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ツワリの不思議


誰もが一度は聞いたことのある「つわり」というフレーズ。
でも、経験出来るのは「妊婦さん」だけ。
非常に特殊で、体の神秘に触れる、そんな記事。


こんにちは(*^^*)
事務サンです。




去年の10月に妊娠が分かってから約3ヶ月、「つわり」というものに苦しめられた。
というのも、1人目の妊娠の時はあまり苦しい思いはしなかったから。


1人目の妊娠中は「食べつわり」というものを経験した。
何かを口に入れていないと、とにかく気持ち悪い。
まだ正社員でバリバリ働いていた頃だったから、会社でもぐもぐ食べれない…( ノД`)シクシク…
飴でなんとか凌いで、気持ち悪さを紛らわせていた。
ちなみにこの時は、「たたかうマヌカハニー」という飴でないと体が受け付けなかった。
名前の通り、戦っていた…

「食べつわり」以外では、炊き立てのご飯の匂いがダメだった。
これは該当する人が多いらしい。
あの独特な蒸気が、とにかく気持ち悪くて堪らない。
加湿器やお風呂は平気。
何故かご飯だけは、翌日の仏壇に供えてあるような冷え冷えカピカピのものでないと、食べれなかった。



2人目も同じだと思った。
同じ体だから。
これだけなら、耐えられる!と。

でも不思議なことに、私の場合は全く違った。



2人目の妊娠中は「吐きつわり」というものを経験した。
ちなみに私は「嘔吐恐怖症」だ。
自分が吐くのはもちろん、吐いている人を介抱するどころか目も当てられない。
都会の終電は、まさに生き地獄だったのを思い出した…(笑)

すりおろしたリンゴでさえ吐いてしまった時は、明日が来る事すら嫌になった。
24時間絶賛船酔いモードの中、唯一吐かずにいられた食べ物。
それが「トマト」!!
10月に美味しいトマトを探すのは苦労した(;´∀`)
でも吐かずにいられるなら、と朝から直売所までよく出向いた。

もう1つは「匂いつわり」
コレが厄介だった。
今まで気にしたことなかったけど、世の中は匂いで溢れている。
研ぎ澄まされ、覚醒した私の嗅覚は、もはや警察犬を超える勢いだった。
特にスーパーやドラックストアはキツかった。
鮮魚の生々しい匂い、人が集まった匂い、柔軟剤やシャンプーの混ざった匂い。
そのうち、自宅の匂いも気持ち悪くなった。
この寒空の中、野宿を覚悟したけど、実家の匂いは許せた私の鼻。(何故w)
今まで使っていたソープ類も、全てが嫌になり、無香料の石鹸に変えた。



本当にツラかった。
そんな毎日が3ヶ月を過ぎた頃、嘘みたいに終わっていった。

あれ?
食べた物吐いてない。
匂いも前より平気になってきた。

不思議。



同じ体でもこんなに違う。
年齢のせいなのか、子供の性別で違うのか、体質なのか…

ちなみに私の母は、つわりが終わるまで毎日吐いていたそう。
祖母は、出産するまで洗面器が手放せず、産まれるまでつわりに苦しめられたらしい…
血縁関係も関係なさそう。


不思議。(2回目)




今、つわりに苦しんでいる方。
きっとネットで調べているはず。
「つわり」「きつい」「いつ終わる」
【いつか終わりは来ます】
どのサイトにも載っているのはこの言葉。

それは分かっているの。
でもツライ。
今がしんどい。
あと何日我慢したらいいの?
弱い気持ちになったり、もう嫌だー!って投げ出したくなったり。


そんな気持ちでいっぱいなはず。
私がそうだった。


でも「ママになるんだから」って、頑張りすぎないでほしいです( ˘ω˘ )
周りの人に頼って、甘えて良い。


ちなみに私はつわりの間、旦那と別居しました(笑)
というか、上の子を連れて家を飛び出しました。
そうしないと、つわりに全く理解のない彼へのストレスで、お腹の子供が死んでしまうと思ったから。


男性に、つわりを理解しろ!
なんて言わないけど、体が普通ではないことは分かってほしいです。


職場でもいろんな制度が出来てきて、ありがたい反面、なんだか居心地悪そうで辞めていった女性を何度か見てきた。
「妊婦様」なんて言葉も出だしたけど、私は子供が居なかった時の自分の気持ちも、妊婦さんの気持ちも分かるから、それが良いのかな、悪いのかなって判断は出来ないなあ…
みんなが気持ちよく働けて、我慢しないで過ごせる世の中が来るには、まだまだ時間がかかるのかな…


なんだか話が逸れてしまったけど…
人の体はとっても不思議ってことを伝えたかった、今回の記事でした( ˘ω˘ )♪





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