独立して半年。振り返れば遥かなり。
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独立して半年。振り返れば遥かなり。

茨城県潮来市のあやめ祭りは今年は規模を縮小しての開催だった。

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潮来に前回訪れたのは確か昨年の秋で、

その時初めて「あやめ祭り」なるものが毎年開催されると知り、

来年必ず来ようと妻と約束していた。

確か会社の退職を正式に決断したのも昨年のあのころだった。

そして2021年6月。

その花の咲き誇る(実際は花菖蒲が多いのだそうだが)初夏の潮来に、

再訪した。

メインパーク沿いには小さな運河があり、

観光用のろ漕ぎ舟がのどかに行き来する。

それに揺られながらぼんやりと、

独立後、この半年のことをふと振り返った。

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個人事業主ならではの申告義務

最初に出くわしたハードルはこのことだった。

給与所得者である場合、会社がすべて必要な支払金額は計算し、

天引きした上でお金を振り込んでくれる。

個人事業主になった場合、それらはすべて自分で管理し、

申告しなくてはいけない。

開業届、青色申告届を皮切りに、

国民年金、住民税、社会保険料、経費計算処理、確定申告etc・・。

会社の給与課の人と、ほとんど話したことはなかったけれど、

手間のかかることをしてくれていたのだなぁ。今更ながらありがとう。

ギーコ、ギーコ。舟頭さんが漕いでいく

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老後と資産形成

上記のようなことをなんとかこなし、退職金なども入ってくると、

自分って今どれだけの資産を持っているのだっけ?

みたいなことを今度は嫌が上にも突きつけられた。

57歳にしてこんなものか。

これで老後がまかなえるのか。

遅まきながら資産形成みたいなものをまじめに考え始めたな。

iDeCo、中小企業共済、退職金特別定期・信託・ラップファンド。。。

こんなコトバ、今までは人生でスルーしてきた。

NISAの口座、株価も頻繁にチェックするようになったっけ。

ドンブラコドンブラコ。。。穏やかな追い風の中、舟はゆく

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起業して、初めてくだす投資判断

会社員としての仕事では、

数十万円の扱いって決して高額案件ではなかったけれど、

個人で事業を始めるとなると、この金額ひとつが大きい。

投資するかどうかって迷うのですよ。

いろんなことを螺旋のようにぐるぐる回りながら確認し、総合的に判断、

納得しつつも清水の舞台から飛び降りたつもりで払い込む。

成功している世の経営者ってすごいなあ。その判断力。いや資金力?

ホーホケキョ。。ああ近くに鶯が鳴いている

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孤独と連帯

個人事業主は結局何の保証もない。

今ある業務委託契約も、いつ、どう切られるかもわからない。

自分が病気になるかもしれない。

コロナだから友達に会って愚痴をこぼすこともなかなかできない。

心の底に芽吹いた孤独。

でも自分は少しだけ幸運だった。

会社を同じタイミングで辞めた「退職同期生」がいた。

定期的にオンラインで顔を見ながら状況を共有できた。

これが心の支えにもなった。

そろそろ舟が折り返す。帰りは軽い向かい風

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精神の浮き沈み

一番厄介なのは自分の気持ちの御し方だった。

ある日はすべてが希望に満ち、ある日はすべてが無為に感じる。

こんなことができる自分って他にいないと沸き立つこともあれば、

きっとすべてが失敗に終わると考え、恐怖にさいなまれる。

会社に守られた状況ではなく、

自分がどうにかしていくしかないという環境の中、

このジェットコースターのような心の浮き沈みを

どうコントロールすればよいのか。

でもなんとなくわかったことがあった。

ネガティブな心になった時は、自分をほっておくんだ。

無理に気持ちを奮い立たせることもない。

こうして舟に揺られているように、数日を流れるままに身を任す。

すると外部から何かの作用が働き、

ポジティブに心が急に変化するんだ。ガイアツ推進力とでも呼ぶか。

ああ、舟着場がもう見えてきた

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Noteとの付き合い

毎日更新されている方がいる中で、自慢にもならないけれど、

週イチ投稿を自分に課して以来、今日で19週連続投稿ができた。

今回のような心の変遷含め、何かを書き記すということは

私の中ではとても精神の安定になるようだ。

そして何人かの方とこちらを通じて交流ができたこと。

これも励みになった。

この先の人生、どうなるかはまるで分からなけれど、

ゆったりとおのれと付き合っていこう。

皆に支えられながら。

そして来年もあやめを見に来るんだ。ひと回り成長した自分を連れて。

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34年勤務した広告会社Dを退社。独立して父が残した著作コンテンツを起点に、官能新事業の立上げを目指す。イチからの起業であるため、そのプロセスも共有しながら直面する課題を書いていきます。また父・団鬼六の作品についても息子としての視点での書評を時折。あ、本人はいたってノーマルです。