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敵に塩を送る。

越後(現在の新潟県)の名君、上杉謙信。

その謙信のライバルである武田信玄の治める甲斐は海がない国だった。

海がないということは、塩が手に入らない。

塩は生命を守る一つであり、手に入らない事は信玄軍からすると致命的だった。

そんな中、信玄軍に塩が送られてきた。

送り主は、ライバルである上杉謙信だった。

謙信にとっての義(自分自身の美しい在り方)は、食べ物で弱った相手を叩くのではない。

戦いの中での決着での決着だった。

「敵に塩を送る」という言葉は、ここから生まれた。

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