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振り返りってめちゃくちゃ忘れがちだけど、やらなきゃすごくもったいないよねって話。

突然ですが、「振り返り」ってやってますか?

ぼくは結構忘れがちですorz

1日仕事して、疲れた状態でへとへとになりながら帰宅。お風呂入ってちょっとごろごろしてると、いつのまにか夢の中。ハッと目を覚ますと、夜明けを告げる始発列車。
#目の前が線路

結局、「振り返り」しないまま次の日に突入しちゃいます。

こういうシチュエーションってけっこうな人にとってあるあるなんじゃないかなぁと思うんですけど、1日の振り返りをしないって実はめちゃくちゃもったいないと思ってまして、、

せっかく貯めた経験値がリセットされてしまうんですね。



モンスターとの戦いがなかったことに!?

大なり小なり、毎日仕事したりプライベートな時間を過ごす中で、成功体験や失敗経験って積み重ねているはずです。

こういった経験の積み重ねは、ドラクエとかでいえばたくさんのモンスターと戦ってる状態で、戦うほど経験値が増えてレベルが上がっていくわけですけども、現実はそうはいきません。

工夫しないと、貯めた経験値がリセットされちゃいます。人間は忘れる生きものだからです。

たとえば 1週間前にした失敗とか成功の体験って覚えてますか?ぼくはもうすっからかん子ちゃんで、さっぱりんごろう。

これが 1ヶ月前、1年前ともなると、ほぼ完全に忘れています。つまり、「経験値がリセットされてる」んです。

これめちゃくちゃもったいなくて、せっかく時間を費やしたり、勇気を持ってチャレンジしたり恥かいたりして経験値増やしたのに、レベルが上がらないことになります。

24時間のうち、寝る時間以外をレベル上げのためにモンスター倒しまくったのにその経験値がリセットされるって、ものすごいショックです。

もちろん「忘れる生き物」である以上、100%完全に記憶しておくのは難しいですし、というか記憶する必要はないのですが、少なくとも積んだ経験値はきちんと貯めて、次に活かせた方がお得ですよね。

この「経験値を貯めて、次に活かす」ために最適なのが、「振り返り」なんです。



「記憶」は忘れるけど「理解」は忘れない

「ブルームの6分類法」っていう概念があります。

ブルームの6分類法とは、技術を人間が習得するときの、人間の発達段階と、各段階における学習目標を示したものです。レベルの低い方から、記憶、理解、応用、分析、評価、創造、と続きますが、基本的に学習は、この順序で、各段階の目標をクリアしながら進めていかなくてはいけません。
引用:受験勉強が捗らない皆さんへ:第一回

詳細は上記の引用ページをご覧いただくとわかりやすいのですが、さくっと説明しますね!

ブルームの6分類方によると、6つのステップで人は学習レベルが上がるといわれています。6つのステップっていうのが、これ。

「記憶」➡︎「理解」➡︎「応用」➡︎「分析」➡︎「評価」➡︎「創造」

たとえば「記憶」のステップだと「”きおく”っていう漢字を覚えているか?」、「理解」のステップだと「2次方程式が解けるか?」みたいな感じです。

日々の経験の積み重ねっていうのは、基本的には「記憶」の段階にとどまることが多いと思っていて、「記憶」レベルだと時間がたつにつれ忘れる可能性が高まります。

「あー、この漢字どう書くんだったっけ、、、」
「あー、この人みたことあるけどなんて名前だったっけ、、、」

っていう経験って多くの人にあると思うんですけど、これは「記憶」のレベルだから忘れちゃうわけです。

これが「理解」のステップまで進むと、途端に忘れにくくなります。

たとえば「2次方程式」とか「面積の求め方」って進学校を目指してた人だったら大体の人がいまでも解けるはず。これは問題の解き方を「記憶」ではなく「理解」しているからなんですね。

日々の「振り返り」は、経験値を「記憶」から「理解」まで深めてくれます。

「こんなことがうまくいったけど、なんでうまくいったんだろう?次もうまくやるにはどうしたらいいかな?」

「こんな失敗しちゃったけど、なんでだろう?どうやったら次うまくいくかな?」

みたいに思考を深めることで「理解」ができるようになり、結果として経験値を効果的に貯めることができて、失敗や成功を次に活かせる、って感じです。



というわけで

せっかく貯めた経験値がリセットになるなんてものすごい嫌なので、帰りの電車のなかとかを利用しながら、すこしでも振り返りをしていきます。 1日 10分もあれば振り返りできると思いますし、、、

振り返りの重要性は、新R25の以下の記事でもよく伝わるので、よければ合わせて読んでみてくださいね。


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