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BAR営業を盛り上げるには、ランチを合わせてやるといいかも。

仕事後の疲れた脳みそでは何をやってもはかどらないので、早起きを初めてみたのですが、急に寒くなってきたのではやくもくじけそうな予感がしてます。ほんとさむい!

今回は、「BAR 営業を盛り上げたいなら、ランチを合わせることで盛り上がりやすいかもね」って話をしたいと思います。


先日、「目の前のお客様ひとりひとりを大事にすることがファン作りにつながるよね」っていうカレーお姉さんの話をしました。

実はこのカレー屋さん、もともとは BAR として営業をされているんですね。

職場のすぐ近くなので、お店の前を通るたびに「うわ、いい雰囲気!一回入ってみたいなー!」とは思っていたものの、誰もお客さんがいないことが多くて、鶏肉よりもチキンなぼくはなかなか入れずにいました。

お昼休みにたまたまお店の前を通りかかって、ランチやってることを知ったんですが、ランチのときはお客さんが入ってて、結構入りやすい雰囲気だったんです。

「あ、これは今しかねぇづら!」

お店に入ったぼくは、先日書きました通り、大魔王級の120点スマイル力素敵お姉さんと、おいしいカレーにやられまして、いまやすっかりファンになったわけづら。
#なにいってんづら

ぼくは飲食店をやっていないのであくまでイメージになっちゃうんですが、今回の件から、もしぼくが BAR をやってたとしたら、ランチ営業は結構鍵になるなーと思いました。


ランチだとお店に入るハードルが下がる理由

今回、ぼくはランチでカレーお姉さんのお店にはじめて入ったわけですが、なぜいままで躊躇していたのに今回は入店できたかというと、BAR 営業と比べて入店するためのハードルが低かったからだと思っています。

BAR 営業としてお店に行く場合、だいたいは仕事後に寄る感じですよね。

「あー、疲れたね。ちょっと一杯飲んで帰ろうか」

みたいなイメージだと思うのですけれど、これだと別にどこのお店でもよくなっちゃうので、ほとんどのひとはわざわざ「行ったことないお店」を選ばないと思うんですね。

仕事あとで頭も回らないので、思考停止して、だいたい「いつも行く店」とか「大手チェーン店」とかに行きつくはずです。

つまり、お店側からすると「新規顧客を得るためのハードルが高くなっている」と言えます。

一方、ランチってどこの会社もだいたい時間にして60分、時間帯は12 - 13時、もしくは13 - 14時で設定されていると思います。

となると、「いつも行くお店」や「大手チェーン」とかって混み合ってる可能性が高いじゃないですか?

当たり前ですが、こっちはお腹も空いているし、60分以内に会社に戻らなくちゃいけません。結果的に、「新しいお店」に入るためのハードルがめちゃくちゃ下がります。

「わ、混んでる!これだときついな...。どこか他のお店に行くか」

みたいな感じで、行ったことなくてもいいからランチ時間の60分に間に合うお店を探すわけですね。

こうなるとお店側としては大チャンスで、「お店に入ってもらう」というハードルは比較的楽にクリアできるようになる、というロジックです。


ランチで知ってもらい、BAR で利益を上げる

今回の例でいうと、ランチ営業はお店に入ってもらうためのハードルを下げるのが目的です。

つまり、入ってもらった後、お店のファンになってもらう条件が整っている必要はあります。

そこさえ整っている BAR であれば、ランチ営業は広くお店をしってもらうために効果的なのかなーと感じました。

入店してみて、雰囲気やお店の人の人柄がわかると、なんとなくホーム感がでてきますし、いったん入ると慣れます。

リピーターを増やすなら、入りやすいお昼に来てもらって、雰囲気を感じてもらうとよさそうです。BAR だと飲み物中心になるので、利益率もあがそうですし。

ただし、場合によっては客層がかわる可能性があるので、その辺は注意が必要そう。

たとえばランチは「500円」でやってるのに、BAR 営業はビール一杯「1500円」とかだと、お店を利用するお客さんがぜんぜん変わります。

ランチにきてくれるだけでいいなら問題ないのですが、BAR にもきて欲しいなら値段設定とかは考えておいた方がいいかもしれないですね。


まずはお店の良さを知ってもらうことが大事

ぼくは飲食店をやっていないので、このままだとただの想像で終わっちゃいます。

ではどうすれば今回の学びを活かせるか?ですが、今回の学びの本質は「まずは良さを知ってもらうことが大事で、知ってもらうためのハードルはとことん下げる。マネタイズはそのあと!」だと思いました。

キングコングの西野さんとかも、絵本を無料公開したりとか、ビジネス本を無料公開したりとか、近しい戦略をとってらっしゃいます。

「いいかどうかわからないもの」よりも、「いいとわかっているもの」を選ぶのは当然です。

まずはそこまで利益にならなくてもいいので、お客さんに知ってもらうことが大事で、マネタイズはその後なのかなーと思います。

認知 ➡︎ 人気 ➡︎ マネタイズ

「マネタイズ」ってことばを入れるとイメージ悪くなっちゃう気がしますが、仕組みとしてはこんな感じかと。

もちろんなんのビジネスをやるのかにもよると思うんですけどね。

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