見出し画像

このクニの推奨するようにくだものをいままでの2倍摂るには


はじめに

 おクニの役所のひとつ厚労省がこのあいだ「おふれ」を出した。健康増進のため「これまでのほぼ2倍の1日200グラムのくだものを摂ろう」と。

「おふれ」そのものははなはだ把握しにくい。

このなかみ自体はふ~んそうなんだと思うにすぎないが、わが身にふりかえるとどう行動すべきかイメージとしてわきにくい。ふところぐあいをかんがえつついくつか試算してみた。

きょうはそんな話。

くだものを手に入れる

 やさいやくだものをみずから生産していたころはたやすい目標だった。時期によってバラツキはあるがほぼ満たしていたかも。10月から4月頃まではみかんのなかま。

そのあとゆすらうめ、ビワ、ブルーベリー、もも、キウイ、ぶどう、レモン、そしてみかんへとつづく。くだものではなくやさいだがメロン、マクワウリ、すいかもつくってくだものがわりにしていた。トマトもなかまいりしてがぶりとまるごと。

そのくだものややさいづくりをやめ、ごく一部をのぞいて買うものになった。値上げの昨今、ふところぐあいが気になる。

買うとなると

 くだものを買うのはなかなかたいへん。スーパーの多くが入り口すぐの場所にやさいやくだものをならべるのも、きょうの予算のなかでまっさきにかごにいれてもらいたいからだろう。どうしたって肉や魚を確保したら安心してしまい、やさいやくだものは残額で「まっ、きょうはいいか。」とあきらめるか、存在すらわすれてほかにむかう可能性だってある。

そんななか、くだものをこれまでの2倍買おうなんて至難のわざかもしれない。どこかおなじだけへらすとなるとどこだろう。主食の米やパンかな。いも類だろうか。しわよせはあちらこちらに出そう。なぜならばくだものはほかの食品とくらべるとけっこう費用がかかる。以前の100グラム推奨でも毎日となるとくだものの代金は食費のなかでけっこう上位に位置する。

毎日口にいれるものの費用を概算してみよう。米は1日100円程度。卵や牛乳で70円、肉や魚で170円ぐらいかな。やさいは150円ほど。それとくらべるとくだものは幅がある。わたし自身では50円から150円ぐらいかな。

具体的には

 100グラムあたりのくだものの代金を試算してみよう。いちばんやすくすみそうなパターン。いま思いうかぶのはやっぱりバナナ。重量はそこそこある。

バナナ1本(約100グラム)で40円、りんご半分(約100グラム)で60円。もちろん値段には地域や季節ではばがあり、りんごがみかんにおきかわることも。100グラムあたりでくらべると圧倒的にバナナ。好物の桃ならばはねあがり150~220円。手が出ない。

ちなみにぶどうで250円、キウイは120円、やさいだが庶民的なメロンで100円とは意外や意外。すいかもおなじぐらい。トマトは50円~。

おわりに

 1日の200グラムのくだものを確保しようとすると、バナナ1本とりんご半分でクリア。これで100円。すこし奮発しようとするとキウイやメロンで200円ほど。やさいのメロンやすいか、トマトで代替すると100~200円。このあたりかなあ。

質のマシなくだもののジュースならばどうだろう。端境期などたまには代替できるのかなあ、60円ほどだけど。なにかたりなくないのか。

桃はつくっていたころは毎日2個ずつ木で完熟したものをたべられていたけれど…。いまやゆめのようで店にならぶものは手が出ない。1日400円ぐらいになってしまう。肉・魚の2倍!。


こちらの記事もどうぞ


広告


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?