない。不採用だったからって人格が否定されたわけではない。お互いのためにミスマッチが起こる可能性を防ぐための結果というだけのことだと理解して、自信を持って進んでいってね、ということです。

面接でお会いした学生さんに不採用通知を送らなければならない際には、この気持ちでフィードバックを添えるようにしています。陰ながら応援しつつ……。
伝わっているといいなと思います。

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