見出し画像

新卒以来34年も会社員生活を送って、いきなり畑違いの事業を個人で立ち上げるのってアリなの?

事業としての勝ち目編

さて今回はちょっと事業のほうのお話を。

これは、いま私がまさに直面している課題です。

以下あくまで進行中の話なので、何も結論めいた話は書けませんが、

同じような壁に直面している人がいたら、私の場合こうしています、

のコメントとしてご参考までに、でございます。

私は34年間の会社勤めを昨年末に早期退職で終え、

これまで温めてきた事業の立ち上げを行おうとしております。

まず多くの方が言いますが、独立してはじめてわかる会社員のありがたさ。

これって一言でいうと「守られていた」ということなのですよね。

会社員である限り、
・仕事に失敗しても給料は原則約束されている
・病気などで働けなくなってもセーフティーネットがある
・対外的に会社の看板で信用される
・社会保険、年金は個人事業主に比べ相当有利
・上記及び、税金などの納付はすべて会社側でやってくれる
・周りにきれいな若い女性がいたりする


まあこれは会社員でない方々はすべて自分で何とかしてらっしゃるので、

とやかく言っても仕方がない。何とかするしかないですね。

先人に話を聞きつつ頑張りようはあると思います。

ただ上記をクリアしつつ、ようやく事業に向き合うことができたとしても、

今までの会社の経歴とは全く関係ない事業を個人で立上げるわけですから、

① 自分の事業構想にビジネスとして勝ち目があるのか
② 必要となるプラットフォーム(サイト)制作をどこに頼めばいいのか
③ 必要な技能を持つスタッフをどこからリクルートすればいいのか
④ 私の場合官能ビジネスなので18禁含め、ぎりぎりのコンプライアンスはどこで確認できるのか
⑤ 資金としてどれだけ必要になるのか。(退職金をどこまで切り崩すのか・笑)

この辺りは、個々の状況と向き合った判断になるので、

一般論では語れませんし、どの順番で始めるかが難しいです。

私の場合ちょっと領域が特殊であったので、まずは①について、

人から評価してもらおうと思いました。

単純に言いうといろんな人に

「どうかな、こんなの考えているんだけど」というわけです。

いったん自分の構想を企画書に落とした上で、

周りの人間に聞いてみました。

会社を辞めるという時点での話なので、相手のほうから、

oni7さん、辞めてどんなことするの?と聞かれることも多かったです。

企画書を見せて話した人もいたけれど、

むしろ口頭で「サクッというとこんな感じなのさ」と話すことが多かった。

それで伝わらなかったら、

結構それは難しい事業なのではないかという気もしたので。

一番緊張したのはかみさんに説明するときでしたね・笑

自分の思い描く官能の世界を妻に説明、説得する、、、

この困難さとシュールさと言ったら。

あんたそんな厭らしいことを年中難しい顔して考えてたわけ?

って具合です。ひるむことなく説明しましたが、

最後まで渋い顔をされました。。

まあ生前の父のことはもちろんよく知っているので、

「お父さんのコンテンツ資産を起点に事業を始めるのね」

という自己説得でおそらく飲み下してくれたのではないかと思います。

詳しく今思い描いている事業の詳細は語れませんが、

ほかにも、友達や同僚、そして起業コンサルの方、

弁護士事務所の人などにも臆することなくあててみました。

結果的にはまあヨイショ半分だと見積っても、

ほとんど高評価をもらえました。

そこにおいてまずは自分の中でのモチベーションとして

第一関門は突破した感じです。

ここで「ピンときません」と言われたら

きっと気持ちも萎えていたと思います。

また起業する人のための本なども読み漁って、

収支としての事業計画・・・いわゆる金勘定も自分で策定してみました。

これはなかなか難しい。値付けをどうするかとか、

実際に何が費用として掛かってくるのかとか、

正直初めて事業を立ち上げる人には、

完璧に試算するのは難しいと思います。

ただそれでも細かいところは目をつぶってやってみた。

(事業計画書や収支計算書のひな型については

いろんなサイトに無料のテンプレートで格納されています)

割とうまく事業が回って、との条件付きですが、

一応1年ほど頑張れば粗利が出るような計算になった。これもまた、

自分の中では次のステップに進むモチベーションとはなりました。

つまり事業のとっかかりの勝ち目については、私の場合は大きく2つ。

・構想を臆することなく人にあてて評価を聞く
・ざっくりとでもいいけど収支の事業計画書を作ってみる。

起業のプロから見たらむちゃくちゃユルイといわれると思いますが、

あくまで自分が「やってみたい」事業ではあるので、

このくらい最初は楽天的にGOでいいのではないでしょうか。

あとは全財産をつぎ込むようなことをしないように、

私の場合年齢も年齢なので

老後へも備えつつ自分への投資限度額を決めておくことが

大切な気がしています。

このアクセルとブレーキをどう使うかも本当に悩ましい。

しがないサラリーマンを続けて手に入れた退職金を元手に、

今はなるべく融資などを受けない前提で

ミニマムスタートができればと思っています。

まあ起業するにあたってこんなあたりは序の口の話だと思いますが、

順に今後書いていければと思います。

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?