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賃貸のさまざまな選択肢のなかからみずからの条件にあう物件をみつけだすのに優先したこと


はじめに

 なんどか賃貸に住む経験をした。7回ほど。その際になにより優先したこととはなにか。そのときどきで多少はことなるが、いくつかは思いあたる。

きょうはそんな話。

どこに住むか

 賃貸選びで優先したポイントのうち主要な5つにしぼって記した。

 ひとつめ。まずなにより地域。そのときどきでことなるが、通勤や日常の生活のようすでどのあたりがよいかがおおまかにきまる。

家族のなかでいちばんうごくヒトやところに合わせてきた。もよりの駅やバス停からの距離、防犯・災害など。大通り沿いに住んだことがありべんりだが騒音はどうか。ひとつ路地にはいるだけでとたんにしずかになる。

そこまでは徒歩か自転車か。自転車ならば置き場所はどうかなど。うっかりしそうなのが雨の日の行動。かさをさしたり自転車がつかえなかったりの代替手段で、かかる時間がちがうことも。むしろこちらを優先してきめたかも。

さきだつものは…

 2つめは予算。おおまかに沿線やエリアを選んだらなにはともあれ予算。家賃としてだせる上限はいくらか。この際に注意したのが月々に別途かかる共益費や管理費。

これは家賃とはべつなことが多いので、それを込みで選んだ。契約時の初期費用が半年分ちかくかかるところもありおどろいた。車をもっているときはどうじに駐車場もきめた。月々必要な総費用ならば比較しやすい。その一方で水道や駐車場代が込みの物件もあった。

築後年数や間どりがほぼおなじで家賃がことなることも。安いのになぜ空き家のときには、最近では水に浸かりやすいかとかがけ近くではないかなどのチェックも。これは行政のマップで確認できる。さまざまな瑕疵物件に関しては表示内容にしっかり目を通せば記してあるし、法律では口頭でつたえるようになっている。やっぱり自分の目で実際に内見してたしかめたい。

行動の特徴は

 3つめは生活の行動パターン。この地域ですごす時間が多くなる。健康にすごせるかどうか。たとえば頻度のたかい買いもののしやすさ。日ごろよくつかう店や病院などにかよいやすいかどうかは大きかった。

いちばん便利だったのはスーパー近く。思いついたらすぐに買えて冷蔵庫の冷凍室をほぼつかわずにすごせたぐらい。通勤通学の行き来の途中で寄れるかどうかでもいい。

しぼりこみ

 上記のエリア・沿線そして予算・行動の範囲でおおざっぱに候補を多めにえらぶ。候補の物件が多すぎれば4つめの使い勝手でしぼりこむ。この条件の例としてマンションか1戸建てか、アパートか。階数でもちがう。

防犯面では1階よりも上の階のほうが一般的にはつごうがいい。かといって最上階は上からの音はほぼないが断熱をかんがえると夜は暑いままかもしれない。防災面では非常の際の出入り口などもたしかめておきたい。

使い勝手のなかではへや数や間取りは大きい。くらしかた、家族のかずや年齢によってもちがう。たまたま賃貸住まいのときにはこどもの学校の心配はいらなかったので、そこは考慮しないでえらんでいる。

こまかくなるが日ごろの生活。なかでも洗濯。室内に洗濯機置き場があると行き来と機器のもちがいい。乾燥機、屋内のかけ干し、屋外のバルコニーに干すかで間どりがちがった。

住みはじめても

 5つめは住みはじめてからのご近所づきあい。これは事前に選べないし知る由もないが、住みつづけるうえで欠かせない。上下階や左右の部屋のかたへの配慮はかかせないし。1戸建てならばむこう3軒両どなりぐらいのあいさつ。こうした「おつきあい」は快適にすごしつづけるうえでやっぱりたいせつ。

このあたりは迷いもある。賃貸で住んでわたしもそうだったかもしれないがほどほどのおつきあいをのぞむ方もとうぜんいる。そのためその場の空気を読めないと、のちのちすごしやすくできるかはちがってきそう。それに順応できるか否か、それによっても住みつづけられるかどうか左右しそう。

おわりに

 やはり陽あたりや風とおしはいいにこしたことがない。外が混んでいないと左記の点ではのぞましいことが多かった。学校や公園近くは安全な場所が多かったが、ほこりっぽいとか日中も音や声が響くなど。

たくさんある条件のなかで必須のもの、妥協できるものにしわけするといい。優先順位はヒトやそのときどきによってことなる。

つぎにそこをはなれる際に、うしろ髪をひかれるぐらいの感情がわくならばきっといい場所をえらんでいたにちがいない。そこでいいくらしができていたはず。つぎに活かしたい。


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