もうすぐ300記事 noteをつづけてみずからの文章の「くせ」のいくつかに気づいた
はじめに
もうどのくらいになるだろう。毎日のようにキーボードにむかい文章をつくりはじめて。
ことばをあたまからひきだして下書き、1日おいて清書、そして投稿。この手順で、みずからのことばのくせや傾向が見えてきた。他人の文と思えば容赦なくはぶいたり、かえたり。
気づいたいくつかについて。
下書きについて
すこしまえまで紙に下書きして赤ペンで修正、それを見ながらキーボードで入力していた。ほぼ完成した文章を入力する。ただでさえ見ぐるしい書きなぐった文字。それに朱をいれ、あっちへ飛んだりこっちにくっつけたり。ブラインドタッチで入力してもおいつかないし、効率が悪い。
ああ、わずらわしいといつからか紙をつかわなくなり、テキスト画面で入力しはじめた。文章の構成をあらかじめさっとあたまのなかでまとめ、主要なぶぶんを書いてカーソルを移動させつつ肉づけ。しぜんとやれるようになった。このほうが楽。
くせがめだつ
すると読みやすさにおいてマイナスになる文の「くせ」にいくつか気づいた。
1.漢字が多い。
読みやすさと簡潔さを旨として基本的にひらがなで。白バックで全体をみわたして黒っぽいときには注意している。
(例)
始める➡はじめる 行う➡おこなう 向かう➡むかう 目立つ➡めだつ 直す➡なおす
私➡わたし 色➡いろ 光➡ひかり 瓶➡びん 鍋➡なべ 心➡こころ 見事➡みごと
特に➡とくに 間もなく➡まもなく 必ず➡かならず 改めて➡あらためて 方に➡ほうに
2.「~こと」が目につく
つらつらと打っていると、やたらに「~こと」があらわれる。すると主語のながいあたまでっかちの文になりやすく、読み手は理解しづらい。主語をみじかく、あるいははぶく。
(例)
先生とのやり取りの中で和気あいあいと学習を進めることができます。
➡先生とのやりとりで和気あいあいと学習をすすめられます。
3,「ます。」などおなじ文末の文がつづく。
(例)
得意教科の講座に参加すると高いレベルの実力をつけられます。入試に対応する力を先に付けておくと、ほかの教科の学習時間に充てることができます。塾の春期講習を活用する方法といえます。
➡得意教科の講座で高いレベルの実力がつきます。こうして入試に対応する力をつけると、ほかの教科の学習に時間をさけるでしょう。塾の春期講習の活用法のひとつです。
4.1文がながい。
(例)
特に英語や数学は積み重ねの教科ですし、どこの学校のどの分野に進むにしても入試科目にほぼ必ずある科目ですから、苦手をいつまでも抱えているとほかの教科よりも響きます。
➡とくに英語や数学はつみかさねの教科です。どこをめざすにしてもほぼ必要で、にがてなままだとほかの教科よりもひびきます。
5.むだな指示語
対象がはっきりしていれば指示語や接続詞なしで読める。
(例)
少人数ですから先生をほぼ独占できます。したがって、わかるはやさで進んでもらえますし、質疑応答しながら進めることができます。つまり理解できているかどうか確認してもらえます。
➡少人数ですから先生をほぼ独占。わかるはやさで授業がすすめられ、質疑応答しながら理解できているかどうか確認してもらえます。
6.1~5の結果、全体が冗長で重複がめだち焦点がぼける。
(例)
こうして、苦手な分野や単元について効率的で段階を踏む当塾に特有の学習の機会を持つことによって、苦手意識を少しづつ解消していくことが可能です。それには自分の現在の実力と、その塾の講習のレベルが合っていることが必要になります。
➡効率よく段階をふむ当塾の学習法でにがてを克服できます。いまのちからと講習のレベルが合うかが学力向上のポイントといえるでしょう。
おわりに
こうしてまとめると、あらまあというほどくせが多い。これらは15年ほどまえのみずからの文章。とても読みにくいし、つたわらない。
はたしてよくなりつつあるのかどうか。noteに散文を書いていく作業の継続がちからとなってほしいのだが…。
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